レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

お試しのはずが・・・RICOH CX1

2011-11-29 23:06:39 | 中古
明らかに画素数が無理してる現行機種には全く食指が動かず、中古のガラスケースにもオーバー1000万画素の機種でないと並べてもらえない今日この頃、ボクの主戦場は遂にジャンクワゴンのみとなってしまいました・・・ちゃんと動くけどスペック的にジャンク扱いという機種も少なくなくて、これはこれで結構たのしいです、お金かからないし。

でもやっぱり、たまにはペカペカの機種も使ってみたいということで、久々に「ガラスケース組」の中古を買ってみました。リコーの CX1 です。

リコーの売れ筋クラスのコンパクト機種は、以前に Caplio R6 を使ったことがある程度で、ボク的にはあまり手を出さないメーカーのひとつです。GRやGXはそもそも高い。R系の8以降と今回のCX1以降のCX系はデカいし重い。ということで短小軽薄な機種を志向するボクの守備範囲に入ってくる機種は皆無なわけです。本来は・・・

今回はちょっと気分転換のつもりで手を出してみました。何しろ最近ちょっと嵌らない機種が多すぎて手詰まりだったこともあり。またそんなこと考えてた矢先にこのCX1がとってもお安く出ていたこともあり。縁の無いリコーのしかも縁の無いCMOS機で、ちょっと目先を変えてみようかと思いました。

で現状はといいますと、こればっかり持ち歩いているという状態です。久々に嵌っています。

クセのあるCMOSでどうなのかというのが最大の関心でしたが、さすがにリコー、デジカメ界の求道者(ボクの勝手なイメージ)だけあって、難なく御しているという感じです。デフォルトだと甘さや色の褪せ具合にちょっとCMOSっぽさが出る場面もありますが、シャープネスや彩度の調整で十分対応可能です。むしろ記録の速さやダイナミックレンジなど、長所のほうが強調されています。記録の速さでいうと連写の凄さがどうしても目立ちますが、ボクはむしろカット間の待ちの短さのほうがありがたいです。本当にサクサクとストレス無く撮れます。

CMOSといえば、現在のデジカメ界は裏面照射型CMOSが随分と幅を利かせていますが、ボクは比較的初期の某機種に手を出してガッカリしたことがあり、以来、相変わらず興味はあるものの、イマイチ手が出せません。そこでCX1ときた。これ自体は裏面照射型ではありませんが、CMOSのチューニングに納得できれば、少なくともリコーの機種(CX3以降が裏面照射型)なら大丈夫かも、というテストの意味合いもありました。しかしまあ、チューニング自体には納得しましたが、そもそも本機自体の出来が相当によく、今のところCX3以降に持ち替える理由が見当たりません。当分はこれで遊んでみたいと思います。


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