今回はプロのなり方について具体的にお話しさせて頂きます。
~一つ目の方法~
一つ目の方法はとてもオーソドックスな形です。
それはプロテストを受けて合格することでプロになれます。
まずプロテスト(受験料10000円)を受ける為に履歴書を連盟に送ります。
そして書類選考合格の上で二次試験に移ります。会場は主に香川(メイン)、岡山(サブ)、愛知(サブ)で行います。
二次試験には筆記試験、面接、対局試験があります。
筆記試験は学問に関する問題ではなく四人将棋に関する問題を出題します。
例えば、次の一手問題や連盟の事をどの程度熟知しているのかなどです。
面接は志願する動機やどういう風なプロを目指すのかを質疑応答します。
最後に対局試験ですが、これはトップを取ったから良いというわけでもなく、ラスを引いたから悪いとは判断しません。
要するに如何に四人将棋の独特の手筋を繰り出せるのか、内容重視で判断します。
これらが基本的なプロテストの内容です。
~二つ目の方法~
続いて二つ目の方法ですが、これは腕に自信がある方に向いています。
参加費を払ってアマチュアも参加できるタイトル戦である旭帝戦に出場し、
旭帝を3連覇達成する事が出来れば特例でプロになれます。
この場合だと比較的費用が安いので強い人は御一考を。
現段階では二つですが、将来は三つ目も出来るかもしれません。
本将棋のプロ棋士になるにはかなりの狭き門です。
ですが当連盟の競技は四人将棋ということもあり、プロになる難易度はかなり易しいものです。
今後更なる発展を目指して精進して参ります。
一般社団法人日本四人将棋連盟
中司晃貴会長