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アニマルウェルフェアと電球 2

2010-01-19 06:28:54 | ナチュラファームの紹介
おはようございます。埼玉県寄居町の丸一養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。

ナチュラファームでは、FANCOM社製自動調光システム(VLR.20)を採用しています。昼間の日照時間が短い今の時期ですと産卵コントロールが難しいので、自動調光器を使用して約1時間を掛けて電球を暗くしたり明るくしたりすることによって、日の出と日の入りの時間を作ります。
朝は電気が突然点灯することなく、ゆっくりと明るくなり産卵準備がスムーズに行われ、夜は暗くなるに従って、鶏本来の行動欲求である"止まり木で休む〟ために、システム上の止まり木に止まって睡眠する体勢をとって休みます。
ようやくココで本題の電球の話になりますが、採用した調光器は200V対応のため、電球も一般的な100Vではなく200Vの電球を使用しています。最近では電球型蛍光灯やLEDの電球の種類も急激に増えていますが、近くの電気屋さんなどでは、100V対応製品しかなく昨今の省エネ&CO2削減対策として何とかならないものかと探していました。
そんななか、ヨーロッパの伝統と文化の中で光技術を育んできた、世界有数のランプメーカー、ドイツ・オスラム社と日本の三菱電機が提携した三菱電機オスラムが販売しているLED電球を見つけ、うまくいくかどうか後先考えず購入してみました。


▲三菱電機オスラム社製 PARATHOM CLASSIC-A(一般電球タイプ) 口径E26

今まで使用していた白熱電球の定格消費電力は40Wでしたが、このLEDは2Wで10W相当の明るさがあるそうです。定格寿命も白熱電球2000時間に対してLED25000時間と相当な差があります。本来ならば今までの電球でもそうでしたが、光が均等に散るよう白色面を使っていますが、10W相当の明るさしかなく、カタログ数値では全光束(光源がすべての方向に放出する光の量)がクリアのほうが高いので、丸見えのクリアを選びました。
次回は「実際に鶏舎に付けてみよう!」編です。

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アニマルウェルフェアの考えに基づき、にわとりの健康を通じて、人の健康へ貢献したい。
ナチュラファームは、にわとりのこと、人のこと、これからのことを大切にしたいから …
ecocco (エコッコ) を皆様へ大切にお届けしています。
ナチュラファーム/有限会社丸一養鶏場
0120-270-626
携帯電話・PHSからもご利用頂けます。下記のお時間にて対応させて頂きます。 
平日8:30~16:00 土曜日祝日8:30~12:00 *日曜日はお休みです。
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