ハイチPKO派遣について鋭いご批判メール

昨日、ハイチへ向けPKO派遣部隊の第一陣が市ヶ谷を出発した。
鳩山総理出席の下で、出発行事が行われ、総理からは「国連に参加の意思表明をしてから2週間という短期間で部隊を派遣できるのは画期的だ。困った人がいれば助けるのが人の世のあるべき姿であり、『命を守る国・日本ここにあり』ということを世界に示してもらいたい」という訓示をいただく。

ところが、その迅速なPKO派遣に対し、私のの過去の言動をきちんとフォローされた方から鋭いご批判のメールをいただく。以下、そのまま引用させていただく。(多少乱暴な言葉遣いとなっているが、相当なお怒りであるため致し方ないであろう。)

(引用はじめ)
ハイチPKOの派遣部隊1陣が出発 首相「誇りを胸に」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100206-00000550-san-pol

貴様は、何故身体張って抗議しないんだ?

国会の事前承認が最低限のルールではなかったのか?

<http://blog.goo.ne.jp/nagashima21/e/cc7c0b83775fe8c4bf35291b3cfa48d6> 外交
安保は民主党のアキレス腱か? 
<http://blog.goo.ne.jp/nagashima21/e/cc7c0b83775fe8c4bf35291b3cfa48d6> 2009
年07月01日 21時19分26秒 /
<http://blog.goo.ne.jp/nagashima21/c/2cf8363151ac743a361faf5537a85dec>
Weblog

私たちが政府原案に対して要求していたのは、自衛隊という実力組織を海外に派遣す
る場合の最低限のルールとして「国会の事前承認を付すべきだ」という一点だった。


これが民主党の正体ではないか。

自らの過去の言動は、唯の一つも守らない。

まさか、PKOは別だとか言い出すのか?

まぁ、そう言い出しても不思議のない無責任政党だが・・。ww

小沢に何も云えず、保守のフリこそすれど、実際に守りたいのは我が身だけ。

政治家の行動と言動には、当然だが相応の責任が付いて廻る。

然るに、数々の不祥事、妄言に対して、誰か一人でも責任を取った奴がいるのか?

脱税犯が総理、三被告の任命権者が幹事長、6千万もの不明金を持つ文部科学大臣、
失政だらけの国交大臣・・・何だこれは。w

そして、貴様だ。

過去の言動と合わせて、自らの選挙区の子供達に説明ができるのか?

子供達に胸を張って、子供達の眼を見据えて、説明ができるのか?

できないのであれば、即刻辞職すべきではないのかね?

何処ぞのA君とやらと違って、また無視するんだろうね。ww

そう云えば、北朝鮮船舶検査法はどうなってるんだろうねェ。
(引用終わり・・・なお、匿名だったとはいえこのメールをブログに無断掲載したことをご関係者にお詫びします。2010/2/17追記)

率直に言って、PKO派遣の部分については反論の難しいなかなか厳しいご指摘だ。
そこで、私からは以下のような返信を送り、今後の立法努力を誓った。

(以下、返信全文)
XX様、鋭いご指摘感謝申し上げます。
ご指摘のように、「実力組織を海外に派遣する場合の最低限のルールとして国会の事前承認が必要」との基本理念に変わりはありません。

ただし、今回は、国連の要請に基づくPKO派遣(すなわち、すでに確立されたPKO協力法に基づく自衛隊派遣であり、派遣要件として事前の国会承認は不要)であると同時に、災害復旧
支援という緊急性を要するものであり(こういうケースでは事後承認でも仕方がないと思います)、非軍事目的ですから携帯する火器もも必要最小限自らの身を守る機関銃レベルであり、紛争に巻き込まれ武力を行使する可能性はほとんど考えられません。

ただし、私自身は、冒頭に述べた最低限のルールについてのこだわりがありますので、あらゆるケースにおける自衛隊の海外派遣に国会が関与する「議会関与法」案を策定し、成立させることを政治家としての一つの目標としており、近々、この考え方をまとめて世に問うつもりです。

いずれにしても、私の過去の言動にもご注目いただき、厳しくご叱正いただいたことに、心より感謝申し上げます。今後ともご指導賜りますようお願いし、御礼の返信とさせていた
だきます。

長島昭久拝
(引用終わり)

今回の問題を契機に、自衛隊の海外派遣をめぐる一般法(恒久法)を制定し、国会がきちんと民主的コントロールを効かせる仕組みをつ来るべく、努力していきたい。
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