ねぎ置き場~ひっそり貯えるネタの貯蔵庫~

(自称!)青春系ダンスユニット○~まる~の左。ダンスやったり、表現したがりな三十路が送るブログエンターテイメント

いきつけ

2016-09-25 12:06:00 | 小説及び小説になりうる原料
いきつけって憧れる
常連って憧れる
いつものって憧れる
今日も来たの?って憧れる

すると
自分は何に憧れるのかっていうと
恐らくは
自分の場所を持つことに憧れているのかもしれない

人ってやつは自分勝手で
なんでも自分のものにしたがる

恋人たちは
景色のいいところを
二人だけの場所と呼び

サラリーマンたちは
大衆居酒屋を
俺たちの基地と呼び

子どもたちは
金網の向こうを
秘密基地と呼ぶ

たぶん
みんないっしょ

何かを捕まえて
自分が生きている証を欲しいだけ
自分だけが持ちえるものに憧れているだけ

それはすごく自然なこと
自分が生きていることが空気みたいなことだったら少し寂しい

いつもの場所
いつもの仲間
いつもの話

それを感じたときに

僕たちは
強く生きていることを感じる

さて
いつもの皆さんも
久しぶりの皆さんも

たまには生きていることを
確認しにいきますか

騙される人と騙す人

2016-09-20 20:04:00 | えらく心が動いたことシリーズ
世の中にはルールやら法律やらが大量にあって、それらは悪い人が蔓延らないようにできたものなのだけど、そのルールやら法律をうまい具合にかいくぐってギリギリ悪い人にはならないように生きている人がたくさんいる。

つまり
法律をやぶってないんだから、自分は何も悪いことはしていない
という主張である

こういう類の人達は総じて
法律とにらめっこをして
他者の気持ちは考えないことが多い

つまり
ルールを守っているんだから
自分は悪くない
他人が自分のせいで不幸になったって
ルール上のことだからしょうがない

という考えである

騙す人と騙される人

くやしいけれども
騙す人にお金は集まり
騙される人は為す術はない

守ってくれるのは法律
だけど
それ以上何もできない法律

人を貶めてまで手に入れるお金
所詮お金はそういう人に集まる

お金が集まった人が悪い人とは限らない
それにも増して
いい人が必ず幸せになるとは限らない

どうなってるんだ世の中
叫んでも仕方がない
どんなにルールを作っても悪は無くならない
むしろ
ルールが悪の言い訳を正当化する

じゃあ
騙される人は
いい人をやめるか

それはない
いい人になりたくて演じているわけではない

人を騙してまでお金が欲しくないだけ
自分の信念を曲げてまでお金が欲しくないだけ

騙される人と騙す人

あなたはどっちとして
生きる?



本番

2016-09-12 17:49:00 | 小説及び小説になりうる原料
本番ってやつは
実際は練習の延長上にあって
もちろん練習より本番が重視される

練習、練習、練習…
数え切れないほどの練習があって
やっと本番がやってくる

でも
本番ってやつは
罪なやつなんだ

本番を迎えてしまうと
もう今までの繰り返しは終わりを告げる

本番ってやつは
厳しいやつなんだ

練習で何百回成功したとしても
本番の一発で失敗してしまったら
それは失敗として残ってしまうんだ

果たしてそれは失敗だろうか
一生失敗として悔やむことだろうか

練習で感じたこと
練習で反復したこと
練習で嬉しかったこと
練習で悔しかったこと
練習でもうダメだと思ったこと

それらすべては事実であり
すべてはもうあなたのものになっている

本番で動いたことすべてが
成功であり
ミスなんてない

そのライブ感の中で観るものと共有したすべてが作品であり
すべてが成功である

そして
本番ってやつは
一つだけではなく

また
すぐ次の本番に向かうことができる

もう終わったって?

そんなはずはない
本番は自分で作るものだ

大丈夫
また練習から

いつだって
その感覚を味わえる

ひとまずの
お疲れ様

本番、お疲れ様

気楽にいくための詩

2016-09-05 21:57:00 | ねぎ詩
何をやってもうまくいかないとき
自分が一番不幸だと思うとき

何もやらないでみたらどうだろうか

何かやるからうまくいかない
何かをやりたいからうまくいかなくてもやるんじゃないの

だったら
うまくいかない「今」は
うまくいく
いつかのための
通り道なんじゃないかな

うまくいかないときは
止まってもOK
止まって周りをみれば
意外と悩んでたことがたいしたことないことに気づく

自分1人が立ち止まったところで
世界が終わるわけでもないし
また歩き出したらすぐに
今までの場所まで追いつける

問題は
失うことが怖くて
辛いことに気が付かないふりをすること

辛いことだから成長できるって
それは正論かもしれないけど
辛いことをいったん外側から見つめることで成長できることもあるはず

焦らないでいこう
勝手に悲劇的にならないでいこう

自分を思っているよりずっとちっぽけで
だから
のんびり歩いていっても大丈夫

切羽詰まってきたら
自分を楽しませるものはなんだったか思い出して

時間を忘れて
本来の自分を思い出して

もう一度前を見ていこうか


YOUTUBEで絶賛活躍中!