プリンの鼻の汚れが気になるようになってから、しばらく経ちます。特に右の鼻の穴の周りが、薄っすらと黒ずんでいて、覗き込んでみると、鼻の穴のなかには、ハナクソのようなものがあります。歳をとったせいか、以前に比べると、顔をコシコシする回数が、かなり少なくなってきていると思います。それじゃあ、ワタシがキレイにしてあげよう、と思って、湿らせたコットンやガーゼなどで拭おうとするのですが、もの凄くイヤがります。 マロンもそうだったけど、プリンも鼻に触られるのが、いちばん嫌いらしく、耳や目の周りのお手入れに比べると、数段、激しく抵抗します。ということで、たいていは、ちょっぴりハナクソを残したまま、グルーミングのお手伝いは終了となってしまいます。 昔みたいな、ピカピカのピンクのお鼻が、もういちど見たいけど、ハナクソだって、プリンの勲章かナ。
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ふと気づいたら、1ヶ月半以上もご無沙汰してしまいました。 だいぶ滞りがちになっているわが家のブログ。オットから「アレッ、もうやめちゃったんじゃなかったの」と言われ、「いやいや、ただ間があいちゃっているだけだよ」と返しつつも、なかなか更新にいたらないのは、ちょっとした、迷いというか、悩みがあったからです。 こうしてブログの更新をしようとすると、いろんなコトが次々と頭に浮かんでしまい、パソコンの前でボーッとしたまま、時間だけが過ぎてしまうのです。その辺りの迷いといか悩みについては、もう少し時間をかけて、いちど、じっくりと考えをまとめてみたいと思っています。 ところで、プリンは元気です。 しっかりと高齢猫の気配を漂わせるようになってきてはいるものの、日々をつつがなく過ごしています。とはいえ、年齢に見合った範囲ではありますが、腎機能が低下してきていて、便秘の恐れもあるため、今年からは、彼女の健康ノートの項目をグッと増やしました。トイレチェックはこれまでどおりですが、投薬やゴハンの状況もチェックできるようにしました。1日1回の心臓の薬と、1日2回の便秘の水薬。ゴハンは、食欲不振のプリンのために、よりフレッシュなテイストを維持できるように、1日4回に分けています。毎日どれくらいの量を食べているのかも、グラム数でチェックしています。また、特記事項を記入できる欄も拡張しました。 ちょっとやり過ぎかな、とも思うのですが、忘れっぽい上に心配症というワタシにとっては、チェックとデータが、安心のために必要なのです。 プリンの体に、新たな老化の兆候を発見すると、やっぱりちょっと、さみしさのようなモノを覚えます。と同時に、ソレが妙に愛おしく思えたりします。プリンが元気で過ごしてくれているコト、まだまだ一緒にいられれるコトを、とてもありがたいなァとしみじみ感じながら、毎日、健康ノートを付けています。 2013年の夏の始まりまで、あと少しですね。厳しい季節を無事に乗りきってもらえるよう、頑張らなくっちゃデス。
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年末も寒かったけど、今年に入ってからもビックリするくらいの寒さです。
この記録的な寒さが、来週も再来週も、ずっとずっと続くかもしれません。
みなさま、どうか、少しでも暖かくお過ごしください。
今朝(1月20日)、ニザさんが息をひきとりました。ニザさん、会えてうれしかったです。ありがとう。
ワタシとふたりのときには、「窓を開けて」を要求するだけのプリンが、オットがいる週末には、ときどきフレンチ・ドアの前で、庭に出たそうな素振りを見せる。それでも、やっぱり彼女を外に出してあげるコトが、どうしてもできない。 福島第一原子力発電所の事故から1年と7ヶ月以上経ち、ワタシの周りの人々の多くが、放射能のコトをあまり気にしなくなった。去年の今頃と比べれば、20%以上も空間放射線量が下がり、この地域からは、国の基準値を超える農畜産物は検出されていない、と行政は言う。でも、わが家の庭の空間放射線量は、去年の9月とほとんど変わっていない。今でも花壇の中では、地上5cmで0.1μSv/h前後の数値を、サーベイメーターが示す。 新しく敷き詰めた砂利の上を歩くくらいなら、大丈夫かもしれないが、プリンは砂利の上を歩くために、庭に出たいワケじゃない。木の根元でうずくまったり、葉の匂いをかいだり、草を食んだりしたいのだ。ワタシには、あの庭でプリンにのんびり過ごさせてあげるコトが、どうしてもできない。 あの庭が、ワタシにとって安全だと思えるようになるまでに、あとどれくらいの年月が必要なのだろう。そして、プリンが生きている間に、ワタシたちは、再び庭散歩を楽しめるようになるのだろか。
なんてコトが、庭を眺めるプリンの姿を見ていると、頭にポワンと浮かんでしうまンです。
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