さすがに諦めです

クロが居なくなって、明日で３週間。どこにも居ませんでした。こんなに寒くなっているのに、あの食いしん坊のクロちゃんが、無事で居る筈もありません。家の周りには、なにか危険な生き物が棲んでいるのでしょうか。夜中に聞く、あの「ギャッ、ギャッ」という声は、何なのでしょう。以前に姿を消したピヤも、突然でした。何の前触れもなく、何処にも行くはずがないのに居なくなってしまったのでした。何かに襲われたんじゃないかと、思ってしまうのです。クロは、犬のクーの事は平気で、じっとしていれば何もしないと、たかをくくっているようなところがありました。他の犬や獣に対しても、同じような事をしたんじゃないかと思ってしまうのです。逃げ足は、遅いようでしたから。

以前は、近所の家でネズミ捕りの毒薬を仕掛けていたそうですが、最近では聞いた事がありません。昔は悲しいくらい、よく飼いネコが死にました。生卵を飲ませて、毒を吐きださせようとしていた父を思い出します。その時の猫は、助かりませんでした。よその猫に噛まれて、破傷風になって死んだ猫もいました。まだ、動物病院なんて無かった時代でした。猫にかけるお金もありませんでした。

今は、キャットフードのお陰で、長生きするようになりました。避妊手術、去勢手術をして、ワクチン接種もして、蚤取り薬もつけて、猫のおもちゃまで買ってきて、かわいがっているというのに、どうしてしまったんでしょう。

ハクビシンが居るというのを聞いているのですが、その実態が分かりません。タヌキはＵ字溝の中に居たのを、昔見たことがありました。最近は、見ていません。カラスは多いです。事故にあった猫を、つついているのを見たことがあります。