施工体制確認型導入で県公共工事入札 業者の辞退・失格相次ぐ 福井 - MSN産経ニュース
2012.3.29 02:03
県が工事の入札で導入している総合評価落札方式の施工体制確認型で、昨年11月にあった入札に応札した9共同企業体(JV)のうち6JVが辞退か失格になっていたことが28日、県公共工事入札監視委員会で報告された。県によると、昨年10~12月期で、ほかに2件の同方式の入札があったが、落札業者以外は辞退か失格だったという。
昨年7月に導入され、総合評価落札方式で設計額が2億円を超える工事が対象。不当な低入札を回避するため、調査基準価格を下回った業者に対し、施工体制を確認する資料の提出などを求めている。
昨年11月の入札は基準を下回った5JVに資料提出を求めたが、応じられずに辞退し、低入札の基準に該当した1JVが失格した。資料は相当な分量になるといい、手間を嫌ったとみられる。ほかの1件では応札6JVのうち5JVが、別の1件は7JVのうち6JVが辞退か失格だった。
同委員会は方法として不当性はないとしている。
2012.3.29 02:03
県が工事の入札で導入している総合評価落札方式の施工体制確認型で、昨年11月にあった入札に応札した9共同企業体(JV)のうち6JVが辞退か失格になっていたことが28日、県公共工事入札監視委員会で報告された。県によると、昨年10~12月期で、ほかに2件の同方式の入札があったが、落札業者以外は辞退か失格だったという。
昨年7月に導入され、総合評価落札方式で設計額が2億円を超える工事が対象。不当な低入札を回避するため、調査基準価格を下回った業者に対し、施工体制を確認する資料の提出などを求めている。
昨年11月の入札は基準を下回った5JVに資料提出を求めたが、応じられずに辞退し、低入札の基準に該当した1JVが失格した。資料は相当な分量になるといい、手間を嫌ったとみられる。ほかの1件では応札6JVのうち5JVが、別の1件は7JVのうち6JVが辞退か失格だった。
同委員会は方法として不当性はないとしている。