もしも、この写真に写るワンちゃんが、僕自身だったら、あなた自身だったら
僕やあなたが、大好きな人に捨てられ、何も知らずに二酸化炭素のガスのなかで殺される運命なのだとしたら
僕やあなたが、大好きな人をボタンひとつで、殺さねばならないとしたら
僕やあなたが、一緒に暮らしたワンちゃんを自らの手で殺さねばならないとしたら
犬を捨てることを許せるのでしょうか?
この写真に写るワンちゃんは、もうこの世にはいないでしょう。
りずむが、このオリの中に入り、死んでいく姿を僕は想像したくない。
犬を捨てる人は言います。この新聞記事でも書かれています。
「飼い主の病気」「転居」「経済的に苦しい」
犬を捨てる人は、仕方がなかったと言うでしょう。
でも、すべては捨てる人の身勝手にすぎない!
命を粗末にする人間に、人間として生きていく資格があるのでしょうか?
小さな命が、今日もどこかでこぼれ落ちていきます。
そんな悲劇をつくっているのは、人間自身です。
そして、それをとめられるのも人間自身です。
犬を捨てる人に言いたい。
あなたが、捨てるものは、大切な命だけじゃない!
人として、愛を捨てないで。
心からそう思います。
※このブログは、2009年6月10日北海道新聞の記事を参照しました。
この記事によると、札幌市動物管理センターには、1日あたり2匹くらいで不要犬として、犬が持ち込まれるとのことです。
この内、7割ほどの犬が殺処分されているとのことです。