住人十色の現場報告

中谷彰が十勝での住宅を中心に役立つ情報を、また日々の業務を載せていきます。
㈱中谷建設工業代表

毎回天気予報とにらめっこ

2022-06-10 18:16:57 | Q1.0X住宅




付加断熱2層目のGWを50㎜入れています。
それが入れ終わるとやっと防風・防水紙(タイベック)を貼っていくのです。

明日から雨の予報ですので
タイベックを何とか貼ってくれました。

今後は 雨が降ってきても断熱材が濡れる心配がありません。

どの現場もそうですが
外部が囲い終わるまで
雨が降ると困るのです。

だから毎回天気予報とにらめっこ

夜に急に雨が降ることもありますので
養生には気を使います。

ツーバイ6に対抗は付加断熱で補う

2022-06-09 09:15:29 | Q1.0X住宅






付加断熱1層目のスタイロフォームが貼おわりました。

次はグラスウール(GW)を付加するのに下地を取り付けていきます。

外壁はサイディングを縦貼りにしたいので
通気下地が横になります
ですから、GWを入れていく下地は縦となるのです。
455ピッチに縦桟を取り付けていきます。

在来木造ですと柱内部の充填断熱材の厚さが105㎜なので
Q1住宅レベル3を目指すならダブルの付加断熱になるのです。

これがツーバイ6の柱ですと柱間に140㎜が充填できるので
かなり有利となります

でも在来工法には骨組を組んでいく面白さがありますので
構造的に好きです。
その分を付加断熱で補っていくしかないのですが。


雨の合間を縫って進める

2022-06-01 18:23:23 | Q1.0X住宅




屋根下地が出来ました。
アスファルトルーフイングも貼りました。

壁も構造用合板を貼っています

雨が降ってきますので
壁にブルーシートを掛け養生です。

今回はQ1.0 住宅 レベル3なので
付加断熱に手間をかけます。

スタイロフォームは濡れても大丈夫ですが
グラスウールはそういきませんので
気を使いますね。

合板の次にスタイロフォーム50㎜
さらにGW50ミリを入れています。



養生ネットにて・・・。

2022-05-25 06:21:26 | Q1.0X住宅















天候に恵まれ建て方進んでいきます。
今回の建物 目指すは4間×4間の総2階でコンパクトの住宅
断熱欠損が少ないように
・玄関ホールに土間はしないで通常の床下断熱
・浴室(ユニットバス)も2階にして床の断熱の弱点を回避しています。

それにしても木材屋さんからの請求書にビックリ

㎥単価 去年の2倍です。

さて、近隣対策で足場に養生ネットを設置しています。
お隣さんや道路の通行人にゴミや建築資材が飛ばないようにとの対策です。

今回お隣さんのBSアンテナの取り付けてある場所が
足場に貼ったネットの陰になり
お隣さんにBSの映りが悪ければ連絡ください。と言っておきました。

次の日、映りが良くないと大工さんに言ってきたというので
電気屋さんに養生ネットの外になるように
工事中足場に取付てくれるよう手配しました。
足場を外すときには元のお隣さんの位置にもどすのです。
(ネットのうらになるのでBSの電波をキャッチしにくくなっているだけ)
近隣対策ですわ。




クレーンは、頼む値はあるよ。

2022-05-24 16:27:26 | Q1.0X住宅




床が敷き終わりましたら
いよいよ建て方です。
総2階の建物ですが間仕切りが1階2階で一致しないと
どうしても梁で2階荷重をうけますので
梁の成(高さ)が大きくなります。

大勢の大工さんがいれば重い梁も担ぎ上げるという方法もありますが
少人数でなら機械の手(クレーン)を借りるしかありませんし
クレーンのほうが安全です。

クレーン作業は2時間以内ですが
頼まざるを得ないです。頼む値はあるよ。


1階の梁上げ、2階での小屋部材上げ(2階小屋梁、母屋)
2回クレーンをお願い致します。







そして無事棟木がおさまり 上棟いたしました。


床下GW200㎜

2022-05-13 10:23:49 | Q1.0X住宅


GW105㎜を2重に入れて200㎜とします。
そしてサネ付き構造用合板28㎜を床に貼っていきます。

雨が降っても安心できるように合板にノリが付いて貼れる養生シートを貼って行きます。





Q1住宅 大工さん入りました。

2022-05-12 15:12:46 | Q1.0X住宅


今年の1つ目の住宅はQ1住宅です。
4間×4間の総二階の住宅
断熱性能、太陽光発電、耐震等級3のシンプルの住宅
まずは床下にGW(グラスウール200㎜)を設置していきます。


Q1.0住宅の電気料金

2015-01-19 08:02:56 | 北方型住宅ECO


平成25年12月30日に入居したNさんより1年間の電気料金のデーターをいただきました。
Nさんの住宅は壁断熱厚さ250ミリで
オール電化蓄熱暖房、エコキュート、第1種換気の住宅の当社初の250ミリ断熱の住宅です。
Q値は0.99W/㎡K  外皮熱損失は0.31W/K
延べ床面積は100㎡で家族2人でお住まいです。

電気料金です。

H26年2月  23,367円
   3月  18,428円
   4月  16,644円
   5月  14,587円
   6月   8,333円
   7月   6,331円
   8月   6,520円
   9月   6,039円
   10月   6,063円
   11月  10,403円
---------------------------電気料金12%値上げ
   12月  19,305円
H27年1月  32,771円

1年間TOTAL電気料金  168,791円  となりました。

11月に12%の値上げを行ってますので値上げ前ベースですと
12月が17,236円、1月が29,259円くらいになり
5581円値上げとなっている計算です。
年間の合計163,210円位に納まっていたことになります。

ほくでん は泊原発停止以降2回電気料金を値上げしています。
1回目はH25年9月に行っていて、
オール電化住宅に関しては16%の値上げでした。(平均7.73%)
そして2回目は このH26年11月からですが、
電化住宅に関しては15%の値上げとなりましたが
冬季間を迎えてでしたので12%の値上げに抑え、
4月から15%となるのです。

さて、震災前までは電化住宅の電気料金は安くて、
十勝はオール電化住宅が主流でした。
それが、この電気料金の値上げで
悲鳴を上げている電化住宅オーナーがたくさんいるのです。

それもそうです。
震災前にくらべて約3割値上げになっていることになります。

したがってNさん家は原発が稼働していたら
129,839円くらいということになるのでしょうか。
たら、ねばの話をしてもしようがないので

どうすれば電気料金を低く抑えれるか?
Nさん値の電気料金の内訳をみると
昼間の電気料金は大したことないのです。
もちろんドリーム8の時間帯に大きな電気を使う、
食洗器、炊飯、洗濯を済ませせるのがベターですが
やはり夜間の電気、つまり蓄熱暖房器の使用量に左右されています。

服を1枚多く着るなどの自衛手段をとっていくべきかと思われます。

内部のGW100ミリ

2014-01-01 12:06:32 | Q1.0X住宅


内部も外壁側GW100mm充填です。

これで合計150ミリ+100mmで250ミリの断熱になります。

通気胴縁の施工で苦労

2013-12-03 11:53:54 | Q1.0X住宅
タイベックが貼り終わりました。
これで雨風が凌げるわけですが
次は外壁下地の通気胴縁の施工です。

建て主さんの希望で外壁はたて張りにしたいということで
通気胴縁はヨコの流すことになります。
そうなると下地があるのは455ピッチのタルキだけですので
そのタルキにもう1本抱かせて胴縁間の隙間30程度で
通気を取る方法しかなくなります。



結局、大工さんのアイデアでタイベックのうらのGWが膨れていることもあり
胴縁とタイベックの間に12mmの小舞を差し込み
通気を確保する方法をとりました。