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-支那の国民性と黄河決壊事件-(GHQ焚書図書開封 第75回)

2017-06-16 22:34:47 | 近現代史
GHQ焚書図書開封 第75回
-支那の国民性と黄河決壊事件-
 支那人の生態が書かれた昭和5年刊行「支那の真相」の内容。
平気でうそをつく、二重、三重人格を持ち、二枚舌、三枚舌はごく普通、利己的で拝金主義的な支那の国民性は、軍閥である閻 錫山(えん しゃくざん)や馮 玉祥(ふう ぎょくしょう)の行動にそれが表れている。
このような国民性が、1938年(昭和13年)黄河決壊事件を引き起こした。
仲小路彰の「世界戦争論」の中で書かれた内容によると、蒋介石軍が、日本軍進撃阻止のため、堤防を爆破し、無辜の民(むこのたみ)の水死者100万人、避難者600万人を出し、自軍の利益だけを守ったとある。(焦土、清野作戦の一例)
この時、何かと言うと、人道主義を盾に日本を非難する英米仏は、蒋介石国民党軍によるこの事件に対しては沈黙を守った。
長野朗の「支那の真相」によると支那人(漢人)が異常な性格を持つに至ったのは、その国の政治、気候、風土、食物が関係している。と多角的に分析している。
長野朗の「満州事変の経過」の満蒙今後の新政権の章によると、満州人のための満州帝国ができる前に、大量の漢人の流入によって、人口の大部分を漢人が占めており(人口2,800万人の内、日本人20万人、蒙古人10数万人、朝鮮人100万人、満州人200~300万人、漢人2,500万近く)、すでに、満州は漢人によって農業、商業、工業などが牛耳られていた。と分析している。
参考文献:「支那の眞相」長野朗  「滿州事變の經過」長野朗 「世界戦争論」仲小路彰