楽しかった山珍旅行♪

　2泊3日の弾丸『山珍旅行』が終了しました。
　お天気にも恵まれ、本当に楽しい3日間でした。

　あまり写真を載せるとちーままが作ってくれるアルバムの楽しみがなくなるので少しだけ。
　と言っても大量の写真。
　どう整理するんだべか？
　
　
　『一日目』
　
　『七右エ門窯』での陶芸体験。
　手作りが好きな4人。
　ギャーギャー＆ワーワー大騒ぎしながら作りました。
　本当に楽しかった。
　


　『お皿』に『バードバス』、『ランプシェード』。
　焼き上がりが楽しみだっぺ。
　


　次に予定していたのが『お釜』。
　朝、電話で確認すると『今日は一日お釜は見えないと思います』と言われました。
　お釜の上にガスがたまり、雲にすっぽり覆われている様なのです。
　『お天気が良すぎて風がないから雲が動かず、お釜が隠れてしまっている』と言われました。
　『えぇ～お釜は見せてあげたいBest3の場所なのにぃ～』。
　
　『見えないみたい…』なんて言いにくい…と思いながら皆に切り出すと『そしたら仕方ないよ、取りあえず行ってみよう』。
　すっごくあっさり明るく言われ何だかホットしました。
　そうは言っても見たいだろうな…。
　当初はリフトに乗る予定でしたが、あまりのお天気に『日焼けすると困る』と、リフトは乗らず直接お釜へ。
　
　マーヤとても心配でした。
　見えるかな…見えないかな…。
　もう気になって＆気になって坂を走って一足先にお釜がある方へ走りました。
　振り返って見る3人の顔は『きっと見れる』と思っているような顔。
　ドキドキして確認すると、目に飛び込んできたのは…
　まばゆいばかりのエメラルドグリーン色に輝いたお釜。

　お釜の部分だけ（本当にそこだけ）雲が取り除かれ、厚い雲は風で右側に動いていたのです。
　その雲のおかげで巨大な雲海も見ることが出来ました。

　わかる？
　右側の奥の方に広がるのが雲海です。

　本当はこんな風に5色岳が見えるはずなんだけど。
　
　お釜の色は滞在中に少しずつ色を変え、太陽に輝き、本当に美しかったです。

　ちーままが『御朱印帳』を乗っていて、『御朱印』をして貰っていました。
　『ババコレ』だとちーままをいじって遊んでいましたが、
　見せて貰うとこんなに立派な文字。

　ずっと『ババコレ』って思っていたけけど『厳かな趣味』だよね。
　山珍を機に他の3人も『御朱印帳』を購入。
　『御朱印』デビューしました。
　また4人一緒の趣味が増えました。
　御朱印をしてくださった方が、『良い時に見えましたね』って言ってました。
　朝からずっとお釜が見えなかったそうで、山珍メンバーが行った時が最高の見えだったようです。
　でも、同じ日に行っても見えたり＆見えなかったり…。
　『運』ってあるんだよね。
　マーヤ一人だとダメでも、この4人だから見えたのかも知れない…って本当に思いました。
　みんな凄くいい笑顔です。
　

　こんなにキレイなお釜と雲海が見えたんだもん。
　ホントに良かった。
　みんなの日頃の行いだよね。
　雲海は天国みたいでした。

　そして、『蔵王大露天風呂』で汗を流し（写真はちーままのカメラ）ペンションへ。
　
　
　ペンションに着いたら、夕飯までペンション村を散策。

　バラが満開のはずだったんだけど…まだ寒くてつぼみがやっと膨らみかけたところ。
　前回下見した時よりもお花が少なくて3人の反応が気になるマーヤ。
　でも、可愛いお花を見つけ、指をさし、『キレイだね~』、『ステキだねぇ~』とお花を見ながら微笑み、笑い合っていました。
　その顔を見てホットしたよ。

　
　ペンションでの夕飯。


　ここでの話題はもっぱら『トール』について。
　趣味が同じだと会話が弾む＆弾む。
　

　部屋に入ると『お手入れタイム』。
　ワーワー大騒ぎしながら一緒にお風呂に入り、背中を流しあう。
　部屋に入ると、ちーままが持ってきてくれた湿布とパックでボディケア。
　足にペタペタ湿布を貼り＆コラーゲンを飲んで＆美容パック。
　ちーままって色んな事が本当に準備がいいの。
　パックすると誰が誰だが分からない変貌っぷり。
　13日の金曜日のジェーソンみたいだ。
　『魔よけ』になるね。
　
　女性ならではの『珍トーク』に『珍行動』。
　本当に楽しかったです。



　『2日目』
　朝5時半に起床。
　ペンションの周りをお散歩しようとしたけれど、5時半だというにの真昼間みたいにギンギンな太陽。
　日焼けしちゃう…とお散歩中止。
　紫外線は大敵です。
　美容体操、お顔のリフトアップマッサージ、そしてメイク。
　女性がやる事はみんな同じ。
　目標はただ一つ。
　『美しくなりますように』。
　年を重ねてもいつまでも美しく＆可愛くありたいね。
　

　
　なんでかこの4人が集まると『珍』ばかり。
　可笑しくて面白くて…沢山笑いました。




　さぁ~。
　出発。
　前日のパックの効果でお肌すっごくキレイなの。
　みんなバッチリです。
　
 
　

　今日は『山寺』に登りますよぉ~。
　『山寺』
　すっごい暑いんですけど。
　帽子をかぶらないマーヤを心配してみんながマーヤに帽子を買ってくれました。
　多少『担がれた感』ありますが…想像以上に涼しくて快適な帽子。
 買ってくれてありがとう。

　

　

　正気、マーヤ自身が山寺を登り切れるか心配でした。
　前回登った時はすごく大変で八蔵さんに手を引っ張って貰った。
　『もう二度と登らない』って思ってた。
　でもね、今回そんなに（大変だったけど）大変だと思わなかった。
　友達のパワーって本当にあるんだね。
　『大変だ、何だかんだ』言っているうちに上に登れちゃった。
　『一人じゃできなくても、4人だから頑張れたんだ』って思った。
　トールのセミナーの時もそうだった。
　いっつも手を差し伸べてくれて＆パワーを分けてくれてた。
　それを凄く感じた山寺でした。
　



　


　そして『板そば』を食べに『泰光』さんへ。
　（写真チーママ担当にてなし）。
　この日の営業は14時までだったので一度山寺を離れ『お蕎麦』を食べに行きました。
　（ってかココのお蕎麦を食べたいが為に頑張って早く登ったのもある…食いしん坊珍です）。

　そして再び山寺へ戻り、『風雅の国』へ。
　『円仁さんとお抹茶』、『ところてん』を食べました。
　（写真はちーまま担当にてなし）。

　『さくらんぼ狩り』がBESTシーズンだったのに『さくらんぼ狩り』はしない。
　『えぇぇ～もったいない』って思うでしょ。
　でもね、流行に流されず（流行って表現は大げさ？）『自分のしたい事をする』、『流されない』、『人は人、自分は自分』って芯が通った女気ある3人です。
　
　そして、天童温泉『ほほえみの宿　滝の湯』へ。
　温泉にゆっくり入り、みんなで背中を流す。
　温泉卵を作って食べたり、色んな場所で写真を撮ったり…。
　時間はあっという間に過ぎていきます。

　お待ちかねの御夕食。
　メインは『山形牛と米沢牛の食べ比べ』。

　
　米沢牛の方が山形牛よりすっごく高いんだけど、どっちも美味しかった。
　スッゴイ美味しかったです。
　マーヤ、元ちゃんの分までお肉貰っちゃったよ。

　そして『利き酒』。


　
　食べて＆飲んで＆酔っ払って＆眠くなる。
　食べると眠くなる牛みたいだ…。
　このメンバーに最初からバリアなんて殆ど無いけれど、心のバリアの範囲はドンドン狭くなり、相手と自分の境界線がなくなっていく。
　でも、完全に境界線がなくなったわけではない。
　互いを尊重しているから、相手の柵を完全に壊したりはしない。
　放牧された隣同士の牛が互いの柵を越え自由に出入りできる様な…そんな感じ。
　相手の心の中へ入っていき、自分の心の中へ招き入れる…
　笑い飛ばしながらも、その行為は優しい愛の気持ちに満ちている。
　なんの抵抗もなく互いの心の中を行き来する。
　それぞれ色んな悩みがあり、思いがあり、夢がある…。
　大笑いしながら、大騒ぎしながら、真剣に、静かに、時には涙しながら色んな話をした。
　話したくない時は話さなくて黙って聞いていればいい。
　『こう思われたらどうしよう』って心配する必要ななにもない。
　不思議な仲間だ…。
　3人の優しさをすっごく感じて心が解放できた夜でした。　
　　

　とは言っても『山珍』。
　気づけばお食事処にいるのは4人だけ。
　シーンと静まり返った沢山の個室。
　ぽっつり取り残され、並んでいる4組のスリッパが、
『遅いずぅ~何時まで飲んでんだべ～、待ったずぅ~』と言っているような気がした。
　
　部屋に帰ると再び珍行動。
　『酔ってないわよぉ~…ほら片足立ちが出来るんだから』と目を瞑ってやじろべぇ立ち。
　
　『姉さん…あなたたちはアホだべぇよ』。

　マッサージタイム。
　みんなの肩もみやマッサージを2日間連続でしてくれたマダム。
　有難うございます。
　でも、人のジュースは飲まないように。


　
　元ちゃん、気持ちよさそう。

　『3日目』


　『くちびる美人コンテスト』にも応募。

　
　目指すは賞金10万円のベストリップ賞。
　それぞれ違う形のキスマークをつけて応募箱に入れました。
　誰でもいいから当たるといいな。
　当たったら、また皆で旅行したいね。

　宿を後にし　『湯殿山』へgo！
　道は下見してあったけれど、工事中にてイレギュラー発生。
　予定していたインターから乗れず、途中で高速を降ろされ、再び乗ると予定外の工程が続く。
　カーブも沢山あったし、狭い道もあったし、そんなにスピード出せないよ。
　標識の70㌔で走っているとマーヤ号の後には沢山の車。
　軽い渋滞発生です。
　後からあおられても、スピードはあげないよ。
　無視するしかない。
　だって事故って死んだら困るもん。
　みんなを殺す訳にはいかないもん。
　威圧され＆プレッシャーと戦い、ドキドキしながらなんとか『湯殿山』に到着しました。
　『無事ついて良かったぁ～』。


　体も心もキレイに浄化し、新しいパワーを体いっぱいに吸収した4人です。

　その後は河北町で『肉蕎麦』を食べました。

　お店がすっごい込んでいて、時間が足りない。
　待ち時間約25分、食べるの約8分。
　帳尻合わせてお店を予定通り出発。
　さすが山珍軍団です。

　
　『チェリーランド』でお土産を購入＆さくらんぼソフトを食べて山形へ戻ります。
　ここも時間がなく、かなりの弾丸でした。

　どういう訳か最後の方は分刻みなスケジュール。
　『旅のしおり』を作る時に、最後の方は『もうすぐ完成だ』とホッとして気を抜いた事に当日気が付くあたし…。
　ちょっと計算ミスで最後は思いっきりバタバタになりましたスミマセン。
　
　車内から『文翔館』を一周、マーヤの社宅もチラ見して駅へと向かいました。
　15：08初の新幹線なのに駅近辺の駐車場についたのは14：52。
　もうバタバタでした。
　そんな気持ちが焦る中でも、『駅に着いたらもう終わりなんだ…』と感じる心の余裕はあった。
　そう思ったらたまらなく悲しくなりました。
　『バタバタで悲しむ暇がなかった』って状態だったら良かったのに…。
　楽しかった時はアッと言う間に過ぎて行きます。
　またお友達のいない生活…。
　すっごい孤独感がこみ上げて来て、悲しくなった。

　駅に吸い込まれるように笑顔で消えた3人。

　『行っちゃった…』。
　駐車場までの道。
　涙がジュワジュワ出てきてポロリ。
　いい大人が歩きながら泣いている姿を高校生に見られた。
　もう一度顔が見たくなりホームまで追いかけました。


　3人を乗せた新幹線はだんだん遠く＆小さくなり…見えなくなりました。

　さっきまでココにいたのに、今はいない…。
　音が消えたレールと熱い日差し。
　誰もいなくなったホームに浮かぶ3人の笑顔。
　1時間前迄はバキュームカー並みにズルズルとお蕎麦を吸い込んでいたのにね。

　一夜明けた今日。
　いつも楽しい事の後は、そのギャップについて行かれず落ち込み暫く立ち直れない。
　でも、今回は違った。
　旅の色んなシーン、3人の明るい笑った顔を思い出し、楽しい気持ちがよみがえってくる。
　時々思い出し笑いもする。
　今朝も泣かずに『よし、頑張るか』って思えた。
　マダムがマーヤが覚えたいって言ったトールを教えてくれる事になった。
　凄く嬉しかった。
　とにかく一生懸命勉強したいと思う。
 それを目標にしたら、悲しんでいるより『よし、頑張って上手になるぞ』って気持ちが大きくなった自分がいた。
　皆が帰った後、マーヤが沈んでしまうんじゃなかと心配していた八蔵さん。
　会社に送ったあと『マーヤが少し元気になって良かった』ってメールが来た。
　『人はみんな一人で、時には弱いもの。だから、家族以外にも、自分を分かってくれる＝自分の居場所があると強くなれるものです』とも書いてあった。
　マーヤの事をわかってくれる人がいる。
　今回も凄く可愛がってくれた。
　今回の旅のプランを考えたのはマーヤ。
　楽しかったけれど、本当はもっと行きたい所があったのかもしれない。
　（博物館とか美術館とかそういう類の物は組み込まなかったから）。
　本心は色々あったと思う。
　
　でも、『マーヤちゃん、凄く良かったよ』
　『マーヤちゃん美味しいよ』
　『マーヤちゃんに連れてきて貰って良かったよ』ってマーヤをすごく気遣ってくれた。
　本当に優しい思いやりのある人達なんだって感じた。
　私もそうありたいと思う。
　『優しさ』って伝わる。
　今こうして仲良くお付き合いが出来る事にとても感謝しています。
　色んなシーンでの優しい顔が浮かんで今度は嬉しくて涙が出た。
　マーヤ頑張るよ。
　遠くまで遊びに来てくれて本当にありがとうございました。
　毒も一杯はきましたがそれは『愛情』です。
　とっても大好きです。
　沢山のパワーを貰って元気になったよ。
　トール頑張るよ。
　これからもずっと仲良くして下さいね。
　この『絆』を大切にしたいです。
　第2弾の『珍旅行』。
　またそれを楽しみにがんばっぺ～。