さんと・ろさりお(リハビリ編)

妻・長男がフィリピンから来日して半年後管理人の大病で、またも別居。我が家の復活への日々を綴っています。

佐渡 裕氏。

2011年06月12日 | さんとの眼鏡
寝不足の「さんと」です。
と、いうのも昨夜深夜に放送されていた佐渡裕氏とベルリンフィルの公演を最後まで観てしまったから。先週は民放で、そして昨夜はNHKで密着ドキュメントが放送されました。どちらも、リハーサル光景が予想以上に長く』収録されていて楽しめました。
実はこの佐渡裕氏、「さんと」といくつか共通てんがあります。(性別以外にです、もちろん。)
①京都出身。佐渡氏は太秦(「うずまさ」と読みます東映映画村で有名)出身らしいので、もし、音楽科でなく、普通科に進学されていたら、同じ高校の先輩後輩になっていた可能性が高い。(当時の京都は住んでいる小学校区で高校の通学区が振り分けられるしくみだったので、太秦なら蜂ヶ岡中学校⇒北嵯峨高校の路線じゃあるまいか)…ローカルな脱線ですいません。

②(故)レナードバーンスタイン(画像)指揮マーラーの交響曲第1番で(クラシック)音楽の世界にのめりこんだ。佐渡氏は小学校6年生の時にお年玉でこの曲のレコードを買って感銘を受けたのがきっかけだったそうです。「さんと」が6年生でかったのはドボルザークの「新世界より」(交響曲第9番)。しかし、高校2年の6月22日。京都にやってきたんです。レナードバーンスタイン率いるニューヨークフィルハーモニック。もちろん行きました。プログラムの3曲目がやはりマーラー作曲交響曲第1番。演奏に泣きそうなほど感動したのもわすれられないですが、もうひとつ、終演後、楽屋口で並んでいたら、楽屋に入れて下さって、そのマーラーの曲のミニチュアスコアの空白部分(第1楽章の前)に、サインして下さったこと…。もう気絶しそうになりました。後にも先にも指揮者にサインをいただいたことはないので、これは奇跡的なことですね。

③京都府吹奏楽コンクールの指揮台に立ち、銀賞を獲得。佐渡氏は音大生時代かな?私立の女子高の吹奏楽部をコーチして、「さんと」は高2の時に自分の所属する部で、それぞれ獲得しています。金・銀・銅…お寿司で言えば松・竹・梅の竹ランクなんで、当事者としてはちょっとがっかりというところです。
さて、ここまで共通点並べて、どこでそんなに大きく運命が違ったのか?ということです。
佐渡氏は小学生の時から指揮者を目指して音楽に取り組んでいたこと。「さんと」はほんとは歴史学者になりたくて音楽にはまってしまったこと。しかも史学科には進まず、国文科に進んだり…とか、
人生行きあたりばったり、であったこと、この違いでしょうね。
夏樹には10歳くらいになったら、「将来の自分像」という作文でも書くよう勧めてみましょう(英語でも日本語でもね)。

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