静かに待つと良い事がある

誰もいないからこっそり座ってみたの

なかなかいい眺めだと思うの　特等席なの


ご馳走の広告もみるの　ウェリナ的にはチキンはダメなの


ウェリナのご馳走は　ばーちゃんが作ってくれるの

ここでしずかに待機するの　静かにしてると良い事あるの


急ぎすぎてこぼすの　気持ちだけ前のめりなの


味わって食べないともったいないの

咀嚼は大切だって言うの


一様手なんて上げられるウェリナなの


両手も上げられるの　でもこの感じだとダンススタイルなの

ばーちゃんが笑うとウェリナも嬉しいの

結界

海の街のお家には結界が張られているの

ウェリナこんな風に入れないの

入れなくても大丈夫なの　気にしないの


裏庭にはブルーベリーがあるはずだけど今はないの

来年の夏までお預けらしいの　

仕方ないから軽くランしてみる事にしたの

ウェリナだって時には走るの


今回はパパも一緒だったの

朝は歓迎してみるの　たちあがれウェリナって感じなの

でも立ち上がっても何もいいことはないの


やっぱりきになる台所に吸い込まれそうになるの


そんな時は決まってばーちゃんが呼んでくれるの

ばーちゃんが結界を解いてくれるの

ありがたくりんごをいただくの　特別美味しいの

美味しいりんごをもらったらお返しするの


玄関前でウェリナ警備保障になるの　

悪い人が来たら元気に吠えて教えるの

仕事は真面目なウェリナ警備保障なの


でもあまり人が来ないと気をぬくの

そんな海の街の生活なの

また明日も海の街のお話でもするの

一区切り

ウェリナ地方の紅葉ってのは１１月がいいの

ママがもう毎日この散歩道を通るたびに言うの

耳にタコができるの　どうせならタコを食べたいの

赤は海の街のばーちゃんが好きな色なのそれは知ってるの

ママはあんまり赤は着ないの　まだ恐れ多いらしいの


病院にも行ってきたの　縦揺れしたの

マイチェルが小さい手でお尻を触って元気付けてくれるの

飲み薬を止めて塗り薬で様子見なの

シニアになると色々あるの　全部含めてシニアの醍醐味なの


毎年楽しみにしてる赤と黄色の絨毯が見られないの

バス通りの木の枝がたくさん切られちゃったの

お掃除が大変だからだと思うけどちょっと寂しいの


こんな感じで地味なの　ないよりいいの


まだ残ってたの　違う場所のいちょんさんなの

夕暮れに照らされて綺麗なの

しずかに見ていたいのに　ママったら呼ぶの


ママったらなの　黄昏てるのに　野暮なことするの

こういう時は一緒にしずかに黄昏れるほうがいいの

病院も紅葉も一区切りなの　冬の心構えをしないといけないの

そろそろさよなら

朝の散歩は紅葉を眺めながらなの

贅沢な散歩だけど、かれこれ何年もこういう散歩なの

真っ赤だなーって相変わらずママは歌うの

ウェリナは仕方なく聞いてあげるの


そうかと思うとひまわりといちょんさんのコラボも見られるの

なんて贅沢でしょう


温泉地のところにコラボされてるの

ウェリナはギャラリーの車の車がいて緊張したの

最近抜け毛も多くてシャンプーしたいのにママは風邪なの

だからうつさないように　誰もいない時に行ったの


念入りすぎるぐらい念入りに洗って乾かしたの

やっぱり誰もこなかったの

いっぱいグルーミングしたら毛も抜けたの


寒い朝はママの広い背中で暖をとるの

ママの着てるフリースもあったかいの

ママのふわふわも冬にはありがたいの

そろそろいちょんさんの黄色い服も終わるし

木が裸ん坊になるのウェリナの抜け毛もそろそろ落ち着くと思うの

みんな毎日こんにちはとさよならの繰り返しなの

虹さんとツーショット

相変わらずゴルフ三昧なパパなの

呆れたママとウェリナはいつも通りの散歩なの

坂道強化月間だから、一旦降りてから　また登るの

朝の光の中、落ち葉があったかい色なの

昨日の強風で落ち葉の量が増えてるの


この辺りはいいけど、少し上がると枝が落とされてるの

紅葉前に切られたの　ちょっと寂しいの

ママもウェリナも好きなバス通りの紅葉だったの


上から見るとここんな感じ　下はまだ枝も葉っぱも残ってるの


途中でお天気雨が降ってきたの

歩いていく方向に虹が見えたの

低い虹だったけど、ちゃんと見えたの

虹の橋を渡ったお友達の名前をつぶやいてみたママなの

虹さんにはウェリナと一緒に写ってもらったの

こんなチャンスはなかなかないの　ありがとなの虹さん


お家へ帰ってきて　お昼寝なの

外とは違ってあったかくて気持ちがいいの