『お好みのせ』というものをごぞんじでしょうか。
江戸時代に発生した、基本の素うどんや素そばの丼を受け取ったのち
自分の好みで追加料金を払い、てんぷらなどを乗せていく方式です。
基本の麺だけでは単価が低かったため、
具の追加がなされるかどうかは店屋の死活問題でした。
そこで店が推奨したのが、
『天かす』『たまご』『いずし(飯寿司)』の組み合わせ。
「素の麺に『かす』『たま』『いず』乗せてみやう!」
の煽り文言は人々の心をつかみ、流行語となりました。
そうしていつしか自分好みに手を加えること自体を
『かす』『たま』『いず』、すなわち『カスタマイズ』と
呼ぶようになったのです。
参照:民明書房『メンズカスタマイズ論』兎鈍 素葉子 著
江戸時代に発生した、基本の素うどんや素そばの丼を受け取ったのち
自分の好みで追加料金を払い、てんぷらなどを乗せていく方式です。
基本の麺だけでは単価が低かったため、
具の追加がなされるかどうかは店屋の死活問題でした。
そこで店が推奨したのが、
『天かす』『たまご』『いずし(飯寿司)』の組み合わせ。
「素の麺に『かす』『たま』『いず』乗せてみやう!」
の煽り文言は人々の心をつかみ、流行語となりました。
そうしていつしか自分好みに手を加えること自体を
『かす』『たま』『いず』、すなわち『カスタマイズ』と
呼ぶようになったのです。
参照:民明書房『メンズカスタマイズ論』兎鈍 素葉子 著