なないろ日和

過ぎてく毎日のふとした瞬間に感じたこと
今日も気分は、なないろ日和

お昼下がりのおいしい過ごし方

2007-06-22 15:16:51 | 緑色な、ひとりごと
よく晴れた昼下がりは。
海の見えるカフェで、のんびりお食事。

ちょっと前にお母さんと外出したときのこと。
用事を済ませて、お買い物をして、気づけばもう2時過ぎ。ごはんはどうしようかということで、前から行きたかったカフェに行ってみたのです。
サーファーさんがたくさんいる海岸沿いに建てられたダイニングバー。お昼はカフェになっているのです。

案内されて通された席からは、期待していた以上の景色!
メニューを見るより前に、つい外を見てしまいます。ちょうどこの日は快晴。このところ雨が降っていなかったので、海の色もすごくきれい。
車に置いてきていたカメラ、これは使わない手はありません。デッキに出て、さっそくパチリ。



海風が吹く中、海岸ではたくさんの人が思い思いの時間を過ごしていました。
サーフィンはもちろん、お散歩をしている人にただ海を眺めている人。中にはすでに海水浴をしている人も。
どの人も、本当に気持ちよさそう!なないろも存分にその気持ちよさを味わわせてもらいました。

イタリアン中心のごはんもすごくおいしかったです。
ただ、実は用事が済んだあとにちょっと小腹が減ったねということで、パンなど食べてしまっていたなないろ親子。
カフェごはん、とてもおいしかったのだけど食べきれず。本当に申し訳ないと思いつつ残してしまいました。
お店に入ったとたんに、もう何度も来たいと思っていたなないろ。今度は食べきりますから!と心に誓ってお店を後にしたのでした。

時間に追われがちな毎日だけど。
たまにはゆっくりと波を眺めてごはんを食べる。心もおなかも、満足まんぞく。

見上げれば、白い花。

2007-06-16 17:26:47 | 緑色な、ひとりごと
お散歩の途中で出合った、白いお花。
そのつぼみの目線になりたくて下から撮った一枚。

毎日、目標一時間のお散歩。
普段は海辺に行ってしまうのだけど、雨上がりのこの日は近所をぐるぐると。しばらく歩けていなかったので、何もかもが目に新鮮に映ります。
ああ、桑の実がついてる。ああ、こっちの木にはトゲがあったんだ・・・。
色々な発見をしながらのお散歩は、すごく楽しいけれど、なかなか前に進みません。道草ばかりで時間の割に距離が短い、なないろのお散歩。



そんなときに出合った、白いお花。
雨粒をはなびらにちょっとだけ残して、きらきらと輝かせて。すごくキレイです。
一瞬で気持ちをつかまれてしまった、なないろでした。

少し写真を撮らせてね、とパチリパチリとやっているうちに、これから咲こうとするつぼみが目に入りました。
咲いているお花よりちょっと背が低くて、よいしょよいしょと伸びている最中のように見えます。ふと、そのつぼみから見た咲いているお花が気になって、カメラを上向きに持ってノーファインダーで何枚かパチリ。

どんな風に撮れたかなぁ~と画像を再生してみます。
ノーファインダーだけあって、花すら写っていないものもあったのですが、それでもその中の一枚に。爽やかに晴れた青空に、ぱっと咲く白いお花が写っていました。太陽を真上から受けて陽を透かせて。こちらもまた、すごくキレイでした。

何かに迷ったとき、悩んでいるとき。
こんな風に自分の前を行く人が輝いていると、とても安心しませんか?
現在、色々と不安多きなないろ。情報交換したり、相談できる人がいてよかったなぁと心底おもいます。そんな方たちは、なないろにとっては正にこの白いお花。後をついていける、この安心感。できれば、自分の後に来る方たちにも、こういう姿を見せたいと思いながら。

落ち込んだときこそ、しっかりと周りを見る。
見上げれば、そこにはきっと、キレイな白いお花。

稲、刈ってきました。

2006-09-20 20:38:37 | 緑色な、ひとりごと

すくすくと育った稲を、刈り取る時期になりました。
青空の下で、稲刈りです。

「はしかい」という言葉、これって方言なのでしょうか?
なないろは小さいころからこの言葉をつかっていたので、我が家の住人が知らないと言ったときは、相当驚いたものです。意味をうまく伝えるのが難しい言葉なので、さっそく体験してもらうことにしました。稲刈り中の実家にお邪魔です。



稲刈り機がわしわしと稲を刈っていく姿は、ちょっと動物のようです。
手足を器用に使って稲を根元から刈り、口をもごもごさせて実である部分だけをおなかにいれて、残りは、ぺっと吐き出します。この子が通ったあとには、刈り取られた稲の切り口が、かわいらしく並びます。



お日様に照らされて日陰もないところをゆっくりと進む、そんな暑そうな姿を、日陰からゆったりと眺める我ら運送部隊。時間が過ぎるのが遅いようで、でも確実に刈られている部分は増えていって。暑くて少し手持ち無沙汰でも、ちょっと気持ちの良い時間なのです。

おなかいっぱいになった機械が帰ってくると、運送部隊の出番です。
実のつまった大きな袋をトラックの荷台に積んで積んで積んで。ちょっと運んで乾燥機に入れて入れて入れて。結構な重労働なのでございます。普段運動不足の住人くんとワタクシなないろ。すっかり疲れてしまいました。

さて、「はしかい」です。
稲を刈っているときや、実のたくさんつまった袋を運ぶとき、稲が細かくなったものがふわふわと飛んでいるようなのです。それが肌につくと、しぱしぱと痛いというかかゆいというか。もうどうしようもない状態になってしまいます。それが、「はしかい」。
さすがにちょっとかわいそうかと一言先に住人くんにこういうものだと伝えておいたら、見事な完全装備(長袖とか軍手とか)で、凌ぎきってしまいました。せっかくの機会だったのに、残念。そして住人くんばかり気にしていたなないろは、少し出していた手首と足首がすっかりはしかくなってしまったのでした。

ゆったりと確実に、進む進む稲刈り機。
時間の流れを感じることができた、一日。
そして日ごろのつけを色々と感じてしまった、一日でした。

残された暑さと、無敵感の帽子。

2006-09-17 08:18:38 | 緑色な、ひとりごと

夏が置いていった眩しすぎるお日様に。
似合う帽子のナンバーワンは、やっぱり麦わら帽子です。

九月に入って、かなり暑い週末がありました。
このところ一気に涼しくなっていたので、遅れてやってきた暑さに、ちょっと嬉しくなったなないろです。まだまだと鳴く蝉の声。じんわりと出てくる汗。そして懐かしい帽子とご対面。麦わら帽子です。

小さいころ、夏に出かけるときは必ずと言っていいほどかぶっていた帽子が、麦わら帽子です。なないろのものは、周りにひまわりの柄のリボンの巻かれた、いかにも夏!といった帽子。これをかぶると、夏だぁという気持ちが余計に湧き立ったものでした。

成長するにつれ、周りの人がいつの間にか使わなくなっていき、なないろ自身もこのところはずいぶんとご無沙汰だった、麦わら帽子。
けれど、お父さん、お母さん、弟までも使っているのを見て、なんだかほっとして、それにちょっとうらやましくも思いました。夏の終わりのこの時期、それでも麦わら帽子が使われているのに安心しつつも、自分がかぶっていないことが残念だったのです。

それでも、じりじりと暑いお日様から体を守り、風通しのよい帽子をかぶっている3人を見ていると、こちらも夏だぁ!という気分になれました。
この無敵な感じ、麦わら帽子をかぶるだけでなれるから、不思議なものです。



隣で舌をだしている愛犬萌黄にも、この無敵感を味わってもらいたくてかぶせてみる。これが結構似合っているように見えるのは、やっぱり親ばかなんでしょうか?にっこりと笑って、本人も案外、気に入っていたようです。

いつの間にかどこかにいってしまった麦わら帽子。
今度の夏こそ格好よくかぶって、夏を満喫しよう。

いつものカメラで違う風景を。

2006-09-07 20:40:45 | 緑色な、ひとりごと

いつものカメラでちょっとお遊び。
ポラロイド風の写真。そう見えるかな。

最近、ポラロイドカメラの人気が増しているのだとか。
思うとおりに撮れないけれど、思いもよらなかった風に撮れるところがいいのだそう。レトロな感じも、好む人が多い理由の一つかも知れませんね。

さて、ワタクシなないろというと。
前からちょっと気にはなりつつ、見てしまうと欲しくなってしまうからと敬遠していたのでした。けれど、この前デジカメでもポラロイド風に撮れると知り、とたんに挑戦してみたくなりました。

撮りたいものの前に手をかざして。ピントを手に合わせたらどかして、パチリ。
わざとピントをずらした、ほわほわとボケる写真になりました。
ホワイトバランスも、わざとオートから違うものに設定したら、緑がかったちょっぴりレトロな色合いに。初挑戦なのでなんともわざとらしくなってしまいましたが、お祭りのくじびきで当てたこの子、ちょっと雰囲気が出たかなぁなんて、思っちゃってます。

普段は、同じものは同じものにしか見えないのに。
カメラのレンズを通すだけで、とたんに違う印象になってしまうから不思議ですよね。ちょっと操作を加えるだけで、カメラって全く違う写真が撮れるのですね。おや、レンズは嘘をつかないなんて言葉がありましたが、この場合は逆かな、なんて思えてしまいませんか?目がいつも同じもので、カメラで違うように見えるのですもの。

ここでちょっと考えてみたなないろ。
結論は、レンズは嘘をついていないかも!ということ。
普段はいつも見える景色に流されて、同じようにしか見えていないことでも、カメラを通すと違うと見えてくるものがあるからです。いつも遠くばかりみていると、近くのものが見えないし、同じ環境の下でしか見ていないと、違う環境のときのことは分からない。今回のポラロイド風写真は、そんなことを考えさせてくれました。

同じものが同じようにしか見えないのは。
目に先入観が混ざってしまっているからかも。
カメラというまっさらな目を使って、くるくると変わる世界をみていきたい。

草につくは、朝だけの鏡。

2006-09-05 21:02:43 | 緑色な、ひとりごと

夜に降った雨が、名残惜しそうに葉っぱについていました。
近くの草むら。こんなところに素敵な鏡がありました。

普通に歩いていて、あっと気づくと靴がぬれている。そんな朝ってありませんか?
犯人は、小さな子たち。露だったり、雨だったりが、草木に残っていて、そ~っと靴についてきてしまっている、そんな朝。プチ田舎住まいのなないろには日常茶飯事のできごとなのです。

雨の降った夜が明け、窓を開けたら。近くの草むらが、輝いていました。
まだ朝の早い時間。お日様の位置が低いから、雨粒たちはそこかしこで自己主張。キラキラ、キラキラ。競争しているわけでもなく、ただ一緒になって光を吸いこんでは出している。そんな感じです。

いつもは「また靴がぬれちゃう…」なんて思ってしまいがちだけれど。
今回は自分から近寄っていきたくなりました。
さっそくカメラを持って、輝く草むらの中に、おじゃましまぁす。

その中のひとつ。大きく丸く、元気に育った雨粒を発見。
葉っぱが大変じゃないかしらと心配になるほどの雨粒。
カメラを向けると、鏡のように周りを映しているのが分かりました。

お日様の光。周りの葉っぱ。空。それにきっと、他の雨粒たちも。
何気ないものたちばかりなのに、すごくきれいに思えて、何枚も何枚もシャッターを切ったなないろです。
ただ、雨粒に感動。きっと周りのものを全部素敵だと分かっているから、こんな風にきれいにものを鏡のように映せるのだろうなぁと、その姿を写真に写させてもらいながら思いました。

お互いのいいところや、お互いが輝いているところをしっかりと見てる。
そして、「あなたはこんなに素敵だよ」と教えてあげる。
そんな関係、いいなぁ。

白くてかれんなお花です。ニラなのです。

2006-08-30 21:05:03 | 緑色な、ひとりごと

とってもかれんなお花を見つけました。
お散歩中に見つけた、ある野菜のお花。

家がぽつぽつと並んでいる、ちょっと細い道。
そういうところを歩いてみると、色々と考えることがあります。
同じお花が咲いているお家が何軒か続くと、種が飛んでいったのかな?とか、奥さん同士が仲がいいのかな?なんて思ったり。
家だけでなくてちょっとした畑なんかもあるから、何を育ててるのかな?もうできてるのかな?なんて思ったり。
そういう道は、なないろの格好の散歩道になるのです。

そして見つけた、この白いお花。
緑の茎と白い花びらと黄色い雄しべたち。とても素朴な色合いで、かわいらしい。でも6枚の花びらは先がつんつんととがっていて、ちょっと雪の結晶みたい!ここは畑かな~路肩かな~という微妙な位置でひっそりと咲いている姿が逆に目を引きました。中でも、茎が3本重なって、段々に咲いているように見える、仲良しさんたち。パチリと撮らせてもらいました。

これ、なんとニラのお花なのです。
ちょっと意外ではありませんか?このお花の周りには、ちゃんと細長い、スーパーでおなじみの葉っぱがありました。あの独特の香りも少々。最初はニラと気づかなかったなないろ、思わぬ美人のお花に嬉しい気持ちになりました。

普段知ってるニラの姿とあまりに違うこの姿。
アボカドの芽が発芽して葉っぱが見れたときには、他にもよく知らない葉っぱが見たいなぁと思いましたが、今回は、よく知らないお花の姿を見れました。こういう姿、他にもたくさん見ていきたいな。

毛を逆立てて爪を出して怒る野良ねこだって、もしかしたらその後ろ背には守りたい子ねこがいるのかも知れない。
いつも見ているこの人の姿だって、まだまだ知らないところがあるのかも知れない。
ニラがこんなにかれんなお花を咲かせるのだから、そう信じてもおかしくない、はず。

あの頃の自分へ、ピーマンを通じて。

2006-08-28 22:14:08 | 緑色な、ひとりごと

毎日の暮らしから、ふと微笑んでしまう一瞬が生まれるとき。
いびつなカラーピーマンをざくっと切ったら、愛らしい形が見えました。

小学校に通っていた頃、「すききらいをなくそう」ということで配られた、1枚のプリント。各自で嫌いなものを書いて、これから食べられるようにと目標にするものでした。なないろはそこに「ピーマン」と書きました。今はもう、懐かしい日々。

この夏はたくさんのピーマンを食べています。
実家の畑にできた緑のピーマンを大量にもらっているからです。
それなのに赤や黄色のカラーピーマンを更に買い足しているのだから、もうピーマン三昧。
しゃくしゃく感が残るようにざざっと強火で炒めたり、たくさん切って色とりどりのサラダにしたり。ん~おいしい!

そしてこの日もピーマン。サラダの色つけにと、選んだのは黄色のカラーが元気な1個。手にした感じは結構凹凸が激しくて、しかも途中から曲がっていて、ちょっといびつちゃん。どう切ろうか少し悩んだけれど、甘みの強いものだから、ちょっと厚く切ってみようかな…なんて思って、結局輪切りにしてみる。包丁を入れてびっくり!現れたのは、全然いびつじゃない、ハートの形!

いきなりのハートの登場にあんまりに嬉しかったものだから。
ついつい、お料理の手を止めて、包丁の代わりにカメラを持って。
お皿に並べたハートのピーマン、パチリ。モデル達からウインクをもらった気分。

食べるのがもったいないなぁとよっぽど思ったのですけれど。
食べちゃいました。甘くてほろほろと苦い。ああ、真っ赤なハートでなくて、まだ黄色いハートだからかな、なんて思ってみたり。そんなピーマンからの愛情、たっぷり味わいました。

あの頃の自分へ。あの頃を思い出して、今もう一度、書く。
好きになれたもの:ピーマン
きらいなままのもの:無し
今のなないろは、ピーマン大好きだからね!

夜明けのとき。日の昇るとき。

2006-08-27 21:36:03 | 緑色な、ひとりごと

この日だけのお日様が、昇ってきた。
2006年8月23日の、夜明け。

カメラの充電器を失くしてしまい、ここ暫く写真が撮れなくてうずうずしていたなないろ。
お取り寄せで買って漸く届いた新しい充電器、とてもとても嬉しかったのでいてもたってもいられず、目覚ましを4時40分にセットして、起きてからは超特急で準備して、夜が明けるときを撮りにいってきました。

向かったのは、海水浴場としての営業が終わったばかりの大原海水浴場。
この日は予報では晴れだったのに、どんより雲がちょっと出ていました。
もしかしたらお日様が出てくるところが見えないかも知れないなぁとドキドキしながら、砂浜を歩きます。ここでしばし、お日様待ち。

早朝の海って結構人がいるのですね。
釣りをしているおじさんや、波の様子を吟味しているサーファーさん。なないろでも流石にこの方々は予想しておりました。けれども、その他にもいたのです。バーベキューセットのようなもので何かを焼いている方々と、浮き輪でぷかぷかと海水浴中の方々。う~ん、びっくりしました。けれどその方々からすれば、なないろはたった一人で(しかも起きたばかりでいろいろとボサボサで…)カメラを持って海に向かって仁王立ちしているのですからお互いに「う~ん、びっくり」だったのかも知れません。



さて、そんな風に考えているうちに時刻は5時4分。夜明けと日の出の時間になりました。水平線上はすこし雲がありましたが、やがてその雲の上にひと筋の光。お日様が昇ってきました。すこしずつ、すこしずつ昇ってくるお日様。何色とも言えない、けれどすごく暖かくて優しい色が混ざり合っていて。何度も見たことがあるはずなのに、いつも引き込まれてしまう。日の出はものすごいパワーをもっていますよね。



なんとか周りを見ると、みなさんも昇っていくお日様をみていました。
釣りおじさんやサーファーさん、それに泳いでいる方々まで。
さっきまで全く違うことをしていた人たちが、急に仲間になったように、ただ1点を、ただただ見ていた時間。
お日様が出てきたのが嬉しくて、他の方たちと同じものを見ているのが嬉しくて。なないろもつい、シャッターを切る手を止めて、暫くじっとするだけなのでした。

夜が明ける、それはとても素敵な時間。
でも、それは特別な時間なわけではなく、毎日繰り返されていること。
感激の種は、いつでもそこに差し出されている。
それをしっかりと受け取りたいと願う、なないろでした。

Like Sunshine, Sunflower

2006-08-10 22:14:53 | 緑色な、ひとりごと
夏のお花はやっぱりこれ!
お日様よりも輝いている、ひまわりです。

お友達と写真を撮りに行った先は、ひまわりがたくさん咲いている田んぼ。
お米を作っていない代わりにひまわりを植えているところがあるんだよと、教えてくれたお友達にわくわくとついていったなないろです。

そこには、田んぼ4~5枚分のひまわり!
1本1本間隔をあけて植えられていたので、ゆったりとした様子でひまわりは花を咲かせていました。
こんなところがあるなんて全く知らなかったなないろ。お友達に大感謝!で写真を撮り始めたのでした。

時刻は3時過ぎ。何枚か写真を撮ってから、二人で同時に気づいたことがありました。
「・・・逆光だねー。」
えええ?逆光?ひまわりなのに?とまたまた二人同時に気づいてしまいました。
ひまわりっていつもお日様を見ているものなのかと思ったら、違うようですね。西に傾き始めたお日様に、ここのひまわりたちは背中を向けていました。

そんなひまわりたちに元気と強さを感じたなないろです。
いつもお日様の後を追って甘えることなく、自分で何かを決心して自分1人の力で生きている。そんな風に見えたのです。
普段色々な人に甘えてばかりのワタクシなないろ。
ちょっとひまわりを尊敬して撮った写真には、背中にお日様の応援を受けて、1人で輝いているひまわりが写りました。

今日はさよなら。でも、また明日。
さみしくなるから、見送りはしない。
でも、あなたが来る方向を、あたしはじっと見て、待ってる。