藤堂みちえコラム

スポーツ新聞に掲載されたボートレースコラムetc..
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2014年3月「尼崎・ SG第49回ボートレースクラシック(総理大臣杯) 5日目」

2014-03-22 06:34:46 | コラム
 こんにちは、楽しんでいますか?
2014年のファーストSG「ボートレース・クラシック」in尼崎。
“ボートレースクラシック”
この通称名称は、モーターボート活性委員会による新たな取り組みの1つ!!。
明るく楽しいイメージで、親しみを感じて頂く為の通称です。
今年のSG戦線はひと開催ずつ更に見どころも増しますね。
 お披露目となった今シリーズ、クラシックも早4日間が終了。
今日は開催5日目、準優日です。
4日間の予選は評判通り「1コースが強い」流れ。
スタートラインに対しての風も、
向かい風・追い風、日々変わる中、傾向は変わらず1コースが効く結果。
特に予選3日目は12レース中、11本が逃げ決着となった程です。
人気を背負う1号艇選手の渾身のスタートには勝負の生き様を感じます。
 ただ出目でいうと1コースの逃げに対し、お隣2コースの差し追走はそれ程多くはない印象。
1ー2より、1ー3決着が目立つ日もありました。
この問いについて選手からは
「最近のレースは3コースがマクっていく展開が多いから?!」とのこと。
“2コース差しが難しいのは、
まず「差し」はスピードを一度落とす必要がある。
2コースは一番旋回半径が取れない「差しコース」ゆえ尚のこと。
そして旋回半径を取りたい故、外に張って行きたくなる。
3コースがマクリならば、
2コースは外に張って行くとマクリの引き波に入りやすくなる。”
と、いうものでした。
 2コースが上手い選手は外に張らずに、むしろ1コースに寄るそうです。
インをマクルぞと見せかけて1コースにプレッシャーをかけて差す!!。
まさに技ありです。
ただ最近は2コースだからといって、
差しとは限らずマクル選手も増えていますよね。
そこからの展開のあや?。
レースを見て、傾向を読み解く。
読み解きたいですねーーーーーー。
 今日の準優メンバーも、節間見せ場がそれぞれ思い浮かぶ顔ぶればかり。
11レース2号艇の興津藍選手は“マクルの好き”と言いますが!今日は??。
興津選手が持つ元来のスピード、いい角度で決めてくる差し。
機力出しも最近では特に出足、回り足をよく仕上げています。
今節、現状でも「出足はかなりいい」そうです。
SG初優出そして初Vへ。
「スタートは全て勝負を賭けます。勝ちたいと思う。」
クラシック最終日の3月23日は興津選手のバースディです。
 ボートレースクラシック、最高級のレースをお見逃しなく!!。