梅雨に入り、天候が安定しない時候でしたが、夏のシーズン入りを間近に控えた西伊豆から南伊豆にかけて、ドライブして巡ってきました。
伊豆半島南部の下田まで鉄道が通っている、相模湾沿いの東伊豆へは、以前に訪れていましたが、今回は半島の西側を、三島から駿河湾沿いに南下してみました。
風光明媚な風景に感動し、豊かな海の幸に舌鼓を打ち、温泉宿でゆったり湯浴み…と、東伊豆に引けを取らない魅力に溢れた、西伊豆~南伊豆の旅でした!
ブログでは、チェコスロバキア&DDRの、初海外旅行記を始めたところですが、旅の印象が強いうちに、この西伊豆~南伊豆巡りの記事を優先して、更新します。
まずは、京都から三島まで、東海道新幹線で移動しました。
今回も叶った、富士山の車窓風景に気を良くして、三島へ到着。
伊豆への出発に先立ち、新幹線から降り立った三島で、まずは腹ごしらえw
せっかくの機会なので、この街の名物という鰻を味わおうと、借りたばかりのレンタカーを駆って、早速食事処へと向かいました。
6月下旬の、とある土曜の朝、京都駅は新幹線の東京方面のホームから、西伊豆への旅がスタート。
7時42分発の、「ひかり510号」東京行に乗車し、伊豆への玄関口にもあたる三島へ、向かいます。
既に梅雨入りして久しいというのに、この朝の京都の天気は、晴天;
まぁ、旅行者の立場としては、晴れてくれた方が、有難いというもの。
この旅の道中、この天気が続いてくれることを祈りながら、「ひかり510号」に乗り込みました。
東海道新幹線で東へ往く時のお約束w、富士川から富士山を遠望する車窓風景に、見入ります♪
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
山体の雪はほとんど姿を消して、夏の装いへと姿を改めた、富士山。
頂上が雲に隠れていましたが、美しく広がる裾野の、雄大な風景を眺めることができて、満足^^
幸先の良い、旅のスタートを切ることができました!
更に東へと進み、富士の街を抜けた頃になると…それまで掛かっていた頂上の雲も消え去り、頂上をクッキリと拝むことができました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
6月へ入り、一層濃さを増した田畑や草木の緑が広がる背後に、聳え立つ富士の秀峰。
やはり、今回もまた、見逃すことなく視線が釘付けとなってしまった、新幹線からの絶景です。
この、富士山のパノラマを車窓から堪能し終えると、間もなく三島へ到着します。
9時55分、「ひかり510号」は三島へ到着。
京都からは、2時間13分の旅でした。
三島駅のホームに立つのも、3年前(平成26年/2014年)の伊豆旅行以来となります。
3年前の旅では、熱海から京都へと帰る際に、ちょうどよい時間帯に停車する「ひかり」のあった三島で、新幹線に乗り換えました。
今回は、この三島で鉄道利用はお終い。
改札口へと、向かいます。
和風テイストを纏った、三島駅の駅舎。
緩やかな曲線美を見せる三角屋根は、富士山と三嶋大社とを、イメージしているとのこと。
三嶋大社の鳥居前町として、東海道の宿場町・三島宿として賑わってきた三島の玄関口は、東海道新幹線や修善寺へと赴く伊豆箱根鉄道の駅をも擁し、西伊豆方面への旅の出発地の1つでもあります。
私は今回、三島の駅前にあるレンタカー会社の営業所でレンタカーを借りて、伊豆半島へと出発します。
ところで、三島は全国屈指の「うなぎのまち」でもあります。
鰻の産地という訳ではないのですが、三島市内は各所で富士山の伏流水が湧き出し、この天然の名水に鰻をさらすことで、鰻の生臭さや泥臭さを消し去り、余分な脂肪分も除去できることから、美味しい鰻を食べることのできる街として、多数の料理店が鰻を出す「うなぎのまち」となったそうです。
そうと知れば、せっかく三島を訪れたこの機会に、その鰻を味わわない手はありません!
…ということで、三島駅前からレンタカーの相棒で約20分弱程の場所にある、「うなぎのむらかみ」へと、やって来ました。
養殖鰻のブランド「共水うなぎ」を、三島のある静岡県東部で扱っている、唯一のお店とのことで、その天然鰻に勝るとも劣らないという美味しさを堪能することに(楽しみ~♪)。
お店へは、11時の開店直後に伺いました。
もちろん、奮発して「共水うなぎ うな丼」を注文。
注文を待つ間に、まず出していただいた鰻の骨を、いただきます。
良く火を通して、カリッと心地良い歯応え。
香ばしい風味が、口の中へと広がります。
甘辛のたれとの相性も良く、メインへの期待が膨らみました!
注文を受けてから、調理を始めるので、待つことおよそ30分程…真打ちが、遂に登場!
益々期待に胸躍らせること必至なw、大きな丼からは、既に堪らなく香ばしい香りが、立ち上ってきています。
それでは、いただきます!
ご開帳~!!
見るからに脂の乗って、ふっくらとした鰻が2尾、ご飯の上にド~ンと鎮座。
これは…思わずゴクリと、咽喉を鳴らしてしまいます(^г^)
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
お吸い物は、もちろん肝吸い。
小鉢とお新香もついた、蒲焼きうな丼のオーソドックスな鉄板セット。
鰻の美味しさを極めんとする、ご店主のストイックな意気に溢れる、うな丼です!
「天然鰻に匹敵する旨さと風味」の看板に偽りなしの、「共水うなぎ」の美味しさでした!
本当に臭みのない、上品な甘みを持った身は、たっぷりと脂が乗った円やかなコクが素晴らしかったです。
私は、どちらかというと、歯応えを十分に保った関西風が好みなのですが、「むらかみ」さんの蒸し加減は絶妙で、弾力を感じると同時にふっくらとした食感も同時に味わうことができました^^
「共水うなぎ」は、脂分がとても多いとのことでしたが、しつこさを感じることもなく、最後まで胃もたれすることなく、その旨味を満喫しました。
あっさりとした風味が、口直しにもなっている、肝吸い。
独特の弾力と風味で、大好物な鰻の肝ですが、「共水うなぎ」は、肝の美味しさも格別に感じましたw
一片の柚子が、爽やかな風味を添えて、すっきりとした後口の余韻に浸ります。
味だけでなく、ボリュームも申し分なかった、「共水うなぎ うな丼」。
悦びのうちに、ペロリと平らげてしまいました。
食後の腹持ちも良く、満ち足りた満腹感もまた、格別w
三島の街中から、車で15分~20分程と、少々離れた場所のお店でしたが、鰻の美味しさを味わうには打ってつけの、素敵なお店の「むらかみ」さんでした。
伊豆への玄関口での、最初の食事から「大当たり」であった、今回の旅。
美食の旅の始まりにも相応しい、「うなぎのまち」での昼食でした。
<西伊豆~南伊豆 美景・美食と温泉の旅-02>>
伊豆半島南部の下田まで鉄道が通っている、相模湾沿いの東伊豆へは、以前に訪れていましたが、今回は半島の西側を、三島から駿河湾沿いに南下してみました。
風光明媚な風景に感動し、豊かな海の幸に舌鼓を打ち、温泉宿でゆったり湯浴み…と、東伊豆に引けを取らない魅力に溢れた、西伊豆~南伊豆の旅でした!
ブログでは、チェコスロバキア&DDRの、初海外旅行記を始めたところですが、旅の印象が強いうちに、この西伊豆~南伊豆巡りの記事を優先して、更新します。
まずは、京都から三島まで、東海道新幹線で移動しました。
今回も叶った、富士山の車窓風景に気を良くして、三島へ到着。
伊豆への出発に先立ち、新幹線から降り立った三島で、まずは腹ごしらえw
せっかくの機会なので、この街の名物という鰻を味わおうと、借りたばかりのレンタカーを駆って、早速食事処へと向かいました。
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6月下旬の、とある土曜の朝、京都駅は新幹線の東京方面のホームから、西伊豆への旅がスタート。
7時42分発の、「ひかり510号」東京行に乗車し、伊豆への玄関口にもあたる三島へ、向かいます。
既に梅雨入りして久しいというのに、この朝の京都の天気は、晴天;
まぁ、旅行者の立場としては、晴れてくれた方が、有難いというもの。
この旅の道中、この天気が続いてくれることを祈りながら、「ひかり510号」に乗り込みました。
東海道新幹線で東へ往く時のお約束w、富士川から富士山を遠望する車窓風景に、見入ります♪
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
山体の雪はほとんど姿を消して、夏の装いへと姿を改めた、富士山。
頂上が雲に隠れていましたが、美しく広がる裾野の、雄大な風景を眺めることができて、満足^^
幸先の良い、旅のスタートを切ることができました!
更に東へと進み、富士の街を抜けた頃になると…それまで掛かっていた頂上の雲も消え去り、頂上をクッキリと拝むことができました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
6月へ入り、一層濃さを増した田畑や草木の緑が広がる背後に、聳え立つ富士の秀峰。
やはり、今回もまた、見逃すことなく視線が釘付けとなってしまった、新幹線からの絶景です。
この、富士山のパノラマを車窓から堪能し終えると、間もなく三島へ到着します。
9時55分、「ひかり510号」は三島へ到着。
京都からは、2時間13分の旅でした。
三島駅のホームに立つのも、3年前(平成26年/2014年)の伊豆旅行以来となります。
3年前の旅では、熱海から京都へと帰る際に、ちょうどよい時間帯に停車する「ひかり」のあった三島で、新幹線に乗り換えました。
今回は、この三島で鉄道利用はお終い。
改札口へと、向かいます。
和風テイストを纏った、三島駅の駅舎。
緩やかな曲線美を見せる三角屋根は、富士山と三嶋大社とを、イメージしているとのこと。
三嶋大社の鳥居前町として、東海道の宿場町・三島宿として賑わってきた三島の玄関口は、東海道新幹線や修善寺へと赴く伊豆箱根鉄道の駅をも擁し、西伊豆方面への旅の出発地の1つでもあります。
私は今回、三島の駅前にあるレンタカー会社の営業所でレンタカーを借りて、伊豆半島へと出発します。
ところで、三島は全国屈指の「うなぎのまち」でもあります。
鰻の産地という訳ではないのですが、三島市内は各所で富士山の伏流水が湧き出し、この天然の名水に鰻をさらすことで、鰻の生臭さや泥臭さを消し去り、余分な脂肪分も除去できることから、美味しい鰻を食べることのできる街として、多数の料理店が鰻を出す「うなぎのまち」となったそうです。
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そうと知れば、せっかく三島を訪れたこの機会に、その鰻を味わわない手はありません!
…ということで、三島駅前からレンタカーの相棒で約20分弱程の場所にある、「うなぎのむらかみ」へと、やって来ました。
養殖鰻のブランド「共水うなぎ」を、三島のある静岡県東部で扱っている、唯一のお店とのことで、その天然鰻に勝るとも劣らないという美味しさを堪能することに(楽しみ~♪)。
お店へは、11時の開店直後に伺いました。
もちろん、奮発して「共水うなぎ うな丼」を注文。
注文を待つ間に、まず出していただいた鰻の骨を、いただきます。
良く火を通して、カリッと心地良い歯応え。
香ばしい風味が、口の中へと広がります。
甘辛のたれとの相性も良く、メインへの期待が膨らみました!
注文を受けてから、調理を始めるので、待つことおよそ30分程…真打ちが、遂に登場!
益々期待に胸躍らせること必至なw、大きな丼からは、既に堪らなく香ばしい香りが、立ち上ってきています。
それでは、いただきます!
ご開帳~!!
見るからに脂の乗って、ふっくらとした鰻が2尾、ご飯の上にド~ンと鎮座。
これは…思わずゴクリと、咽喉を鳴らしてしまいます(^г^)
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
お吸い物は、もちろん肝吸い。
小鉢とお新香もついた、蒲焼きうな丼のオーソドックスな鉄板セット。
鰻の美味しさを極めんとする、ご店主のストイックな意気に溢れる、うな丼です!
「天然鰻に匹敵する旨さと風味」の看板に偽りなしの、「共水うなぎ」の美味しさでした!
本当に臭みのない、上品な甘みを持った身は、たっぷりと脂が乗った円やかなコクが素晴らしかったです。
私は、どちらかというと、歯応えを十分に保った関西風が好みなのですが、「むらかみ」さんの蒸し加減は絶妙で、弾力を感じると同時にふっくらとした食感も同時に味わうことができました^^
「共水うなぎ」は、脂分がとても多いとのことでしたが、しつこさを感じることもなく、最後まで胃もたれすることなく、その旨味を満喫しました。
あっさりとした風味が、口直しにもなっている、肝吸い。
独特の弾力と風味で、大好物な鰻の肝ですが、「共水うなぎ」は、肝の美味しさも格別に感じましたw
一片の柚子が、爽やかな風味を添えて、すっきりとした後口の余韻に浸ります。
味だけでなく、ボリュームも申し分なかった、「共水うなぎ うな丼」。
悦びのうちに、ペロリと平らげてしまいました。
食後の腹持ちも良く、満ち足りた満腹感もまた、格別w
三島の街中から、車で15分~20分程と、少々離れた場所のお店でしたが、鰻の美味しさを味わうには打ってつけの、素敵なお店の「むらかみ」さんでした。
伊豆への玄関口での、最初の食事から「大当たり」であった、今回の旅。
美食の旅の始まりにも相応しい、「うなぎのまち」での昼食でした。
<西伊豆~南伊豆 美景・美食と温泉の旅-02>>
すごい迫力のある鰻丼ですね。
思わず、生唾ゴックンしてしまいました。
普通は松竹梅って松が一番高いですよね。
むらかみさんの値段設定は逆なのが面白いですね。
何か特別意図があるのかしら?
むらかみさんは、三島駅から少々離れていますが、車があれば、駐車場も完備しているので、オススメです。
ボリュームも満足な共水うなぎ、本当に脂分のコクが豊かでいてしつこさも感じさせず、臭みもなくて、とても美味しかったですよ!
松竹梅、本当にお値段逆転していますね。
梅は2尾で、単純に鰻の数で割った単価は、松より50円安い…たらふく食べたい方は梅をどうぞ、というお店の計らいかもしれませんね^^