コツコツと。ブツブツと。

パン作りのこと、不妊治療、妊娠のこと。愛猫cocoのことなどなど。
ひとりでぶつぶつ語ってます♪

あるコメントを見て

2006-09-01 09:09:55 | 不妊治療
私が新宿の病院に通うきっかけになったのは、
野田聖子さん著『私は産みたい』を読んでからでした。

ちょうど、一度目のIVFに失敗し、
ET(移植)ができなかったことに大きなショックを受けていた頃でした。
この時の私は、IVFをすれば簡単に妊娠できると思っていたんですよね。
すごく甘い考えだったんです。
IVF-ETにはハードルが沢山あるということを理解できていなかったんです。

漠然と”大変なことになってしまった”と痛感し、
そこから本格的な病院探しを始めました。
そんな時、野田さんの本に出会いました。

野田さんは不妊治療の患者であると共に政治家として、
この治療の不透明さなどについて色々活動され、世間に訴えています。
高額治療の保険適応をと働きかけてます。

そんな中、あるコメントを拝見しました。

「今はこの治療の止め時を探している」と。

心が凍りました。

もともと野田さんのサバサバした雰囲気が好きでしたし、
政治家という立場でありながらも、『私は体外受精の治療を受けています』と公言してしまう勇気とその治療内容まで告知してしまう潔さに、同じ悩みを持つ患者としてすがすがしさを感じたのを覚えています。
かっこいい女性だなと思いました。

その野田さんが今回発したこの言葉が、
あまりにも痛くて、涙が出てきました。

"こんなに頑張っている人に、赤ちゃん、授けてあげようよ。”



現在、胚盤胞の卵がいくつか凍結されているそうなのです。
どうか、神様。
かわいい赤ちゃんをプレゼントしてあげてください。
どうぞ彼女の元に、赤ちゃん、きてください

いまのうちに。
早く早く。。。。












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