直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

ドライブ:埼玉

2010年08月16日 | 旅行


友達がこま切れで夏休みをとったので
ドライブにでも行こうという話になりました。
とりあえずドライブに行くことだけは決まったものの、
どこに行くかは決めていません。
でもそれからちょっとしてから、ネットで和同開珎の
神社の話を見かけました。
場所は秩父らしかったので、どうかと訊いてみると
そこにしてみようということで決定。

その日は晴れたり止んだりの空もよいでした。
とりあえず長い傘を車に積んで出発です。
走り出してから、友達のMP3プレイヤーを出して、
わたしは荷物からシガーソケットから
交流電源をとる変換機を出しました。
これで電池切れの心配も無く、ドライブの間
流しっぱなしにできるはずです。

……と思いきや。交流電源装置を持っていったものの、
コンセントをUSBコネクタに変換するものを
忘れていくという失敗を犯していたことに気づきました。
なんという意味のなさ。なんという片手落ちでしょうか。
がっかりしていると、友達が
「もしかしたら充電無くても結構もつんじゃない?」と。
結局のところは、まだあたらしいおかげかドライブの終わりまで
電池が切れることはありませんでした。
前のプレイヤーに充電が必要だったのは、
何回も使っていて電池がへたっていたからだったようです。

それはさておき、車は渋滞に巻き込まれることなく、
高速や有料道路を走って埼玉県へ。
和同開珎関連の、聖神社というところへつきました。
どこらへんにあるのかと探したくなる感じに、
意外とこぢんまりしていました。
すぐ横に、車が二台くらい泊められるスペースがあったので
安心して泊めて階段をのぼります。


◆◆画像10-08-16_001◆◆



神社には木造の和同開珎が。
神社のお賽銭箱あたりに、お守りというか
タリスマンというか、聖具というかの、
和同開珎の形をしたものが売っていて、
ちょっとかわいかったので買いました。

そして入口まで戻り、これで目的は終了して
どうしようと話していると、
友達が「写真の和同開珎ってこんなだった?」と訊きます。
「もっと大きいのがなかった?」と。

わたしは全然覚えていませんでしたが、
他にあるはずという友達がさがすと、
神社のそばの看板に、なにやらそのようなことが書いてありました。
どうも、和同開珎用の銅を露天掘りしたあとにあるようです。

これは行くしかないと場所を確認。
近かったので向かってみると、車を止める場所は
目的地からは多少離れていました。

車を止め、すこし下り、茂みの山道へ入っていきます。
そして多少歩くと、たどり着いたのが露天掘りあとです。
そばには記念碑もありました。


◆◆画像10-08-16_002◆◆



そういえば和同開珎って、てっきり日本(和)の
銅で作り始めたので和銅開珎のように思っていたのですが、
和で同じと書いて和同だったんですねえ。


さて。それからどうしようかということになり、
とりあえず上に走っていると観光看板があったので、
駅でも見に行ってみることにしました。
その途中に、高速のパーキングエリアみたいな
物産館があったので寄り、そこかどこかで目にした、
牧場らしき場所へも行ってみることにしました。

さらにその途中で友達がダムを見つけたので行ってみようと言い、
そこに向かう途中でわたしが鍾乳洞の看板を見つけたので
そちらに針路変更です。

そして行ったのは橋立鍾乳洞というところ。
受付はとても感じが悪かったのですが、
鍾乳洞自体はよかったです。
受付の横にヘルメットが置いてあったので、
せっかくだからと被って入りました。
すると中はほんとうに狭く、急で、
頭も背中も上から突き出た岩に何度もあたるくらいでした。


◆◆画像10-08-16_003◆◆



これは出てきたところです。

中は撮影禁止だったので一枚も撮れていませんが、
止まって観察するような感じでもない、
ほぼ一本道の洞窟のぼりでした。
なかなかの冒険気分になれるのでおすすめです。
ただ、中は湿っているので滑り止めつきの軍手なども
あったほうが楽かもしれません。


そのあとは、みかけたダムへ。


◆◆画像10-08-16_004◆◆



ダムにエレベーターがついているような書きかたで
すごくわくわくしたのですが、いざ着いてみると
運転中止でがっかりしました。
ダムの内部なんてそうそう見ることもできないので
見てみたかったです。
上の写真でダムにくっついているのは、階段です。

この浦山ダムは、かつて行った小河内ダムとは違い、
意外と小さかったです。
堤防みたいな場所を端から端まで行っても
そんなに時間もかからず、すてきな景観もなかったので
そそくさと引き返そうとしたとき――ふと、
ダム横の階段が使えるような文を目にしました。

わたしはテレビ塔でも階段が使えるときは
とりあえず登ってみる感じで、結構階段が好きです。
これも階段が使えるなら挑戦したい気分になりました。

友達はあきれ顔で、試すなら止めはしないけど
自分は車で下に行くというのでお願いして、
わたしは階段で下ってみました。

なお、下から見上げて、ダムの右と左に階段がありますが
左には一般車道はついていないのでたぶん業者用。
右が一般人も使える階段のようです。


◆◆画像10-08-16_005◆◆



もしかしたら入ってはいけない場所かもしれないので、
とりあえずゆっくり階段を下りてみました。
もしだめだったら、あわてて警備員が飛んできて
止められるかもしれないからです。

でもすこし行ってもなにも言われず、
まわりには上り下りする人向け用の
看板がいろいろ出ていたので、どうやらだいじょうぶのようです。
なお、直線距離での高さは400mだそうでした。

夏だけあってむわっと暑いのに加え、
雨が降ったり止んだりでじめじめしています。
くだりだから楽だろうと思いながら歩いていたのですが
なかなかつらくなってきました。


◆◆画像10-08-16_006◆◆



中間過ぎくらいで振り返って撮ってみたものです。
ちょっとおもしろい感じに撮れたと思います。

たしかに疲れて、足もがくがくしはじめましたが、
ダムに沿っている階段を下りるなんて
そうそうあることではないので意外と楽しいです。

降りきってみると、友達が上から下まで
車を使って来る時間は4分。
わたしが歩いて上から下までは9分くらいだったようです。


それからは、牧場をめざしました。
羊がいるらしかったのですが、どうも小屋の中。
看板にはこんなことが書いてありました。


◆◆画像10-08-16_007◆◆



口蹄疫。まさかこんなところにまで影響しているとは。
獣もいないし、じゃあ帰る方向で――と思うと、
友達がどこかへ歩いていきます。

よくわからないのでついていくと、
草むらにベンチっぽいものが置いてある場所に来ました。


◆◆画像10-08-16_008◆◆



普段の羊の放牧地でしょうか?
それとも、野外音楽場とかなのでいすがおいてあるのでしょうか。

すると友達が言うには、芝桜のシーズンには
とても人が入る有名な場所なのだそうです。
そういえばいつかそんな話をしていた気がしますが、
まさかここだったとは。
シーズン外れのその場所は、ただの草むらでした。


それから、帰り。
そこらへんにあった日帰り温泉みたいなところに寄りました。
わたしは多少熱いお湯が好きですが、
一つは入っていられない熱さだったのでさっさと出て、
それほど熱くないところにぼちぼちつかって
それなりに楽しんで、折り返しに入りました。

……と。


◆◆画像10-08-16_009◆◆



空に虹です。
虹なんてひさしぶりに見ました。
上にある道路に行けばもっとよく見て
写真も撮れそうだと思ったのですが、
通じる道路がわからなくて進んでいるうちに
もうだめになっていました。


そんなこんなな今回のドライブは楽しく終わりました。

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