月と星の首飾り

　今年は『うるう年』。
　今日はその日。
　４年に一回しか来ないこの日。
　マーヤには神秘的な日に思える。
　小さい頃に読んだ、立花えりかさんの『月と星の首飾り』。
　『うるう年』に生まれた女の子が主人公。

　とても大好きな本で何回も読んだ。
　そして、『うるう年に生まれたかったな』と思った。
　今の私が読んだらどう感じるんだろう？
　…って言うか、あんなに好きだったのに、
どんなお話だったのか覚えていない。
　思い出せない。
　年かな。
　好きなのに忘れてしまう。
　映画の『きみに読むものがたり』の悲しいシーンを思い出して悲しくなる。　
　
　どうしても、もう一度読んでみたくなりネット注文してみた。
　昔の自分に出会える気がしてドキドキする。
　届くのが楽しみだな。

　久しぶりと言えばトール作品。
　凄く初歩的な作品が描きたくなって『ラ・ラ・ラ、チビッ子のおひな様』を描いてみたよ。

　（デザイン：堰　千江さん　色のみ少しアレンジ）。
　お菓子を食べているチビッ子がとっても可愛い。
　こんな可愛いデザイン…マーヤも出来たらいいのにな。
　でも、ベタ塗りが沢山で意外と大変だった。
　もうすぐ『ひな祭り』。
　しばらく飾っとこっ。