能登和倉マラソン大会 ~29.3.12~

※まずは、長文です。読み終わるのに30分かかります(笑)



セレブの朝は、 emergencyから始まりました。


昨日食べ過ぎて、今朝起きても 全くお腹が空きません

炭水化物を多めに摂りたいのに、受け付けません…

しまった…　emergencyです。

カーボローディング失敗ということになります


これらが 失敗のもと。

結局、バナナ１本だけで挑むことになりました





気を取り直して、七尾へ向かいます

ここでトイレ事情をお話しするのもどうかと思いますが、2つ目のemergencyです。

七尾行きの能越道は、200円って良心的な料金で乗れましたが、肝心なパーキングやサービスエリアがないじゃないですか

新しい道なのか、ナビにもうつりません…、一体トイレはどこ？？

もう途中 氷見で途中下車しようかと思いましたが、田んぼと旧家しか見えません、コンビニなんてなさそうです。

冷や汗が出てきます…


と思っていたら、ようやくパーキングが


2つ目のemergencyは、どうにか失敗せずに済みました。



まぁ、なんだかんだ笑えるemergencyをクリアしながら、七尾入りします


駐車場からの景色　
マラソンであの橋を渡る


バスに酔いながら、現地入りします

ランナーだらけで激混みです

まずは、友人を探す


サブ４の会社の先輩と



セレブの兄と



浜ちゃんと

知り合いは、ざっと３人か…


レース30分前。ここからは、戦闘モードです！

能登マ丼に向けてね。

と言っときながら、警察官に写真撮ったりしてもらってます


緊張感ゼロです


ようやくスタート15分前に

私は一番遅いブロックスタートです


ここだと、周り中ヤル気ない人しか見えません（笑）

放送でペースランナーは、4時間、4時間半、5時間の３つのゴール通過タイムで走ってくれるとのこと。

今回は御縁がないですな…

一人で走るしかないと思っていましたが、疲労骨折中の浜ちゃんも最後尾スタートすることになり…

これはいいペースランナーしてくれるのでは？？と勝手に期待持ちます

どちらも完走できるかどうか微妙なところですが(笑)


さぁ、遠くの方でスタートしました

さっそく、駐車場から見えていた能登島大橋を通過します


ペースランナーが歩道で写真を撮る



真似して私も撮る



そのまま歩道走る

『はい、歩道は走らないでくださーい』と最後尾の車から拡声機で注意が入る

このあたりは、気持ちがいいですねー まだ序盤だし(笑)

まだトークも軽快にできます

ちょっとずつ、ランナーを抜かして行き…


中盤。

そろそろ疲れてきて飽きてきて、心の中で愚痴りだします(笑)

海も見飽きた…




でも、なんとか20キロ越えたあたりから能登マ丼だけに集中です

その時、風船をつけたペースランナーらしき人が見えるではありませんか

ロックオン



まさかの、5時間のペースランナー抜かせました。

そのまま順調に進み25キロ地点、係員が『はい！能登マ丼までもうちょいだよー』とヤル気でる声援をくれます

『まだ残ってる？』と勢いで聞くと『ちょっとわからない…』現実的な返事されて一気にヤル気なくなります

それでも、どーにか能登マ丼のある27.8キロ地点に来ると、人が賑やか！集まってる！

これは、もしや…



能登マ丼GETだぜぃ！



もうリタイアでいいし


でも、護送車乗るまでにも時間がかかると言うし、左は海、右は林、もうこのまま直進するしかない環境です

なんだかんだで30キロまで来ました。

ここからは未知の世界です

もう足が痛いから、未知の世界に興味や未練はありません、撤退したいです。

そして、専属ペースランナーだった浜ちゃんも、トイレをしている間に随分先に行ってしまい、見失います。

ここからは、自分との戦い…

風も強いし、周りも遅いし…一緒に歩こうかな…、いや剱岳早月尾根はこんなもんじゃないだろう…、セレブなら完走できる…、風にも負けない…、登山家なら登り坂では絶対止まらない…とか、かなり自分に酔いしれた妄想ばかりが膨らみ、その妄想癖のおかげで気づけば残り1キロ

もう温泉街に戻ってきて、沿道の応援も熱いです

そして、ついに　　ついに


ゴーーーーーール！！

やったー！！



記録証もちゃんと貰いましたよ



30キロから足の感覚もないし、失速していると思ったけど、そんなことなかった

4時間50分。自分としては、かなり満足

足元のチップを外してくれた若いお姉さんがお疲れ様ーと言ってくれたので『もう死にそうでしたー。でも初めてのフルマラソンで完走できてよかったです』と答えたら『えっ！このマラソン、坂も多くて初心者の方には敬遠されがちなのに…初めてのマラソンここで走るって凄いですよー！』とお世辞でも嬉しかった　

やっぱり私は無謀なのか…


無謀と言えば…


↑この絵だけを見ると、まるで剱岳や立山みたい

んなわけ、あるかい！笑

でも、もっと激坂が沢山あると思ってて…ちょっと高低図にはガッカリしたと言うか…

物足りなかったので、トレラン、出たくて堪らなくなりました(笑)

今日 完走できたことで色んな自信がつき、遅いけど又走りたいと思ったし　トレランにも出たいと思った(笑)

めでたし、めでたし

へっぽこからサブ５の誕生です

予定より2時間も早く終わったマラソン後は、浜ちゃんとイベントブースをプラプラ

交換券を使って つみれ鍋


500円金券を使って チュロスとフランクフルト


今日のメインイベントは、これにて終了

もうメイクドラマだったよね、パーフェクトな一日だった！

ここまでは…



帰りに、一人で氷見市の旅館に立ち寄り入浴



冷えた体を温めたい…さぶっさぶっ

足早にのれんをくぐり、服を脱ぐ。

脱衣室に誰もいないけど、曇ガラスの向こうには入浴客が数名いるようです。


そっこー全裸になり、入浴前にトイレを済ませます。

んで、すっぽんぽんでトイレを出たら…

emergency

男性客が一人、脱衣室にいるじゃないですか！

『キャー！　変態！！』

と、叫びたいところですが、叫ぶと その人こっちを見る？？

高齢者だったので “ボケも程々にしてほしいわ…” と心の中で思いながら、一応のれんを確認してみましたら…







えっ　ここ男湯ですか

どうしましょー タオルひとつ持ってない…。

でも、これは自分が脱いだ服のところに戻るしか方法はなく、相手が高齢者なのをいいことに小声で『すいませーん、間違えたんです…』と両手で隠しながら衣類のところへ戻り、0.5秒でズボンとジャケットを羽織りました。

そのおじいさんは、苦笑いしながら視線を外してくれておりました

と、その１秒後には比較的若い男性が入ってきてセーフ、小さくなりながら『すいませーん』と外に脱出しました。

こんなことって人生である？ こんな笑えないemergencyないよね、フツー！



今日は、色んなemergencyを乗り越え？、完走できたことが何より嬉しく、いつもの２倍幸せを感じています

今日は特別に２缶


ぐっすり眠れそうです

明日からの筋肉痛が恐怖ですが、これにて おやすみなさい