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『奈良学友会』

奈良大学通信教育部文学部文化財歴史学科 同窓会

三ツ鳥居

2008-06-10 18:21:20 | 通信
 大阪に三ツ鳥居があると聞き、早速訪ねて見ました。

大阪市中央区の地下鉄御堂筋線本町駅下車、御堂会館の西に目的の坐摩神社がありました。

コンクリート製ですが、大きな三ツ鳥居でした。


三ツ鳥居は、奈良県桜井市の大神神社と桧原神社が有名ですね。

大神神社と桧原神社は三輪山が御神体ですから、本殿はなく拝殿と三ツ鳥居があるだけです。

坐摩神社は本殿がありますし、坐摩神という五柱の神が祭られています。

この不思議な三ツ鳥居の謎、ご存知ですか?!

中央の大きな鳥居は、春分・秋分の日の出、右の鳥居は冬至の日の出、左の鳥居は夏至の日の出、

がみれる場所らしいという説がありますね。

古代、古代の始まり、興味がわいてきますね。

   参考文献:『ヤマトの古代祭祀の謎』小川光三氏

                                    幾都香

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3 コメント

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三つ鳥居? (高畑博之)
2008-07-12 06:11:29
三つ鳥居って、京都の蚕の社にある三角柱状のことではないのですか?秦一族の養蚕技術にゆかりがあるとかで、いかにも異国情緒が漂っています。訪れる人も少ないようなので、必見ではないかと思います。
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鳥居のかたち (幾都香)
2008-07-17 13:05:21
 鳥居には形式が幾つもあります。

三ツ鳥居は大神神社の三ツ鳥居が、最古でしょう。由緒は不明だといいます。
ご神体の三輪山を拝殿から拝みます。
普通、拝殿で見えませんが、真ん中の鳥居が大きく、両脇の鳥居は少し小さいでした。
三輪山の大神神社のほか、桧原神社も三ツ鳥居で、こちらは見れます。

 三柱鳥居は、三本の柱で三角形になった鳥居ですね。
 鳥居の形により、やはり持つ意味が違うのでしょうか?
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三柱鳥居 (幾都香)
2008-07-17 23:47:21
 図書館で調べてきました。
三柱鳥居は、京都太秦の木嶋坐天照御魂神社は、神門というより、ヒモロギを表現するものもいうようです。
中央の磐束が神座を意味するのでしょう。

ヒモロギ(神籬)神を宿し留める樹のこと。

三ツ鳥居と違った意味の鳥居のようですね。
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