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在宅療養生活で見たこと、思ったこと、を伝えます。

日記 469

2017年06月25日 | 日記
< あの日… >


マスコミは見ないのでわからないのですが、goo ブログでも持ちきりの話題でしたね。


私にとっての「あの日」を思い出させる出来事。そう、あれから13年。


今でこそこうやってブログに書いたり、人とその事を話したり出来ますがしばらく(10年くらい)は触れて欲しくない話題でした。


私自身の病状も当時は今程良くなく毎日が精一杯、とりわけ子供達の世話と母の面倒で頭の中が爆発しそう。


妻の死後は、張り詰めていた糸が切れた様に自分の病状が一気に坂を転げ落ちるかの如く落ちて、そして動けなくなったのです。これが何年も続くとは思いませんでした。


そして退職、収入の確保、手帳の申請、と事が進んで今では子供達も皆成人し、母は施設に。


落ち着いたと感じたのはつい最近。そして投薬治療とカウンセリングがやっと効いてきた実感が。


個人差もありますが、葬式の後、当初は気が張っていても後から(数ヶ月から1年くらい経ってから)「が〜ん」と頭を殴られた様に感じる時期があります。


周囲の人々が「大丈夫ですか?」と言うのですが自分では大丈夫な気がして「はい」と答えてしまいました。


でも実は脳の中や心の中は大丈夫ではなく、かなりダメージを受けていてそれを実感するのに時間がかかると言う事なんです。


「混乱」と「取り乱し」はこの時期に当てはまる言葉ですね。


後は、時間による解決だけです。人それぞれ違いますが早期に回復できる人、長引く人、その人の人生によりけり。

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