花鳥にゃん月

カメラにはまり、心に入り込んだものを写して遊んでます。
日常のどこにでもある風景・・・

長居植物園案内 6月

2017年06月25日 | 長居公園

6月の植物園案内は 昆虫が中心でした

子どもって ほんとに虫が好きなんですね

虫好きの ちびっ子たちが たくさん参加していました

 

まずは クスノキの話から

今頃 よく見かける アオスジアゲハ(右下の蝶)↓

クスノキの葉を食べて 幼虫は育ちます

 

そして 今回教えてもらったのは 上の葉に付いた 黒い点々の犯人

クスベニヒラタカスミカメムシです

 

去年の夏に 公園のクスノキが たくさん葉を落とし 枯れるのではとの心配もあったとか

ところが どうも犯人は このカスミカメムシの大発生が 原因だったようです

今まではいなかった虫ですが ここ数年で 近畿から どんどん広がっていっているらしい

 

今のところ 大発生しているものの 葉を落とすだけで 他の害は見つかっていないので

駆除とかは 考えていないとの事

葉はおちても 新しい葉が 出てきてるので 今後の様子見というところのようです


虫ではありませんが たまたま発生しているのでと 見せてくれたのは

粘菌の仲間で 変形体の ハイイロクロホコリ

芝生の中に生えたクローバーの葉に たくさんくっついていました

一見 葉の周りに 霜が付いたように見えたのですが

カメラの顕微鏡機能で 写してみてびっくり…気持ち悪いです

最近降った雨で 急に発生したようです


そばに 咲いていた ネジバナ

 

 

次は コクチナシに 卵を産み付ける オオスカシバ

ときどき見かける蛾の仲間ですが 見た目は大きな蜂のようです

残念ながら 今回は見つからず

写真は コクチナシの花と オオスカシバの卵

 

ハーブ園でも いろいろ昆虫を捕まえては 説明をされていましたが

ちびっ子が多いので おばさんたちの方まで サンプルが回ってきません

ちょっと おばさんとしては 退屈

 

次は 折角ジャカランダが たくさん咲いているので・・・と

花は 筒のような形

落ちている花を拾い 中を見ると 4本のオシベと 1本のメシベのように見えます

ところが 花は散ってもメシベは残って 実をつけるものだとの説明

なるほど・・・じゃあ これは何? となると オシベの変化したものでしょうね

そこで 木に付いた花を割いてみると 中に 1本(矢印)メシベがありました

 

この後も 説明は続いていましたが 虫はもういいかなと 帰ることにしました

どうも 虫はあまり興味を そそられません

でも 子供たちは とてもよく知っていて いろいろつかまえてきては 質問していました

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