葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

トックリラン

2007-07-15 22:21:41 | 100均観葉図鑑「た」

     *太陽大好き。夏でも直射日光OK!
       暗さに弱いので、日当たりの悪い部屋は不可

     *寒さに強い
       5℃くらいまで下がっても平気

     *乾燥を好むので、水やりは抑え気味に
       葉っぱには水をかけないように気をつけて


 □ 


道端の草シリーズ・・・。

とはいうものの、写真ではまったくわかりませんが
(このカメラマンのへっぽこさはいい加減なんとかならないものか)

ぽっこりした幹から、細く長い葉っぱが伸び、しなやかに垂れ下がっています。
この幹のぽっこり具合が、徳利に似ていることから
トックリランという名前がついているようです。

しかし、うちに入荷する時点では、徳利みたいには見えません。
いずれ成長して、徳利になるのでしょうか?
お店にいる時点では、土の表面から丸い頭がのぞいているだけです。

それが、あまりトックリランの良さを生かし切れていないのか
人気のほどは、いまいち。いまいち、というか、正直、あんまり・・・。

確かに、この写真の状態では
あまり心惹かれるものがないかも知れません。
(個人的には、雑草系だわ~。と思って見るんですが・・・)

この子を一躍人気者にするためには、何が必要なのか。

毎朝、売れ残っている姿をみるたびに思案するのですが
何も思い浮かばず、「まあ好きなだけお店にいなさい」と
適度に気にかけてやっていると、いつの間にか売れています。

枯れるとこを見ていないので、たぶん、売れているのでしょう。

寒さや、乾燥に強く、丈夫です。
直射も年間を通していけるので、あの無駄に長い葉っぱを
風にたなびかせてみてはいかがでしょう?

そよそよと葉先をそよがせる様は、涼しげかも知れません。

・・・クーラーで締め切る現代では、涼しげもなにもないですか。
(本当に、これといったセールスポイントが浮かばないんですう)


 □ 


今、図鑑で見て驚愕したのですが。

「トックリラン」、というより、「ノリナ」という名前のほうが知れ渡っているそうです。

驚愕は二つ。

その1。
嘘だ!うちにくるお客様は「トックリラン」には反応するけど
「ノリナ」には全く無関心だったぞ?!

そう。過去、ノリナ、という植物が入荷したことがあります。

云わずと知れた、その2。

トックリランとノリナは同一植物だったのかー!!!?

まったく気がつかなかった!

いやー困ったもんです。

トックリランを見て、変な草。とか思っているのに
ノリナを見て、変な草。とか思っているんですよ。

脳がつながっていない!?大丈夫か、脳!

まあ私の脳の不安要素は今に始まったことではないのでいいとして。

過去に撮りためた写真からノリナを探しました。
このブログに使っている写真よりは、まあ徳利っぽい幹が写っていたので
そっちに差し替えようかとも思ったのですが

今現在、そのメーカーさんとは取引をしていないので
その徳利っぽい幹で入荷することは、この先ないだろうと思い
現在の入荷に従って、写真はそのままにしておきます。

が、葉っぱのミカタHPの方で、2種の写真を紹介しますので
いつか、気が向いたらご覧になってくださいね。

・・・ちがう。いつか、の使いどころを間違った。

いつか、写真を紹介しますので
気が向いたらご覧になってくださいね。

 

いつかって、いつだよ!!

 

とヤルセナイ叫びを放ったところで、もう一声。

過去のノリナと現在のトックリランを見比べてみましたが

やっぱり同一植物とは思えませんでした!!

いやー摩訶不思議。

 

トックリラン(ノリナ、エレファント・フット・ツリー) 



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4 コメント

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謎が解けました (まんじゅう猫)
2009-07-06 17:06:16
上記の写真が成長すると「ノリナ」の項にある「トックリラン」らしい姿になるそうです。
この姿では、とても多肉植物には見えませんが、春から秋は直射日光によく当て(どの植物にも言えるようですが、今まで屋内で栽培していた子は、徐々に慣らしながら外に出さないと、日焼けして悪くするとお亡くなりに…)
けれども、光線不足にすると基部が膨らまないでそのまま伸びてしまうそうです。
『一度細く伸ばしてしまうと、その後いくら光線に当てても、形はよくなりません。このような株は愛着があっても処分して、形のよいものを育てましょう』…そんな~ご無体な

「トックリラン」は英名でポニーテールと呼ばれるストレートヘアですが、まれにカールヘアの「ロンギフォリア」が混ざっていることがあるそうです。
(尾崎章著『観葉植物 失敗しない育て方・楽しみ方』西東社刊より)
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まんじゅう猫サンに♪ (七咲)
2009-07-07 18:26:56

おお、七咲と同じ本をお持ちなのですね!
なんたる奇遇!
(奇遇、というか、植物界で超有名な著者様だったらスミマセン…)
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ぺこぺこ・・・ (まんじゅう猫)
2009-07-10 12:29:21
図書館で借りた本ですが、解りやすくていい本ですね
育て方、増やし方…かゆ~い所に手が届いてる本じゃないかと思います(変なたとえだ)

七咲さんがいずれ補足されるつもりだった事を書いちゃったみたいで、なんだか出しゃばったまねしてごめんなさいぺこぺこ
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まんじゅう猫サンに♪ (七咲)
2009-07-13 07:12:29

図書館でしたか~(ウンウン、強力お勧め本です
植物のいい本に出会えるとやる気がでますネ♪
運命の本に出会う為、図書館、本屋に行くと必ず目を通します!

とは言え、過去のブログに補足はしていません。
無知だった部分は無知なるままにホッタラカシです。
皆様に補足して欲しい、と思っているので…
(生の声情報収集が当初の目的だったので)
だから「出しゃばった」なんて思わないでくださいね?お願いです

七咲が補足するとすれば、園芸界に就職するか、七咲ファミリーに限ります。
就職はあり得なさそうなので、可能性は七咲ファミリーなのですが
トックリランはさほど好みの子じゃないので
(はっはっは)
この先入手する可能性は無い(ハズ)
補足も無い、と思われます。
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