時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

年越しアマルフィ海岸探訪-6~パリ シャルル・ド・ゴール空港 ラ・プルミエールラウンジ

2013-03-03 12:11:53 | ファーストクラス
 1年8ヶ月ぶりのヨーロッパは、パリのシャルル・ド・ゴール空港にて、その第1歩を記しました!

 とはいえ、今回の目的地はイタリアなので、シャルル・ド・ゴール空港では乗継ぎ便を待つ間、ラウンジで過ごしました。

 パリから先へはビジネスクラスの搭乗でしたが(欧州内のフライトはビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制)、成田からパリまでファーストクラスに搭乗したため、ファーストクラス(ラ・プルミエール)のラウンジである、ラ・プルミエールラウンジへ案内されました♪

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _


 成田国際空港を21時20分に出発したエールフランス277便(AF277)は13時間10分のフライトを終えて、ほぼ定刻どおりの3時5分頃に、パリ シャルル・ド・ゴール空港(Aéroport Paris-Charles-de-Gaulle)(CDG)へ到着しました。

 窓から見える範囲の周囲で駐機していたのは、私が搭乗しているこのAF277便のみであり、午前3時過ぎという未明も未明真っ直中の時間帯で、凡そヨーロッパを代表する大空港の1つらしからぬ、閑散とした駐機スポットでした。



 AF277便から真っ先に降機すると、ボーディングブリッジで待機していたエールフランスのスタッフの方にエスコートされて入国審査やセキュリティチェックを通過し、ラウンジへと案内されました。

 ブレブレですが;、ラウンジへの道すがらに撮影した、(信じられないまでに)無人!のド・ゴール空港ターミナル内の搭乗エリア。
 ここまで閑散とした空港を体験するのも、初めてでした!

 ラ・プルミエールラウンジがオープンするのは5時半なので、一旦ビジネスクラスのラウンジへ誘導され、2時間程経過してラ・プルミエールラウンジがオープンした後に、改めてそちらへ案内されました。



 前衛的?なデザインに度肝を抜かれた(^^;)、ド・ゴール空港のラ・プルミエールラウンジのエントランス。

 前回訪欧時に利用した、ルフトハンザのラウンジ(ミュンヘン、フランクフルト )とは、趣を全く異にするセンスのデザインです!

 フランス、ドイツと、それぞれお国柄が良く出ていますね♪



 ベージュやホワイトを基調とした、エールフランスの機内インテリアにも通じるものを感じる、エレガントなラウンジ内部。
 左奥の、天井が赤くなっているところが先程のエントランスです。

 エントランスとは打って変わった、センスの良いシンプルなデザインで、ゆったりと寛げます^^



 ラウンジ内は、オープンなスペースから、このように少し奥まった感じに隔てられたスペースもあります。
 中央に見えている、発光するオブジェも、フランスらしいお洒落なインテリアですね。

 乗継ぎを待つ間、最初に案内されたビジネスクラスのラウンジで声を掛けてくださった、成田から同じAF277便に搭乗なさっていたご夫妻と同席させていただき、ご夫妻が乗継ぎ便に案内されるまで(ご夫妻が搭乗なさる乗継ぎ便の方が早い時間の出発でした)のひと時、こちらのスペースで色々と楽しいお話を伺っていました^^
 ご一緒させていただいたのは4時間程の間でしたが、楽しく弾んだ会話のおかげで、あっという間に時間が過ぎていきました!
 素敵なお話を聴かせていただきまして、本当にありがとうございました。

 伺ったお話によると、このラウンジでは有名人も結構見かけるとのこと…流石は「花の都おパリ」の表玄関です!



 ご夫妻と一緒に、ラウンジ内を見学しています♪

 ルフトハンザのラウンジ同様、こちらのラウンジにも当然ながら、食事をいただけるコーナーがあります。



 美味しそうなソーセージやパン等が、綺麗に並べられています。

 機内でいただいたディナー朝食がまだズッシリと胃の中に収まっていたので;、残念ながら見るだけにしておきました。。。



 今にして思うと、ちょっとだけでも食べておくんだった…後の祭りです(TT)



 フルーツ類も豊富に揃っています。

 こうしてみると、並べられているのは朝食のメニューのようですね。
 時間帯でメニューを変えていくのでしょうね。



 明るいホワイト調のラウンジ内で、エントランスと共に異彩を放っていた、バーコーナー!

 早朝の時間にもかかわらず、どぎついまでの赤が、妖しげな雰囲気を醸し出しています(^^;
 …それにしても、この雰囲気でゆったり寛いでお酒が呑めるのでしょうか???



 乗継ぎ便に案内されるご夫妻を見送った後、再びラウンジ探索を開始w

 こちらで横になって休むこともできるようですね。



 まだ私の乗継ぎ便の出発まで2時間近くあるので、シャワーを浴びました。

 シャワールーム内も、ルフトハンザのラウンジとは全く感じが異なります!
 …まぁ、両者お互いに間違っても似た感じには作らないでしょうけれど;



 シャワーのノズルもデザイン重視のようです!

 使い心地は全く問題なく快適なシャワータイム♪
 スッキリして、残りの待ち時間を過ごせそうです^^



 また何とも凝ったデザインな、化粧室の個室(というか化粧室は男性用でも個室のみ)。

 天井のオブジェ…何故トイレにここまで…凄い…(-_-;)

 広々としたスペースとも相俟って、用を足すには少々落ち着きません…(^^;
 貧乏性でしょうか(爆)



 パリでの乗継ぎ時間は余裕をとって約6時間、長いかと思い出発前はどうやって時間を過ごそうか思い悩みましたが、幸いにも退屈することなく楽しく過ごすことができました♪

 時刻は9時を回りました。
 間もなく私が搭乗する、イタリア(Italia)・ナポリ(Napoli)行エールフランス2378便(AF2378)の搭乗が開始となりますが、スタッフの方が再び私を呼びに来てくださるまでこのラウンジで待機することができます。



 私を呼びに来てくださったスタッフの方の案内で、ラウンジのエレベータを下りて屋外へ出ると、そこには1台のリムジンが!

 ファーストクラス搭乗者は、乗継ぎ便でもリムジンで搭乗機まで送迎していただけます♪

 車はプジョー…かな?
 流石にフランス車が充てられているようです。



 左の黒い車が、乗ってきたリムジンです。

 手前のボーディングブリッジが搭乗機(右端に機種が見えています)に繋がっているのですが、事情があったらしく、この時撮影しているこちらのボーディングブリッジへと誘導されました。



 9時40分発、エールフランス2378便(AF2378)ナポリ行、機材はエアバスA320の胴体を短くしたタイプの、エアバスA319です。

 シャルル・ド・ゴール空港のボーディングブリッジは先端までがガラス張りで、乗客の皆さん方が続々と搭乗していく様子が良く分かります。



 隣の搭乗ゲートから一旦ターミナル内へ進入、改めてAF2378便の搭乗ゲートをくぐります。
 タイミング的に最終の搭乗のようで、搭乗ゲート附近には殆ど人がいませんでした。

 ボーディングブリッジの先端までエスコートしてくださったスタッフの方に笑顔で見送られ、AF2378便の機中へ^^

 無人のターミナル、楽しい会話、寛ぎのラウンジ、リムジン送迎…と、とても興味深くかつ心地の良かった、パリ シャルル・ド・ゴール空港でのトランジットでした。

 いよいよ初めてのイタリアへと発ちます!



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (プー太郎)
2013-03-03 19:24:45
混んでいる空港内でつねに時刻掲示板を気にしながら待つような世界とは全く異なる次元ですね。
フランスは身に着けるもの、洋服などのデザインは抜群なのにインテリア系は「少しやりすぎではないか」と思うものが多いです。こりすぎて、かえって野暮たくなってしまう感じがします。
人との出会いは旅の楽しみの一つですね。偶然に同じ時に同じ場所にいたという不思議さが夢をふくらませてくれます。
返信する
プー太郎さん。 (taろう)
2013-03-03 20:46:58
日本からの便を降りてから乗継ぎ便の扉口へ至るまで、完全にパーソナライズされた対応もまた、今日のファーストクラスサービスのトレンドですね。
このラウンジを良くご利用なさっているというご夫妻も、前衛的過ぎるデザインのインテリアで機能性や快適性が犠牲になっている、と仰っていました。
プー太郎さんが仰るように、予期せぬ出会いは旅の醍醐味、こうした運命的なイベントの可能性も、旅を止められない理由ですね^^
返信する
Unknown (タヌ子)
2013-03-03 22:24:33
AFの経営困難の現状を考えると、まずこのあたりから削っていかなければならないのではないかと思うのですが、最近は限りなくお金を落としてくれる石油大国やロシア、中国の富裕層を狙って、ファーストクラスのサービスが過剰になって行く気がします。
空と地上の快適な空間でゆっくり休息できたからこそ、早朝の乗り継ぎでも、短期間の旅行で初日から疲れ知らずで旅行を最大限楽しむためには、移動手段への投資も必要ですよね。
調理器具に関しては、デザインんと機能性の両方で満足できるのはやっぱりドイツ製です。

返信する
タヌ子さん。 (taろう)
2013-03-03 23:12:46
台頭著しいLCCに引っ張られて、エコノミークラスの相場が崩壊状態な現状、上級クラスの乗客なしにレガシーキャリアの存続は考えられず、エコノミーのサービスカット&上級クラスへの投資集中は避けられない流れなのでしょう。
まぁ、そのおかげで今回も払った対価は伊達ではなく、この日のイタリアの目的地まで、疲れ知らずに移動できましたが…;
「世界に冠たる」ドイツ、ラウンジでも完璧さを追求する徹底主義を、今回比較対象ができたので、改めて実感しました!
ぶっ飛んだデザインセンスとスマートな華やぎの演出は、流石にフランスは秀でていますね。
私は性根が捻くれているのか、この才の偏重ぶりも結構好きです(^^;
返信する

コメントを投稿