気分はいつも、私次第

レーム粛清~This is totally my personal point of view メモ段階<3>

「飛び飛びで、御免なさい」ですが
『レーム粛清~This is totally my personal point of view メモ段階<2>』
の続きです・・・・・


さて、本から抜粋させていただきます。


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『水晶の夜 ナチ第三帝国におけるユダヤ人迫害』(H-J・デッシャー)
 から抜粋

・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・管区指導者は、ぐるりと彼を取り巻いている突撃隊員たちに向かってその趣旨を繰り返し説明した。「君たちはもうユダヤ人が何所に住んでいるか知ってるだろう。これ以上こちらから言う必要はあるまい。君たちはれっきとした突撃隊員なのである。君たちはユダヤ人になんら遠慮することはないんだ!」この言葉を聞いて、突撃隊員たち、とくに六人の被告人は、大管区指導部から伝えられた命令によってユダヤ人に対し血の復讐をするのだ、と考えたのである。これに協調する声が、高らかにひびいた。そこで、両腕をひろげて戸口に立っていた突撃隊長ヴァシュクは叫んだ。「動くな!ここから誰も出るな。怖気づいて血を恐れる奴は、ここに残るか、帰宅するかだ」もうひとりの男が叫んだ。「血が流されたからには、血がどくどくと流れねばならぬ!」隊員が二、三人短剣を抜き、靱に当てがって剣を研いでみせた。他の隊員たちは歌をうたいはじめた。「「歩道の上で長いナイフを研げ!」(ヨハン・ホイスラーの詩「十字架と鍵十字」より)
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・

靱=たぶん「ゆぎ」=矢を入れる細長い箱
 靭=じん 靭帯(じんたい)など
 似てる~日本語では異体字として使用することあり(靱を靭として、かな?)



++++同じドキュメントの他の文章
    多分裁判官のまとめ的部分(判決部分かな?)

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・事件のこの状況は、被告人全員の信頼すべき自白と突撃隊少佐プトツィッシュに証言に基づいている。
 したがって、党最高裁判所は当該犯罪の構成要件を判断するに際して、つぎのような事実から出発する。すなわち、「お前たちはユダヤ人になにも遠慮することはないんだ」という、被告人たちの主張する管区指導者の言葉が実際に発せられたものであるということ、さらに管区指導者の面前で血の報復をけしかける叫び声が公然と言い放たれたこと、また同様に管区指導者の面前で短剣を研ぐ所作と「長いナイフを研げ!」の歌の合唱が行われたということである。
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・


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読みにくいと思いますが、御容赦あれ。
本もこのように書かれているので・・・臨場感ありかと(ウソ・笑)



・・・・・・・・・・続きます
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