昨日母校である北海高校と作新学院の甲子園決勝戦がありました。
若き戦士達が、ユニフォームを真っ黒にして奮闘する姿はただただ輝いていて、もう何回泣いたかわかりませんでした。
不思議なことに、今までの対戦相手のエラーは嬉しい反面、感情的には少し辛かった。
皆人生の全てをかけて戦っているかと思うと、なかなか「ざまあみろ!」とは全く思えません。
お互いを讃え、正々堂々戦う姿はもうなんか凄すぎて、高校時代の自分と重ねるとこんな時もあったんだなぁーって胸が熱くなりました。
私は小学校5年生から続けてきたバスケットを、高校ではするつもりはなかったけど、共学一期生で先輩もいなかったので、全て一から試行錯誤作り出す一体感みたいなのがなんか気に入って、結局入部してしまった感じでした。
1チーム5人で行うバスケットは、同い年同士のレギュラー争いだったり、部長は誰にするとか、相当色々揉めて、誰かが誰かの悪口をいったり正直仲は悪かった。
自分も調子が良い時と悪い時がはっきりしていて、特に後半は思うようにいかなくて本当にしんどかった。
狙ったゴールにボールがことごとくはじかれて、練習しても全然ダメで、そしたら練習も嫌になって、バスケットが好きかもよくわかんなくなっていった。
最後の高体連は一応レギュラーで出れたけど、全然活躍出来なかったし、確か二回戦で接戦の末に敗退して呆然とした記憶が微かにある。
バスケットのことを思い出そうとすると、大好きだった頃と後半の頃が複雑に絡まって、あまり思い出せない。
それでも、何人かのチームメンバーとは本当に今でも親友で、それだけでも自分には最高の財産だと思う。でも、其々辛いこともあって昔の話をすると、よかった事も悪かったことも今でも若干傷口に触る感覚が少しある。
それでも絶対続けてよかったし、
だから今の自分があると思う。
当時はまさか部活動に励むことがこんなに価値があったことだったなんて思いもしなかった。
遊んでる子が羨ましかったし、直帰したい時もあった。
でも、その気持ちに打ち勝ったことがすべてだったおもう。
勉強よりも、恋愛よりも、何が一番だったか。
やっぱり部活動だった。
絶対に帰ってこない青春、日々。
今、本当に心から思う。
今回の甲子園、監督の平川先生の言葉にはいつも感心しました。
毎回自分達のことより、周りのことに対しての気の遣いがすごい。
気を遣いすぎなんじゃないかと心配な部分もあるけど、想像絶するくらいのプレッシャーの中本当にお疲れ様でした。
いつも放課後教室に残って勉強しているとちょっかいを出してきた平川先生。
今でも大事な恩師の一人です。
北海高校のチームの一体感、団結力は素晴らしいものがありました。
辛い中、暑い中全員が決して笑顔を絶やさず、大丈夫とお互いを励ましあい、
ベンチでエースの大西くんが、後投手タマくんの身体を気遣う場面には日本中が感心したと思います。
愛する母校北海高校の甲子園、本日閉会式があったリオオリンピック、2016年の夏、本当にありがとう。
因みにちまたで話題のピッチャー大西くんは地元少年団出身です!本当によく頑張ったー!!
ありがとー!!!