涙目筑前速報+

詰まるところは明日を知る。なだらかな日々につまずいて
向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

いけにえと雪のセツナのプレイ所感~その2~

2016-03-06 23:06:30 | ゲーム
この土日は「いけにえと雪のセツナ」を進めていた。
雰囲気が冬っぽいので、寒いうちに全クリしてしまいたい。
現在は飛空艇を手に入れたところまできて、セカイノ鍵で各所のあけられなかった宝箱を開けている。

ここまでプレイして思うのは、本当に雰囲気が良いという点だ。
北国というコンセプトを一貫している。

巷の評価を聴く限りだと、この一貫っぷりが単調に映るようだ。
確かに無理もない。行くところ行くところ一面雪景色なので、変化がない。

だが、個人的にはこの雪景色一辺倒の雰囲気に好感が持てる。
ここで刹那的かつ切ない雰囲気を前面に出しているこのゲームで、コミカルな南国風味の雰囲気を出されてもというものだ。

また、BGMがピアノ一本というのも個人的には好きだ。
この部分も周囲の評価としては「ピアノだけでなく他の多彩なBGMを用意してほしい」という意見が多かったが、個人的にはピアノ一本で勝負したいという意気込みとも取れる。
そこにはEDM全盛のご時世にアコギで勝負するようなチャレンジャースピリッツを感じるわけで、下手な小細工無しと思える。
まあ、僕も含めて最近の消費者は下手に目も肥えているだろうから、色々なBGMを試してほしいというのもよく分かる(というかおそらくそっちが主流だろう)。

一方で時代を感じ続けている個所がセーブポイントだ。
各ダンジョンにストーリー進行中の強敵を置いておくというのは歯ごたえがあって嬉しいのだが、それならセーブする場所はどこでも出来るようになっていた方が良かった気もする。
ここは仕方のない部分もあって、昔のRPGの踏襲的なところがあるのだ。
この作品自体が昔ながらのRPGのリスペクトというコンセプトが大いに含まれており、セーブ周りもそれに忠実に従ったに過ぎない。
セーブする場所がフィールドとセーブポイントのみにしてあるのはわざとだ。
それ故に、作り手側の不備というわけではなく、「昔はこういう感じだった」と懐かしむ程度のものでしかないのだが、それ故に時代を感じる。
もうセーブ周りは「オートセーブかどこでもセーブできる」という仕様が望ましく、昔ながらのセーブポイント制は、この時代には必要ないようにも感じる。


そろそろラストダンジョンも近くなってきた気もする。
全部クリアでき次第、また書いていく予定だ。

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