息も絶え絶え~大学末期編~

期末ではなく、末期です。

アドリブコント集団の話。

2007-10-09 | ぶろぐ
大泉さんがウケますね。
今晩は、管理人@DVD最新作ちゃんと買ったんだけどまだ観れてません です。
上戸彩さんの夫役って!あと個人的には「挽きたてー!挽きたてー!うまいコーヒー挽きたてー!」を最初に観た時くそ笑いました。

さて。

昨日に引き続き連続でパソコンからです。



そんな「好きな人」の誕生日が近づいてきた日のこと。

ふと、「プレゼント、どうしよう」と。

ネタに走って何か面白いものを!それが僕らしさだ!

と、安直に考えていましたが、何だろう、



















尋常じゃなく、スベリが怖い。




というか、




「ネタに走る」という前提が既にスベッてるんじゃないか。




それを考えると怖くて朝も起きれない日々が続きました。(お寝坊さん)




路線を変更しよう、と。

普通にプレゼントをあげよう、と。




















ふ、普通って、何だ・・・・・?


一体何をあげればいいのだろうか。






どうしよう、何が一番"普通"なんだ・・・?






いや、答えは見えている。







見えてはいるが、しかし、その領域に踏み込めない。








そう、非モテ・半ヲタ、カノジョいない歴=20年超であった、まぁ、ごくフツーの男が立ち入れない、その絶対不可侵領域、











アクセサリー。




いやしかしコレだ、と。




まずは作戦の立案です。

1.下見に行く
2.何もわからないので何も考えずに色んなものを見て情報を収集する
3.記憶に焼き付ける
4.家に帰って冷静に商品と値段などを、インターネットなどを駆使して折り合いを付けて買うものを決定する
5.必要な金額を携えて後日突入、電撃的な速度でヒット&アウェイを敢行し、オブジェクトを入手






我ながら冷静だ。



場所は、特に意味はありませんが、恥ずかしいので伏せます。

いざ鎌倉、キラキラしたお店のある区画に足を運びます。

・・・ちなみに鎌倉ではありません。(わかってるよ)



スタスタスタスタ・・・・・



キラキラキラキラ☆



スタスタスタスタ・・・・・




スタスタスタスタ・・・・・




スタスタスタスタ・・・・・


















周りを1回まわって離脱しちゃったよ・・・OTL


しかも中をちらりちらりと見やりながら歩き回るというかなりの不審者具合。


だ、駄目だ、気を使い果たした・・・・


退くのも勇気、今日のところは撤退だ・・・・・


~作戦終了~








このヘタレが!!<自分









トラウマを負った僕は、数日間、悶々とし、再び戦地に赴く気力を持てずにいました。


そんなある日。


部活の練習が雨で中断され、中途半端な時間を残して家に帰ることになりました。


しかしながら連日の練習で身体は疲れ、そして思考回路も鈍っていた僕は、一緒に帰っていた仲の良い先輩に、ついぞ、こう切り出してしまったのです。



「先輩、ちょっと、一緒に買いに行って欲しいものがあるんですけど。」
「いいよ。」



これこれしかじかのかくかくうまうまで・・・・。



事情を説明すると、俄然、顔を輝かせる先輩。




いざ、キラキラした戦地へ。

う、うぅ。

何もせずに逃げ帰った、あの日の苦い記憶が鮮明に思い出されるぜ・・・!(数日前だから)

とりあえず、内部への侵入を試みます。



キラキラキラキラキラキラキラキラ



心が折れそうだ・・・。



「ちょ、これ、ど、どうしたらいいんですかね?」
テンパんな!俺に聞くなよ!!」



という訳で、大きなラケバを背負った、めちゃくちゃ日焼けした成人男性が二人、きらきらしたショーケースの前に並んで立ち尽くしていました。
















完全なホモじゃないか。




立ち尽くして、完全に頭真っ白のままウンウン唸っておりますと、奇跡が起きました。



「えっとぉ、何かお探しですか・・・?」



女神降臨!

身長175オーバーのホモカップルの前に現れた、150cmくらいの物凄いちっこくて可愛い店員さん登場!!

ぼく「え、あ、はい!!」
女神「・・・・・。」
ぼく「・・・・・。」
女神「・・・っと、どのような?(苦笑)」
先輩「プッ!」


小学生かオマエ。

慌てて会話思考レベルを引き上げて対応します。



ぼく「え、えっとー、イマドキのジョシダイセイが喜ぶようなものを探しています。」
女神「なるほどー!(苦笑)」
先輩「プッ!」



バカかオマエ。



女神「その方は、普段からアクセサリーとかは付けられてるんですか?」
ぼく「ん、んーと、多分・・・。」
女神「あ、でも、そんなに目立たない感じ?」
ぼく「そう、です、ね、はい。」
女神「ピアスとかは?」
ぼく「あ、えぇ、はい。」



会話の中からヒントを探すゲームみたくなってる。

と、ここで、女神が他の店員さんに呼ばれて一旦撤退。「すみません、ちょっと待っててくださいねー。」



ぼく・先輩「「・・・プッ!」」

先輩「何だこの状況は!」
ぼく「わかりません!でもチャンスです!僕はもうあの人に全てをさらけ出して、全てを委ねたいと思います!」


女神バック。


女神「お待たせしましたー!」
ぼく「あ、あのぅ!!」
女神「はいっ?」
ぼく「実は・・・人生で初めて出来た彼女への誕生日プレゼントを探してるんデスッ!!!

先輩「何言ってんだおまえ!(爆笑)」
ぼく「だ、だって!」





「だって」なんだよ、言ってみろよ、あぁ!?<過去の自分





女神「あ、なんだ、イイじゃないですかー!(めっちゃ笑ってる)」
ぼく「・・・ねぇ!?」
先輩「『ねぇ!?』じゃねーよ!」


この辺から完全にコントです。


女神「そういう事でしたらネックレスがいいんじゃないかと思います!」
ぼく「ホントですか?」
女神「はい、絶対喜ばれますよー!」
先輩「あ、はい、僕もそう思ってました。」
ぼく「え、誰ですかっ?


女神、この辺からずっと喋りながら間にくすくす笑っちゃってちゃんと喋れてません。


女神「こちらなんかは今とても人気があるんですよ。」
ぼく「へぇー。」
先輩「確かに。素敵なデザインですね。」
ぼく「だから誰っ?


女神「コレは色々お客様の好みによってチェーンとパーツを組み合わせられるんですよ。世界で一つのプレゼントになりますよ!(笑)」
ぼく「ほぉー。」
先輩「この豚の形したヤツなんかアリだね。」
ぼく「ねぇよ!

女神「え、お友達、ですか・・・?(笑ってる)」
ぼく「あ、先輩、です・・・。つい突っ込んでしまいました。」
先輩「後でシメます。」

ぼく「ちょ、どんなのがオススメですか・・・?」
女神「そうですねー、このハートが2つ組み合わさったのなんかは珍しくって、私としてはオススメですね!」
先輩「あ、俺もそれがいま、ちょく、ちょうどいいと思ってました。」
ぼく「ボケて噛んだ!!」
女神「・・・っ、噛んだとか言わないでいいじゃないですか・・・・・・!(めちゃくちゃ笑ってる)」


ぼく「じゃあこの組み合わせで・・・。」
女神「あ、はい、とっても素敵ですよ☆ 先にお会計をあちらの方で済ませて頂いて、その間にラッピングしておきますね!」


そしていざレジへ。


今日はちゃんと諭吉を携えてきたz・・・・・・






!!!!!!!!??






英世が2人しかいねぇ!!!


戦力不足も甚だしいよ!えっ!えっ!いっそこいつら2人とも戦力外通告してやりたい!!何コレ!


ぼく「ちょ、先輩!せーんぱーい!」
先輩「どうした!?」
ぼく「・・・オカネカシテクダサイ。」
先輩「ッ。」
店員さん「どうもありがとうございましたー。」



ぼく・先輩「「プッ!!!!!」」


ぼく「うゎあああああああああ!!!」
先輩「ぎゃははははははははは!!!!」
ぼく「すみません!絶対明日返します!っていうか人生の汚点だ!」
先輩「じゃあコレは俺からのプレゼントという事になる訳だ。」
ぼく「やめてください!お金返しますから!!」
先輩「うん、わかってるよ?・・・でも拭い切れない何かが残るよね?」
ぼく「う、うわあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


女神「お待たせしましたー!」
ぼく「ありがとうございました!ホントにありがとうございました!」
女神「いえ!喜んでもらえるといいですねっ。」



という訳で。



人生で初めて出来た彼女への誕生日プレゼントを、部活の先輩と一緒に買いに行き、そこの店員さんを巻き込んでコント劇を繰り広げ、そしてレジでお金が足りず、その先輩にお金を借りて買うという大失態を犯した僕。



こればっかりはナイショにして渡そうと思います。



言いたくてしょうがない気持ちもあるにはあるけど、



「言っちゃ駄目だ!」って理性の最後のヒトカケラが全力で訴えかけてくるのでやめます。




はぁ、何と言うかマッタク。





これで喜んでくれなかったらどうしよう。どきどき。



とりあえず今日のところはこれまで。



さてさて。

2日連続でパソコンから長文投稿でしたが、実は、こんなんしてる時間はありません。忙しいっす。課題とか勉強とか。

明日からはまたちょっと携帯からチョロチョロっと更新するようになるかと思いますが、細々、お付き合い下さい。

ではまた。


どうだーい、ひどいだろーう?


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