微少ブレ

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以前山桜の写真でも同様の事を書きましたが、今回はもうちょっと見付けにくい事例があったので、ご紹介って事で。

○Data
　Canon EOS 7D
　Canon EF24-105mm F4L IS USM
　1/4sec. AE(F16) 三脚使用(縦構図) ライブビュー
　(写真は等倍まで拡大したものを一部切り出し)

ブレには気を付けてかなり慎重にシャッターを切ったつもりでしたが、写真左の様にごく僅かにブレがある物が数カット見つかりました。山桜の時と同じくブレのある写真が１カット目、２カット目はブレ無しとなってました。今回は縦構図と言う事もあってか、カメラ本体の固定が横位置よりも不安定となった様で、気を付けていても僅かなブレが出ていました。

この写真にしても、等倍に拡大してチェック、「何だかアマいなぁ」と思って次のカットと見比べたら「あ、ブレてる」って感じでした。F16位ではそんなにアマくならないので、おかしいと思って調べて分かりました。

高画素のデジタル一眼が普及して、レンズのアラが良く見える様になったと同時に、撮影技術のアラも良く見える様になりました。自分でも気を付けて撮らなくてはと思いますね。フィルム時代に撮った写真の中に、こう言う写真も混ざっているんでしょうけど、顕微鏡でも持ち出さないと、ルーペでは分からないかな？

審査通過

○夕焼けの岳樺林

夕照の岳樺林の写真素材 [FYI05054778] | ストックフォトのamanaimages PLUS

Data
　Canon EOS 7D
　Canon EF70-200mm F2.8L USM
　0.4sec. AE ISO100 C-PL Tri-Pod
　現像：Digital Photo Professional WB：太陽光
　撮影地：岐阜県高山市(平湯峠)


類似の写真をフォトストリートに出していましたが、構図を小変更したバリエーションの方を選択しました。

本当は夕日を撮ろうと思って峠を越えたんですが、岳樺の林が夕日に染まっていてまさかの出会いに感謝でしたね。画面下の楓？の赤色がアクセント、画面上に夕日が当たっていない部分を取り込んで岳樺を浮き上がらせてみました。


Autumn192

審査通過

○秋の山

秋の山の写真素材 [FYI05058371] | ストックフォトのamanaimages PLUS

Data
　Canon EOS 7D
　Canon EF70-200mm F2.8L USM
　1/50sec. AE -1/3EV ISO100 C-PL Tri-Pod
　現像：Digital Photo Professional +1/6補正 WB：太陽光
　撮影地：長野県松本市


先週出した写真の「雲無し縦構図版」。フォトストリートには出していませんでした。

何度かこの場所で紅葉を撮影していますが、この年がベストでしたね。天候、紅葉共に文句無しです。

EF70-200mm F2.8L USM と EF28-70mm F2.8L USM の実力差が分かる写真ですね。どちらもXLサイズを購入していただいて、等倍で観察すれば違いがよく分かりますよ・・・って、買いませんよね。


Autumn214

審査通過

○秋の山

秋の山の写真素材 [FYI05058370] | ストックフォトのamanaimages PLUS

Data
　Canon EOS 7D
　Canon EF28-70mm F2.8L USM
　1/50sec. AE -1/3EV ISO100 C-PL Tri-Pod
　現像：Digital Photo Professional +1/6補正 WB：太陽光
　撮影地：長野県松本市


フォトストリートには空の入っていない構図を出していましたが、素材用には青空が入っていた方が良いかと思い、青空入りと雲を入れ込んだ写真を選びました。青空だけの写真はフォトストリートに出していなかったので、今回が初出となります。この写真と雲が入った横構図の物は、センサーにゴミが付いて黒点が出来ちゃってます。これはスタンプツールの修正できれいに消えました。

同じ地点で EF28-70mm F2.8L USM と EF70-200mm F2.8L USM を使って撮影しましたが、解像度の差に驚きました。1800万画素でもその差は歴然でしたね。EF70-200mm F2.8L USM で撮影した物は、稜線上の木の葉っぱまで解像されていますが、EF28-70mm F2.8L USM ではそれがぼやけてしまうのが残念でした。


Autumn213

DLO その２

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以前使用するかどうか検討したデジタルレンズオプティマイザ(以下DLO)、カラーノイズが増える難点があって使うのを止めましたが、もう一度使えるかどうか検討してみました。前回はシャープネスを下げてから適用しましたが、今回は使っているピクチャースタイルで適応量を変えてみました。

使用レンズは EF24-105mm F4L IS、画像の左上部分で色収差やシャープネスを調べてみました。写真上がDLO(適応量50％)、下が色収差補正したものですが、シャープネスに関しては文句無しで、レンズ解像度が一段上がった様な感じで全部この条件で現像したくなりますが、前回問題だと思った単色部分のノイズ感(写真右)、やはりJPEGの圧縮ノイズの様な「文様」が出現してイマイチ。そうやって左の写真を見ると、緑が少々ざわついているような感じがします。

ここまでは前回の確認と言うか再現実験で、ここから適応量を下げていってシャープネスが確保される＆単色部分のノイズが気にならなくなる分量を探りましたが・・・ノイズが無くなるまで下げるとシャープネスもDLO未適応と差が無くなります。こうなるとDLO適用によるファイル容量の増大がネックになるので、やっぱり使用は見送りですかねぇ。

それにしても、オリジナルのファイル容量28.5MBが、DLO50％で52.8MB、DLO25％で52.4MBと、ほぼ倍増するのは困ったもんですね。大伸ばしをする時に解像度を確保したいと言う用途には向いていると思いますが、A4プリントぐらいではよく分からないと思います。

審査通過

○秋空

秋空と雲の写真素材 [FYI05058369] | ストックフォトのamanaimages PLUS

Data
　Canon EOS 7D
　Canon EF17-35mm F2.8L USM
　1/60sec. AE ISO100 C-PL
　現像：Digital Photo Professional -1/3補正 色収差補正 周辺光量補正 WB：太陽光
　撮影地：岐阜県高山市


先週は秋空の写真を３枚出してみましたが、意外にあっさり通ってしまいました。この写真はレンズが EF17-35mm F2.8L なので解像度が少々甘く、審査に通るかどうかちょっと不安でした。フルサイズ機なら EF24-105mm F4L IS で撮れたんですけどね。


Autumn212