これから、タイの出入国が厳しくなりますよ！

　　
　タイは12日火曜日がシリキット王妃のお誕生日、イコール 母の日でもあり、祝日です。
タイ軍事政権は、11日月曜日を 休日としたため、官公庁は９日から４連休となりますネ。

タイでは 国王・王妃のお誕生日の日から、新しい決め事を スタートさせることが よく あります。
かつてから言われていました 「日本人でも陸路だけでなく空路についても、ビザなしで出入国を
繰り返すことを 禁じる」 という方針も、８月12日から厳しく取り締まるようです。

　　

「タイ政府が査証 （ビザ） なしで タイへの出入国を 繰り返して、長期滞在する外国人を 取り締まる」
と、打ち出したことについて、在タイ日本大使館も、観光以外でタイに渡航する場合は、目的にあった
ビザを 取得するよう呼びかけていました。

ビザなしで１回30日以内の滞在が認められており、カンボジアなどの陸路国境で出入国を 繰り返せば、
長期滞在が可能でしたが、５月初めに　タイ当局はこうした行為を 禁じる通達を 出していました。

　

在タイ日本大使館の話によると、邦人がタイ出入国審査時に、管理局係官らに対し大声を 出したり、
カウンターを 叩くなどして抗議したことで事態を 悪化させ、入国を 拒否されたり、警察に引き渡され
罰金を 支払った事例があるので注意するよう、こんな警告も、同時に出しています。　

　いずれ、外国人の不法滞在に対する処罰が厳しくなるので、関係する人達は注意が必要です！

でも 考えてみれば、旅行者として観光ビザを 取得し、切れる日が近づくたびに近隣諸国への行き来を
繰り返し 長期滞在を 延長するという方法は、もう40年前以上から行なわれていた滞在法の一つでした。

　

なんとも原始的な方法ですが、これもタイならではの慣例でした。　タイに住む日本人の数は、在タイ
日本大使館に届けている人で約５万５千人ですが、届けていない人を 入れると８万人とも10万人とも
言われています。　この数も きっと この原始的な方法を 活用していたからでしょうねぇ～

しかし ここのところ、近隣諸国の不法労働者などが急増したことで、軍政支配下になって 当問題を
指摘し、そして ８月12日からビザラン （ビザ無しで出入国を する） の外国人の出入国は拒否すると …

　　

　でも、そうなると どんなことが起こるのでしょう。　困るのはどんな人達なんでしょう？

不法労働者のターゲットは、主に近隣諸国の人達の他、韓国人・中国人・ロシア人などと言われて
いますが、決してそうとも限らず、一部日系の中小企業も含まれるのかも知れませんヨ。　こんな話も …

　

労働許可書なしで日本人を 雇うために利用している会社もあるようで、 「現在、タイ人スタッフが
少ないので、労働許可書が出ません。　ひとまず、ビザランを 利用して下さい」 と言って日本人を
現地雇いしている会社もあるとか。　でも、これからは通用しなくなるんでしょうネ。

　あと日本人の “外こもり” ですか。　　ちょっと長くなりますので、明日に続きます ・・・　　



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