もものかんづめ

「さくらももこ」が乳がんで死去。
５３歳。俺とたいして変わらないしお姉ちゃん役の声優が５１歳。
なんとも早い死である。

この人のことをいつ、どこで、どうやって知ったのかは覚えてないが、
毎週日曜日の「ちびまる子ちゃん」は毎週欠かさず見ていた。

当時高校を中退して家に引きこもり楽しいことが何もない生活の中で、
ちびまる子ちゃんだけが腹の底から笑えた。単行本も持ってたなぁ。

ちびまる子ちんもだが、俺にとって馴染みがあるのがエッセイ。
誰が持ってきたか知らないが集英社が刊行している「青春と読書」が２冊家にあった。
そこに「さくらももこ」がエッセイを寄せていたのだが、それもまた面白く。

睡眠学習枕を通販で買い「うんこちんちん」を父の声で早朝にしゃべる。
この話に爆笑したのを覚えている。

後にこれらのエッセイは「もものかんづめ」として刊行されベストセラーに。
俺も買って読んだのだが、意外に腹黒かったことにショックを受けた(笑)。
ちびまる子ちゃんを想像して読むと口が悪い(笑)。

特にじいさんが死のくだりは。

もう１回買って読んでみようかな。
当時の気持ちを思い出して。