メコン圏関連ニュース・トピック

メコン圏(地域)関連に関するニュース・トピック

タイのタクシン元首相のミャンマー軍事政権への不正融資疑惑審理

2008年08月02日 | タイ社会
タイ最高裁判所は、2008年7月30日、タクシン元首相が在任中、一族が所有する通信会社の衛星通信サービスをミャンマー軍事政権に購入させる目的で、ミャンマー軍政に不透明な貸付を行ったとする資産調査委員会の訴えを受理し、審理開始を決めた。

クーデターで一時追放されたタクシン氏に対する審判は、隣国ミャンマーをも巻き込む事態に発展した。今後、ミャンマー軍政は、貸付契約の内容開示などを求められるが、対応するかどうかは不明。

2邦人射殺死刑判決 タイの地裁

2007年05月27日 | タイ社会
タイのバンコクに隣接するパトムタニ県で2006年3月、東京都荒川区の貿易業・小島善雄さん(当時53歳)ら2人を殺害、遺体を遺棄したとして、殺人罪などに問われたマレーシア人貿易商ジョージ・フェルナンデス被告(65)の判決が、2007年5月24日、パトムタニ地裁であり、裁判官は求刑通り死刑を言い渡した。判決によると、フェルナンデス被告は2006年3月下旬、商談でタイを訪れた小島さんと東京都千代田区のベンチャー企業社長・久金辰也さん(当時52歳)を監禁し、射殺。2人の所持金約72万ドル(約8700万円)を奪い、パトムタニ県の工事現場に遺体を遺棄した。

タイで外国人が不敬罪で実刑判決

2007年05月01日 | タイ社会
2007年3月30日(金曜)読売新聞(国際)

タイ北部チェンマイの裁判所は3月29日、プミポン国王の肖像画に落書きをしたとして不敬罪などに問われたスイス人男性(57)に対し、禁固10年の判決を言い渡した。外国人が不敬罪で実刑判決を受けたのは初めて。

判決によると、この男性はタイ在住で、国王の誕生日にあたる昨年12月5日、チェンマイの街中に掲げられた国王の肖像画数枚に黒のスプレーを吹き付けるなどした。

バンコク:大規模集会に対する注意喚起(4月20日発)

2007年04月22日 | タイ社会
日本外務省の海外安全ホームページに、2007年4月20日、「首都バンコク(タイ):大規模集会に対する注意喚起」が掲載されました。

1.現地報道によれば、2007年4月25日に首都バンコクにある国会議事堂前
 で仏教徒7団体による大規模な集会が計画されており、その規模は10万人か
 ら20万人とも予測されています。

2.タイにおいては、国民の95パーセントが仏教徒とされていますが、憲法では
 国教について明文化されておらず、これらの団体は「仏教が国教である」と、憲
 法で制定するよう憲法起草委員らに訴える意向であるとみられています。また、
 タイ南部においては依然、分離独立を標榜するイスラム過激派の活動が激化し
 ており、今回の仏教徒集会が与える影響も懸念されます。

3.つきましては、首都バンコクに渡航・滞在される方は、集会が実施されている
 場所や群衆などに近づかない等、不測の事態に巻き込まれないよう心掛けて
 ください。

とのこと。