ホンダLPGA、中止になって若手選手が有利かな？

　
　ホンダLPGAの２日目、今の時期では珍しい雷雨のために２度に渡り中断、４時間ほど
待機した末に雷雨は去ったものの、コース不良のため途中打ち切りとなりました。今まで
同トーナメントを何度も観てきましたが、サスペンデッドは初めてではないでしょうか …

　
　＜宮里プロとタイの藍ちゃんことポーナノン・ファントラム選手が並んで練習＞

ワタシは昔からプロ野球観戦でも早めに出かけて、試合前にどんな練習するのか 練習を
観るのが好きでした。　ゴルフ観戦でも同じで出来る限り早めにコースに入りますネ。

練習を一通り見た後、第２ラウンドは９時38分にスタートしました。今日はアウトの
１番ホールからワタシの注目選手が多く出場しますので、スタンドでしばらくの観戦です。

　
　＜ポーナノン選手、昨年は米国で30位。立派です＞　

ポーナノン・ファトラム、宮里藍、リディア・コ、畑岡奈採、モリヤ・・ジュタヌガーン
選手と続き、最後のアリヤ・ジュタヌガーン選手は11時50分まで時間があるので、インの
最後になるタイ人のアマチュア選手を観ようと待機していた頃に雲行きが怪しくなりました。

11時24分に一時中断されたその後、コースのコンディション不良のため午後にサスペンデッドが
決定。６アンダーで首位のアリヤ・ジュタヌガーン、エイミー・ヤン選手ら６名は、１ホールも
消化できず、今日25日は36ホールをプレーすることになりました。

　
　＜空模様、こんな感じで変化していきました＞

畑岡奈紗プロで５ホール、宮里藍プロが６ホールしか回れませんでしたが、今日は長丁場となるので、
体力勝負で若い選手が有利になるんでしょうネ。　昨日の雨天の後ですから今日は暑くなりますしネ。

若いといえば畑岡奈採プロもいい経験を積んでいます。バハマでの開幕戦で１打足らず予選落ち
しましたが、既に米国ツアーは体験済み。昨年の米国QTから色々なことを吸収しているでしょう。

　
　＜こうしてチョン・インジ選手と一緒に練習できるんできるんですからね＞

米国女子ツアーの来季出場権をかけたファイナルQTは５日間90ホールの戦いの末、14位タイで
突破しました。上位20人に限られた狭き門を潜り抜けた13国から集まったチャレンジャーたちは、

米国８人・アイスランド・イスラエル・英国・カナダ・韓国・スウェーデン・スペイン・タイ・台湾・
デンマーク・フィリピンの各１人と顔ぶれは国際色豊かです。　最年少は当時17歳の奈採さんでした。

　
　＜昨日は５ホール消火し今日は２オーバーからのスタート＞

昨秋、アマチュアで日本オープンを制したことで一気に世間の注目を集めた彼女ですが、米国プロの
舞台は初めてではありませんネ。一昨年の世界ジュニア優勝者の権利で、昨年４月に「スインギング
スカート」という大会に出場済み。そう言えば 現在、世界ランク１位、２位の二人もそうでしたネ。

米国のQTに挑戦するには18歳以上の年齢制限がありますが、１位のリディア・コ選手は16歳で例外を
認められてQTを受け、２位のアリヤ・ジュタヌガーン選手は17歳でプロ転向し、１年間欧州ツアーで
戦いました。そんな二人を間近で観ながら戦っているんですから、「私も！」って なりますよネ。
　今大会は どうやら20歳前後の選手が勝ちそうな気がしますが、さて どうでしょう？　　



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