鈍感

しばらく文章を書くことを怠っていたら
筆が進まなくなってしまった。
お手紙も宛名書きで止まっていたり…。

それに
感性が鈍ってしまったような気がしてならないのです。

鈍ってしまったのは
あのウダルような暑さのせい！
って猛暑のせいにしてみたり。
暑いと、その暑さだけに捉われてしまって…
言い訳してみたくもなります。

ならばクーラーを。
機械的な涼しさの中にいると
機械のベールを纏ってしまうような気がして…
そのベールの外側の空気とは、縮まぬ距離があるような気がして…
こちらも言い訳。

その自分の怠惰さ故に
真夏の美しさを見逃してしまったかも。
ちょっと後悔しています。
記憶にあるのは、
果てしなく真っ青に広がる空の下に
目の覚めるような強いピンク色のサルスベリの花。

ちょっと

書き癖をつけないと
本当に何も書けなくなる。

昨日のこと。
必要があって書いた短い文章を
義弟に直してもらった。
というか、
ちょっと強制的に直してもらった。

出来上がった文章を見たら…

あぁ、やっぱり。
気になっていたところ、
ちょっとサボっていたところ
（調べずに済ませておいたところ）に
メスが入り
きれいに整った文章になって戻ってきた。

こういうふうに直されると
心の内を見透かされたような気がして
ちょっと赤面してしまいます。
あぁ恥ずかしー。