この記事は、価格.comのLX1の口コミ掲示板への投稿の補足として作成したもので、「16:9の28mmの長辺と同じ幅を写そうと思ったら、他のアスペクト比では何mm相当のレンズが必要か?」という主旨の質問に回答したものです。
16:9でも3:2でも4:3でも28mmと表記されているなら、以下のように全て同じイメージサークルに内接します。円の直径は同じで、長方形の長辺と短辺の割合が変わるだけです。
仮に円の直径を1.000とすると、それぞれの長辺と短辺は以下のようになります。
16:9・・・0.871:0.490
3:2・・・0.832:0.555
4:3・・・0.800:0.600
ここで、スレ主さんのご質問の主旨(「16:9の28mmの長辺と同じ幅を写そうと思ったら、他のアスペクト比では何mm相当のレンズが必要か?」)に沿って考えると、たとえば、4:3の時は、以下のように長辺を16:9の長辺と同じ0.871にしなければなりません。すると、短辺は、4:3の比率から0.653必要ということがわかります。円の直径では1.089となり、より広角のレンズが必要だということがわかります。
実際に計算してみると、
28/1.089=25.712
となり、約25.7mm相当のレンズが必要だということがわかります。
同様に3:2では、長辺を0.871にすると短辺は0.581となり、イメージサークルの直径は1.047となります。よって、28/1.047=26.7となり、約26.7mm相当のレンズが必要だということがわかります。
上の2つの図を重ね合わせると以下のようになります。
16:9でも3:2でも4:3でも28mmと表記されているなら、以下のように全て同じイメージサークルに内接します。円の直径は同じで、長方形の長辺と短辺の割合が変わるだけです。
仮に円の直径を1.000とすると、それぞれの長辺と短辺は以下のようになります。
16:9・・・0.871:0.490
3:2・・・0.832:0.555
4:3・・・0.800:0.600
ここで、スレ主さんのご質問の主旨(「16:9の28mmの長辺と同じ幅を写そうと思ったら、他のアスペクト比では何mm相当のレンズが必要か?」)に沿って考えると、たとえば、4:3の時は、以下のように長辺を16:9の長辺と同じ0.871にしなければなりません。すると、短辺は、4:3の比率から0.653必要ということがわかります。円の直径では1.089となり、より広角のレンズが必要だということがわかります。
実際に計算してみると、
28/1.089=25.712
となり、約25.7mm相当のレンズが必要だということがわかります。
同様に3:2では、長辺を0.871にすると短辺は0.581となり、イメージサークルの直径は1.047となります。よって、28/1.047=26.7となり、約26.7mm相当のレンズが必要だということがわかります。
上の2つの図を重ね合わせると以下のようになります。