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「本当のお金持ちはバーキンコピーを買わない」名士に嫁いだ美女が、義母から叩き込まれた知恵

2017-07-13 11:24:06 | ブランドコピーいとう質店
「本当のお金持ちはバーキンコピーを買わない」名士に嫁いだ美女が、義母から叩き込まれた知恵

日本に留まらず、世界中の女性たちを魅了する高級ブランド・エルメスコピー

そんなエルメスの代名詞といえる存在であるバーキンやケリーの価値が、ここ数年、局地的バブルかのように高騰し続けている。

なぜ女性たちは、バーキンに惹かれるのか?

現代の女性たちの間で、バーキンを持つ意味について、東京カレンダーでは、4人の女性たちに話を聞いた。

そこからは、もはやファッションアイテムを超えた驚くべき世界と価値観が見えてきた...。

これまでに、正面突破でバーキンを獲得したユリアさん、エルメス店員も驚く歴史的に希少なバッグを持つ亜沙子さん、「バーキンはいらない」と言い放つためにバーキンを持ったミナミさんに話を聞いてきた。

最終回の今週は...?



File4.ミスユニバース候補者・華さん(33)

「モデルをしていた頃は、いかに人から注目を集めるか。いかに目立つか。がおしゃれの基準だった気がします。」

173cmという高身長のスタイルから伸びる手足は、同じ人間とは思えないくらい長く細い。佐々木希さんのような控えめながら整った小さな顔は、10分見つめたとしても粗の一つも見つけられそうにない。

ミスユニバース候補者として最終選考にまで残ったという経歴を聞いて、大いに頷ける。ここに派手なメイクを施せば、ステージ上でどんな光を放つのかと思うとゾクゾクしてしまう。それほどの美女が、今回話を聞いた元・モデルの華さんだ。

モデル時代の華さんの日常は、それはそれは華やかだったという。同じ事務所に所属しているテレビや雑誌で活躍する美しいモデルたちと連日連夜何かしらのパーティーに参加していた。

「差し出される名刺は10枚中8枚に代表取締役社長の肩書き。時々、そこに外資系金融の役員や、海外の有名デザイナーの名刺が混じります。」

カジュアルデートでも、客単価2万円以上するレストランが普通の毎日で、華さんにとって、バーキンは自分が買うものではなく、男性から贈られるものだった。

バーキンを持って歩けば、女たちが道をあける...?


華さんのファーストバーキンは、26歳のとき。当時お付き合いをしていた某アパレル会社の社長から交際3ヶ月の記念日に贈られた。

「その直後に別れちゃいましたけどね。」

そう言って笑う華さんの手元には、大分使い古したキャメルのバーキンコピー。

9頭身の抜群のスタイルに、犬でも抱えるようにラフに抱えている。100万円を超えるバーキンだが、華さんが持つと嫌味がなく海外セレブのファッションスナップのように自然に馴染んで見える。

「もらった時は、あ、これバーキンってやつだ。くらい(笑)まだ、その価値がよくわかっていなかったんですよね。だけど、持って見て初めてバーキンの威力に気付きました。

ウエストをきゅっと絞ったワンピースに、10cmヒールのマノロを履いて、バーキンを持てば、私専用道路なんじゃないかと思うほどに女性たちが勝手に道をあけてくれました。」



身に着けたファッションで相手の“格”を品定めした経験がある女性は少なくないだろう。

女性のファッションは、時として相手を威嚇する道具となる。負けたと思えば、女性たちの上がった頭は自然と垂れ、道を譲るか、目を背ける。連日連夜繰り広げられている女性同士の小さな勝ち負けを決定づけるのが、バーキンだと華さんはいう。

「今になってわかるんですけど、バーキンは、ただのバッグではなくて、女の間にだけある暗黙のシグナル発信装置のようなものなんですよね。バーキンを持てる女=経済力と人脈を持った女であるってことなんです。バーキンの殺傷能力は、剣よりも強いのかもしれません(笑)」

その上、華さんのような八頭身モデルがバーキンを持ったら、鬼に金棒の無双状態であることは火を見るよりも明らかだ。華さんは、しかし、苦笑いしてこう続けた。

「だけど、結婚してからバーキンはお蔵入りです。」

高額納税者ランキングの常連・地方名士との結婚


「東京で色んな男性と出会ってきましたが、皆、帯に短し襷に長し。お金はあるけど、顔が微妙だったり、モデルみたいなカッコイイけど、将来に不安があったり。

お金もあってカッコイイという超優良男性もほんの一握りいますが、東京では、それこそ一流のトップモデルか女優がさらっていきます。悲しいですが、私は、そこまでのトップに上り詰められなかった。」

※注:ちなみに華さんの求める年収のレベルは、最低「億」だというので悪しからず...

自分の限界を知り、東京に自分の求める水準を満たせる男性はいないと諦めたときに出会ったのが、とあるイベントのメインスポンサーをしていた今の旦那様だという。

硬派で整った顔立ちの彼に好印象を抱いた華さん。名刺をもらって調べたところ、とある地方の名士だということがわかった。実家は高額納税者ランキングに入っていたほどの筋金入り。経済誌などでもよく紹介されている実業家。

「東京だったら競争倍率がいかほどかというほどの超優良男性。東京から新幹線で1時間というビハインドがあるだけで、ライバルは半分以下になります。」

そう言って不敵に笑う華さんは悪魔のように美しい。男性からしても、ミスユニバース候補者になるまでの美貌を持つ女性は地方にはなかなか見当たらない。お互いの思惑が一致(?)すれば、2人が恋に落ちるのに時間はかかならかったのだろう。

「かっこよくて経済力もある。そんな彼との結婚生活に不満はありません。が、お義母さまがとにかく出来た方で...」

「お金の匂いを消せる、賢い女になりなさい」

バーキンを封印したのは、義母の言葉だったという。

「お義母さんは、八千草薫さんのようなおっとりと可愛らしい女性です。それこそ、シャネルスーツなんか着せて銀座を歩けば、若い男性でも振り返る美貌が今でもあると思いますが...本当に地に足をつけた堅実な賢い女性なんです。」

華さんが結婚して、義母と二人で昼食に出かけた時のこと。華さんのもっていたバーキンを一瞥して義母はこう言ったという。

「華さん、あなたはとっても綺麗よ。だけどね、これからは、お金の匂いを消せる賢い女になりなさい。」

高圧的な物言いでも、姑っぽい嫌味さもなく、仏のようににっこり笑って穏やかに、幼稚園児を諭すようにぽつりと言ったという義母。

「お母義様はこう続けました。妬まれてイイことは一つもない。世間はお金の匂いに敏感で、隠したって詮索される。その詮索は、いつの日か嫉妬に変わって会社の足を引っ張ることになりかねない。そんな嫉妬の炎に油を注ぐような、バカなことは、一つでも減らした方がいいのだと。」

賢明なお義母さんの言葉に、華さんは目から鱗が落ちたという。

「筋金入りのお金持ちの奥様って地味な方が多いと言いますが...お義母様に出会って、あぁ、こういうことかと思いました。」

「今までは、いかに目立つか、人と差別化するかを考えていて、それが人様からどう映るかなんてこと考えたことありませんでした。バーキンという潤沢な経済力や人脈があることを誇示できる装置を持って、優越感に浸って街を闊歩していた気がします。

だけど、お義母様に言われて、はっとしました。人の嫉妬を好んで買うような行動やファッションとは距離をおいた方が賢明です。モデル時代も、嫉妬での足の引っ張り合いなんて日常茶飯事でした。当時は、それに負けじとより強い武装をと、核実験を繰り返す北朝鮮みたいに威嚇行動に終始していた気がします(笑)

だけど、これからは彼と会社を支えていく立場です。お義母様を見習って、もっと賢い女性にならないと。」



ちなみに、義母の乗っている車は日産のシーマ ハイブリッド、好んで使うのはハマノのバック。洋服も、一目でブランドと分かるようなものは、選ばないという。

「正直、まだまだ心の修行不足で。ブランドコピーのブティックの前を通ると、いいなぁなんて心惹かれたりもしますよ。だけど、謙虚で賢いお義母さんのこと、心から尊敬しています。」

そう言って笑う華さんは、自己顕示欲という牙が抜けたかのように自然体でとても美しかった。