論戦@予算委員会始まる

北朝鮮がこの週末にも地下核実験を行うことが濃厚になりました。
週明け早々にも本会議を開催し、非難決議を採択する可能性に備えて、野党側の決議案文を作成するよう松本政調会長より指示。

ところで、予算委員会での論戦が始まりました。
昨日から今日にかけて、菅代表代行が2時間、田中真紀子代議士が1時間、岡田克也元代表が昼食を挟んで1時間半、そして、枝野幸男代議士が1時間半。

日刊ゲンダイ(訂正@2006-10-07 19:01)には「真紀子爆弾炸裂!」との派手な見出しが躍っていましたが、炸裂したのは、散発的な「皮肉」や「揶揄」のかんしゃく球でした。確かに、真紀子さんのマスコミを魅了するような言語能力は大したものです。しかし、拉致問題で安倍首相に挑んでしまったのは、ちょっと無謀でした。なにせ拉致問題解決へのコミットメントで安倍首相の右に出る者はいません。これは、与野党共通した認識だと思います。案の定、外相時代に真紀子大臣が金正男を簡単に送り返してしまったことを、首相にチクリと皮肉られてしまいました。

歴史認識をめぐる質疑は、安倍首相のベタ折れ答弁によって(この点、産経新聞は連日憤慨しています)、総じて低調でした。それよりも、格差問題や、年金など社会保障、景気など、小沢代表が喝破した「政治は生活なり」のテーマに沿った質疑は、菅さん、岡田さん、枝野さんともに迫力があり、かなり安倍政権の矛盾や危うさを衝くことができたと思います。民主党は、中途半端な外交批判ではなく、徹底的な内政批判で安倍政権を追い詰めていくべきだ、と2日間の序盤戦を観ていて改めて痛感しました。

この論戦が、神奈川16区と大阪9区で戦っているわが同志2人、大谷信盛さんと後藤祐一さんへの追い風になってくれればと祈るばかりです。13日には神奈川へ、18日には大阪へ応援に入ることになります。明日は、地元で51回目の国政報告タウンミーティングです。一期一会の心得で臨みます。
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