猫と犬と米国暮らし(旧 猫に寄せて)

米国カリフォルニア州/フロリダ州/ニューヨーク州/マサチューセッツ州と移動を続けてきた動物中心一家、E家の生活記録。

蒸し暑くてエアコンを入れた日曜日

2017-09-17 21:03:13 | NY田舎生活
日中の最高気温が摂氏27度まで上がったNY州中部。


さすがに暑くてエアコンを入れました。


8月後半は寒くてヒーターを入れるお宅が多かったのがウソのような変わりようです。


で、今日は今シーズン最後のトーナメントが行われ、すべてのイベントが終了となりました。


あとは残りの3週間、毎日をなんとかできるだけ丁寧に過ごしたい、そう考えて働きたいと思います。


今日は写真を撮る余裕がなかったので、先日9月11日に撮影したルーたんとダリアの花の写真をアップします。





今日のトーナメントは日曜リーグの方の集まりで、リーグ内ですべての事をやってくださったので私は楽をさせてもらいました。


事務所内のPC部屋で床に毛布を敷いて寝てました。


そして、旦那のE君がボストンへと戻る3時ごろから起きて仕事。







シーズンの終わりが見えてきて、思うことは沢山あります。


でも、この経験を通じて一番に思うことは「自分の殻を破ることができた」ということ。






失う物は本当に多かった。

いうなれば資産を失いました。

でも、それ以上に得たものは形のないもので、

おそらくそれは「自信」と呼べるのかな。

そして「友人」。





私は子供の頃に転校を繰り返しては、行く先々でいじめられていたから、友達を作るのが苦手でした。 集まるといじめられるような、そんな気がしたから、気の合う人が一人か二人いればそれで十分でした。


それは大人になってからも同じで、二人以上の人と一緒にいると居心地の悪さを感じるくらいでした。


でも、ここでの経験を通じて、沢山の人と会って話をしなくてはいけない状況に自分を置くことになって気が付いたのです。


大勢の人の中にいても拒否されないこと。


じーっとみんなの話を聞いているだけでも良いってこと。


そして、話に加わりたかったら加わっていいこと。


そして、そんな時間を共有することで、気の合う人が見つかって、その人達が友達になっていくこと。


友達っていうのは、四六時中一緒に行動する人達ではなくて、一緒に居て気持ちが和む人達。


そういうことに、こんな大人になって、そしてこの苦しい経験を通じで気が付いたのです。


友達の存在は、私の心に灯りをともしてくれる。


それに気づくことができて、私は幸せだと思います。



私がブログを始めたきっかけは「猫」でした。

それは、人々から嫌われる対象である猫を助けたい、

そんな気持ちからレスキューグループでボランティアを始め、

アメリカの動物保護活動について発信したいと思ったのがきっかけでした。


でも、そのきっかけとなった「猫」に

私は自分自身を見ていたのかもしれません。

いつも忌み嫌われ追い立てられる猫。

子供の頃にいじめられて追いかけまわされて幼稚園でも小学校でも身の置き所に困っていた幼い頃の自分。


そんな自分を猫に重ね合わせて、必死で助けてあげたいと思っていたのだと思います。

でも、それは助ける対象が猫なのか自分なのかが曖昧だったからでしょうね。

フロリダへ引っ越してからは心身共に落ち込んで、動物保護活動の情報を発信することができなくなってしまいました。

完全に自分自身を失っていました。

自分なくしては何者をも助けることはできませんよね。



でも今は、やっと自分の居場所を見つけられたような気がします。

それは、どこに行こうとも、その行く先が私の居場所。

そう思えるようになりました。


だから、これから行く場所では、またネコさん達を助けるために働きたい。

今度こそは、腹を据えて心の底からネコさん達の救済に加わりたい。

そう思っています。



苦しい経験に感謝です。