なまこの成長日記

子育てブログ

出生届

2006年09月29日 16時39分12秒 | インポート

ちゃんと西宮市役所に出生届と児童手当の手続きをしてきました。これで「遼」も晴れて社会の一員です。児童手当は手続きの翌日からもらえることになっているので、これからの人は貰い損ねることのないように気をつけましょう(^^ゞ


「なま」から出世

2006年09月22日 19時42分06秒 | インポート

なまの名前を決めました。

なまが生まれる数日前になんとなく思いついた名前です。

なんというか音と文字のイメージがぱっと沸いてきました。

なまの顔を見て改めてやっぱりこれだなって思いました。

その名も「遼」です。

司馬遼太郎の一文字とみんなには言ってますが

「遼」の「はるか遠く」という意味が気に入ってます。

なまが生まれた日は病院にはなましかいなく

なまの泣き声が病院のすみずみまで響き渡っているのが

はるかというイメージにもあっていて決めました。

将来、彼に名前の由来を聞かれたときには

印税で両親の生活をささえてくれるようにとの願いを込めて

付けたんだよっていって困らせてやろうと思います(^。^)

「遼、新米パパだけどこれからよろしくね。」


なま誕生!!

2006年09月18日 19時02分51秒 | インポート

とうとうこの日がきましたーーー\(^o^)/

なま、お誕生おめでとう。

9/17 午前7時52分 2710g 立派な男の子です。

9月の三連休でした。

初日、なかなか兆候がなかったので奥様と二人で

近くの須磨パティオ内をおおよそ4時間ほど休憩をいれつつ

お散歩をしました。

奥様だけでなく僕もすっかり疲れてしまうほどでしたが

なまはそんな僕らの苦労もぜんぜん気付かないようで。。。

予定日の9/11から既に5日がたち、次の検診では陣痛促進剤を

使わないとならないかもといわれてました。

「なまさん、そろそろやで・・・。」

夫婦二人で話しかけながらテクテク歩き続けました。

奥様の実家で夕飯をいただいて

「とりあえず今度はあさってくるね。」

といって自宅へ戻りました。

ソファアに食べられてすっかり熟睡のなかに

電話の鳴る音が・・・。

「はい。」僕

「出血があったよー。」奥様

「えー、そうなん。どうしよっかー。」

「この時間やから」

「うん、じゃあ、明日の朝一番で電車でいくね」

と、電話を置いたもののとてももう一度寝なおすほど

神経は太くありません。。

行くとなればタクシーしかありません。

お財布を除くと2万円ちょっと。

「ヨシ。」

意を決するとお泊りの準備をして家をでました。

甲子園口駅まで自転車で行ってタクシーに乗り込みました。

「名谷まで」

タクシーの運ちゃんはこりゃ乗客やといった表情で

車を走らせ出しました。

途中、時間や料金を聞くと

「1万でええですよ」

「ほんとですか、助かります」

途中、運ちゃんの経歴や最近のタクシー業界事情を

聞きながら名谷はあっという間に着きました。

奥様の実家に着くとさすがに電気は消えてます。

とりあえず、メールで「着いたよ」と送ると

「どこに?」

「奥様家」

プルルルルー。

「どこ」奥様

「目の前」僕

「ええー」奥様

ドアノブが回りなかから驚いた奥様。

「来てん」

家にはいるとお義父様のイビキが。。

奥様の部屋にこっそり入り布団の上にちょこんと座りました。

となりには時間を書き込んでいるメモがありました。

最初、0:05から始まりだんだんと間隔が短くなっていく

時刻がメモられてます。

「お医者さんに5分間隔になったらおいでって言われてん」

「もうなってるやん」

「ほんとになってるか確認してん」

30分程度部屋にて様子をみて奥様は病院に電話をしました。

「もうおいでって」

二人で準備をするとお義母さんには一言伝えて病院に向かいました。

病院は歩いて5分ほどのところですが、ゆっくりと10分ほどかけて

たどり着きました。

すぐに夜間入り口を案内され、奥様は診療室へ。

「子宮口は2、3センチなのでもうちょっとかかるよ」

と先生に言われちょっとほっとしました。

入院の部屋は個室でやっとゆっくりできました。

それから、2時間ほど。。

ゆっくりと日が上がってきて外が白んできました。

トントンと部屋をノックする音が聞こえお義父さんお義母さんが

様子を見にきました。

「まだ、かかりそうだからお家で待ってていいよ」奥様

お二人は顔をみて少し安心して自宅へ戻られました。

帰って少しして急に奥様の顔があきらかにゆがみはじめました。

「いったーい」

「だいじょうぶ・・・?」

男は無力です。

ベットが少しでもゆれるだけで激痛が走るようで

ただ奥様がいたがっているのを見るだけの状態です。

「助産婦さん、呼んで」

2回ほどナースコールで助産婦さんを呼んだ後、

助産婦さんは分娩室へ奥様を連れて行きました。

残された僕は一人静かな廊下でイスに座って安産を祈ってました。

少しして助産婦さんが帽子とエプロンをもってきてくれて

着るように言われました。

着終わると少しして分娩室に入るように言われました。

分娩室に上がった奥様は思いのほか落ち着いてました。

「・・・」

「・・・」

肩に手をおくと奥様は覚悟を決めた表情でうなずき返しました。

「すってー、はいてー、すってー、はいてー」

「大きくすって、はい、いきむ!!」

「あかんかー、あかんかったら力抜いて深呼吸ー」

先生の声が響きます。

3、4回繰り返したあと、

「赤ちゃんの脈拍がさがってきとるなー」

「今度は下から吸引機でサポートするからな、がんばるんやで」

奥様の表情が変わりました。

「すってー、はいてー、すってー、はいてー」

「大きくすって、はい、いきむ!!」

「はい!!」

「きとるよー、もうすこしや、頭が見えたで」

「・・・いー・・・」

「・・・よっしゃー、力を抜いてええで」

「りっぱな男の子や」

「52分です」

奥様は全身の力を使い果たしたあとの脱力感で

ボーっとしているながらも笑顔を向けてきました。

「おんぎゃーー、おんぎゃーー」

「元気な泣き声、かわいい声」

奥様はしっかりとなまの第一声に声をあげました。

初産にしては安産とのことでした。

みんなに祝福されるなかなまは無事うまれました。

なま、おめでとお。