葛飾立石

先日、私は京成電鉄の青砥駅で下車した。
そしてそこから京成押上線の沿線の街を猫を探して歩くことにした。

青砥駅近くの住宅地にて黒猫に出会つたものの、写真を撮る間もなく逃げられてしまつた。

それ以降、なかなか猫に会はず、一駅隣の立石駅の近くに着いた。
その街中で、キジトラ白猫に出会つた。
写真を数枚撮ると、猫は鬱陶しいと思つたのだらうか、車の下に隠れてしまつた。

（2012年６月13日、葛飾区立石、ニコンＤ80，タムロンＡＦ28～80㎜Ｆ3.5～5.6，ISO500，絞り優先オートf5.6）

宙を舞ふ赤い帽子

写真は、当ブログ「浅草の『まりんこちゃん』」（2012.5.29）他でたびたび掲載の渦・マキさんである。

これまで持ち時間一杯単一の演目を行ふといふスタイルの大道芸をしてゐた。
しかし、前回（５月26日）の大道芸より、持ち時間の間にいろいろなことを行ふといふスタイルでやつてゐる。

今回掲載はその一つ、帽子ジヤグリング。
帽子を蹴り上げ、宙を舞はせて頭に落下させてかぶるパフオーマンス。

（2012年６月17日、台東区浅草、ニコンＤ7000，トキナーAT-X280AF PRO28～80㎜Ｆ2.8，ISO160，絞り優先オートf4，露出補正＋0.7）

窓ガラス

先程まで酒を飲みながら聴いてゐた歌の中に「窓ガラス」（中島みゆき作詞作曲、クニ河内編曲、研ナオコ唄：1978年）があつた。

といふことで、窓ガラスの向かふ側にゐる猫を撮影した写真を選んでみた。

（2011年５月18日、足立区千住中居町、富士フイルムFinePixA800）

下谷天王寺町 サバトラ白の昼寝

先程、当ブログに掲載する写真を選んでゐる最中に、ついうとうとと居眠りをしてしまつた。

といふことで、安直に、眠り猫の写真を選んでしまつた。

（2011年９月10日、台東区谷中、ニコンD80，トキナーAT－X280AF PRO28～80mmF2.8，ISO640，絞り優先オートf5）

卒塔婆の隙間から

前回の猫を撮影した後、私は近くの寺の境内に入つた。
この寺は江戸時代からの古刹で、本尊は阿弥陀如来だが、境内には閻魔様や塩かけ地蔵が祀られてゐる。

以前、この寺の境内で猫を見かけたことがある。
そのときはカメラを持参してゐなかつたので写真は撮つてゐない。

今回カメラ持参で境内を歩いてみた。
墓地にてサビ猫に出会つた。
警戒心が強く、すぐに逃げ隠れしてしまふ。

卒塔婆の隙間からこちらの様子を窺つてゐるところを写真に撮つた。

（2012年５月24日、新宿区新宿、ニコンＤ80，タムロンＡＦ28～80㎜Ｆ3.5～5.6，ISO400，絞り優先オートf5.6）

寝転んで新宿

新宿の、あるビルの外階段の下で、茶トラ猫が寝転んでゐた。

（2012年５月24日、新宿区新宿、ニコンＤ80，タムロンＡＦ28～80㎜Ｆ3.5～5.6，ISO400，絞り優先オートf5.6）

おおつか音楽祭の遊侠サーカス３

昨日、生活のための仕事を終へた私は、まつすぐ自宅へ向かはず、地下鉄を乗り継ぎ、丸ノ内線四谷三丁目駅で降りた。
そしてそこから数分歩き、「喫茶茶会記」といふカフエへ行つた。
そこでは前回前々回掲載の遊侠サーカスのメンバー、あやちクローデルさんの唄とイーガルさんのピアノ伴奏によるライブが行はれたのである。

あやちクローデルさんの本業は歌手、イーガルさんは現代音楽作曲家およびピアノ演奏家である。

遊侠サーカスのパフオーマンス担当（渦・マキさん、バーバラ村田さん、マチルダさん）は、遊侠サーカス結成以前からの顔なじみであるのに対し、あやちクローデルさんおよびイーガルさんはそれ以後、私が遊侠サーカスの大道芸をほぼ毎回のやうに観覧し写真を撮つてゐるといふことで私またたびのことを覚えてもらつた。

さういふことで、是非遊侠サーカスとは関係ないところでも顔を出してみたいといふ思ひから、ライブに足を運んでみた。

そこで、ジントニツクやカシスオレンジをちびちびと飲みながら、二人の唄および伴奏を堪能した。
それは会場の雰囲気および酒によく合ひ、とてもよい味はひのものであつた。


さて、写真は前回前々回に引き続き、「おおつか音楽祭2012」にての１コマ。
あやちクローデルさんは唄だけでなく、黄色い傘をバトンのやうに回すパフオーマンスも行ふ。
傘を回してゐるところの写真は上手く撮れなかつたので、そのパフオーマンスの決めポーズの写真を選んだ。
後方にラツパを吹く渦・マキさんの姿も見える。

（2012年６月３日、豊島区北大塚、ニコンＤ7000，トキナーAT-X280AF PRO28～80㎜Ｆ2.8，ISO640，絞り優先オートf5，露出補正＋0.3）

おおつか音楽祭の遊侠サーカス２

前回、遊侠サーカスのメンバー四人の大道芸写真を掲載した。

遊侠サーカスには、もう一人、男性メンバーであるイーガルさんがゐる。

イーガルさんはシンセサイザー演奏担当であり、パフオーマンスや唄を担当する女性陣に比べて動作・表情の変化に乏しい。
それゆゑ写真を撮つても真剣な表情で演奏してゐる姿の写真ばかりになつてしまふ。
撮影者である私またたびにとつては、写真撮影の面白味にやや劣ると感じられるため、カメラを向ける頻度は多くない。

さて、写真は前回掲載と同じ「おおつか音楽祭2012」にての写真。
楽しさうに演奏するイーガルさんの姿を捉へることができたので、それを選んでみた。

（2012年６月３日、豊島区北大塚、ニコンＤ7000，トキナーAT-X280AF PRO28～80㎜Ｆ2.8，ISO640，絞り優先オートf5，露出補正＋0.3）

おおつか音楽祭の遊侠サーカス

今月初め、JR山手線大塚駅周辺にて「おおつか音楽祭2012」といふ催しが行はれた。

私はこの催しの詳細はわかつてゐなかつたのだが、遊侠サーカス（当ブログ「2012年ヨコハマ大道芸４～困惑するシンセ奏者」（2012.4.30）他で掲載）が出演といふことで、観覧しに行つたのであつた。

その遊侠サーカスの大道芸、ここ最近のパフオーマンスに若干の変更が入つたものであつた。

写真はその変更点といふわけではないが、メンバー５人中４人が写つたものを選んだ。
向かつて右（手前）より、あやちクローデルさん、マチルダさん、渦・マキさん、バーバラ村田さん。

（2012年６月３日、豊島区北大塚、ニコンＤ7000，トキナーAT-X280AF PRO28～80㎜Ｆ2.8，ISO640，絞り優先オートf6.3，露出補正＋0.3）

寝転んで深沢

前回の撮影地点を後にして15～20分歩いただらうか、深沢の町を歩いた。

ある住宅敷地内に、茶トラ白猫が寝転んでゐるのを見た。

（2012年５月24日、世田谷区深沢、ニコンＤ80，タムロンＡＦ28～80㎜Ｆ3.5～5.6，ISO320，絞り優先オートf5.6）

世田谷駒沢

もう十数年前の話である。

私またたびは某喫茶店にてコーヒーをちびちびと飲みながら、文庫本を読んでゐた。
隣席に、若い女性二人が来た。
その会話が耳に入つた。

女性の一人（女Ａ）は、もう一人（女Ｂ）が紹介した男性について不満をぶつけてゐた。
その不満の一つに、男性が慶應義塾大学出身でないことがあつた。

それを聞いてゐた女Ｂは、半ばキレ気味に言つた。
「あんたねえ、慶應慶應て、自分が慶應出てから言ひなさいよ。Ｋ短大（またたび註：ここではその名を秘す）の分際で贅沢言ふんぢやないわよ！」。
それを聞いた女Ａは、ふくれ面をしてゐた。

これ以降の会話については、私の記憶にない。

この話に出てきたＫ短大は、現在は同じ学校法人が経営する四年制大学に統合されて、なくなつてしまつたらしい。

さて、写真はこの話と全く関係ないが、その四年制大学の近くにて撮影。

（2012年５月24日、世田谷区駒沢、ニコンＤ80，タムロンＡＦ28～80㎜Ｆ3.5～5.6，ISO400，絞り優先オートf5.6）

荒川南千住 猫三匹

前回の猫を撮影した後、私は歩いて千住大橋を渡り、荒川区に入つた。
そこから20分程度歩いただらうか、南千住の住宅地にて猫三匹に出会つた。

（2012年６月３日、荒川区南千住、ニコンＤ7000，トキナーAT-X280AF PRO28～80㎜Ｆ2.8，ISO320，絞り優先オートf8）

千住河原町 駐車場の猫２

前回の写真を撮影後、私は猫に近づき、猫の顔が見える位置へと移動した。
猫は移動しやうとしない。
私は写真を数枚撮り、さらに猫に近づいてみた。
猫は逃げない。
猫を撫でることができた。

（2012年６月３日、足立区千住河原町、ニコンＤ7000，トキナーAT-X280AF PRO28～80㎜Ｆ2.8，ISO320，絞り優先オートf5.6）

千住河原町 駐車場の猫

猫を探しながら、千住河原町を歩いてゐた。
時間制駐車場の片隅に、猫がこちらに背を向けて寝転がつてゐるのを見た。

（2012年６月３日、足立区千住河原町、ニコンＤ7000，トキナーAT-X280AF PRO28～80㎜Ｆ2.8，ISO320，絞り優先オートf5.6）

寝転んで東池袋

キジトラ猫が寝転んでゐる。
撮影地は東池袋。
ただそれだけの写真。

（2012年１月26日、豊島区東池袋、ニコンD80，トキナーAT－X280AF PRO28～80mmF2.8，ISO320，絞り優先オートf6.3）