水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

お稽古場映像に誘われて(2)‥‥祝!人生初中日遠征

2017-02-17 | 雪組
少し時間がたってしまいましたが、中日劇場に行ってきました
ネタバレあります。







遠征するのは6年ぶりくらいしかも中日初遠征
基本的に遠征はしないことにしてるんですけど
キャストが出た時から“行きた~い!”けど博多座行かなあかんし、ここは我慢と揺れていて
そうしたら行く気満々だった博多座遠征が無くなってちょっと気が大きくなってしまいました

実を言うと、くーみん(上田久美子)の作品の中で、「星逢」が一番好きというわけではありません。
美しくて切なくて、ドラマ性のある素晴らしい作品だとは思うんですがツラすぎました
どこにも救いが無く、リピートするには覚悟がいるので、大劇場の時は持っていた楽近くのチケットを、娘に譲りました
大劇場では併演のショーが「ラ」で良かったです

でも中日のお稽古場映像で、桃ちゃん(桃花ひな)貴姫が踊ってるのを見た途端、やっぱり生で見た~い
それに何やら、脚本演出が変わってるとこがある、と聞こえてきて、これは行かねば!と遠征決行
行くたびに思うんですが、名古屋って意外と近い府県境を越えて行くので、“遠い”イメージがこびりついてますけど
クセになりそうで怖いです中日劇場は来年の3月までなので、もう行くことはないかもしれませんが
すっごく行きやすくて、見易くてイイ劇場なのにねぇ


行って良かったです
くーみん、さすが、と思いました印象がかなり変わってます。

脚本自体が大きく変更になったり、書き加えられたところは少ないと思うのですが、
台詞を言う人が変わることによって、結果は同じなのに受ける印象が違いました。
「若き日の唄は忘れじ」の中日版と全ツ版で、たっくん(大野拓史)が変えてきて驚いたことがあったのを思い出しました。
あの時は出演者が入れ替わったのに合わせたんでしょうが。

今回はそれだけでは無いようです。
チギ太くん(早霧せいな)が、救いというか、希望が見える、みたいなことを言ってましたので。
前回のままだと、晴興がホントに救われないですからね
源太は死んで、晴興は永蟄居なのは変わらないのに、どこが救いだよって感じですけど

でも一揆の翌年の、星逢祭りの明るさに、ちょっと違和感があったので、
源太と晴興の犠牲と引き換えに、村が救われたことがわかるようになったのは良かったかなぁ。
私はこちらの方が好きですね


GHの方は、クリスマスメドレーがもの凄く楽しくて、盛り上がる場面だったので
ラテンの場面は、まだ少し浮いてる感じがしました
今頃はすっかり馴染んでるかもしれませんね
客席降りや客席登場が多いのも、やっぱり楽しい

そう言えば下手側、横通路の少し後ろの席だったのですが、
ゴーストバスターズの場面。翔くん(彩凪翔)が鯱バズーカを肩に乗せて通るのが、シルエットで見えたのが
一瞬シャチホコのかぶり物をしてるのって思いました
翔くんの顔がシャチホコに隠れて見えなかったんです

ホント好きだわこのショー

ただ最後のトリデンテで踊るシーン。お衣装が白なんですよね。
それを見ていたら、急に晴興、源太、泉が天国で踊ってるように見えてしまって
なんだか寂しくなってしまいました

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