いちうた ― 君の住む街・市原は

「いちうた」は「いちはら歌声を楽しむ会・昭和の歌をうたう会・歌声列車IN小湊鉄道」の略称です。

2012年9月12日・原地さんから頂いたメッセージ(再掲)

2012年10月06日 | 音楽

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2012年9月12日・原地さんから頂いたメッセージ(再掲)

お詫び

去る9月12日、原地さんから頂いたメッセージをご紹介しましたが、不注意のため削除してしまいました。

改めてご紹介させて頂きます。

                                                 平哲也

--- On Wed, 2012/9/12, 原地 宏幸 wrote:
平様
いつもお世話になっています。
歌声列車 10回目の時にも書かせて頂きましたが、今回20回を迎え
角度をちょっと変え感想を書かせて頂きました。
お読みになって頂ければ幸いです。

2012‎年‎9‎月‎14‎日、‏‎16:13:11

原地さんから頂いたメッセージをダウンロード

メッセージの内容

20 回を迎えた歌声列車に思う
あくまでもローカルに !

2009 年からアコーデオン奏者の平さんの発想と熱意で、歌声同好の仲間5 人.
が集い立ち上げました。

手軽な楽しいイベントとして、市内の観光振興策・市原市の活性化・発信に
つながればとの思いで手弁当での奮闘でした。

当初は、音響機器もなく小湊鉄道本社にあった非常用のメガホン(ハンドマイ
ク)を使い、司会者は声を張り上げていました。時にスイッチを間違えてサイレ
ンの鳴る始末、苦笑したこともありましたが、それが今では20 回目を迎えて楽
しい思い出になりました。

プロの歌手が来るのでなく、ただ歌好きが集い、司会者の進行によりひたす
ら昭和の歌をみんなで一緒に歌い続ける内容の歌声列車でした。伴奏困難な
は皆で協力、口三味線・アカペラ等で対応し、のどかなローカル色がいっぱい
笑顔がいっぱいの車内です。

途中、著作権問題やスタッフの体調不良、東日本大震災などありましたが、
その都度知恵を出し合って対処し乗り切ってきました。歌集も調達、キーボー
ド奏者に紅一点女性のスタッフも加わり一層充実してきました。

これからも華やかなものは望みません、土の香りのするローカル色豊かな歌
声列車であってほしいと思います。

気を確かにお持ちになって !

集う仲間は還暦前後の方が多いと思われます。リピーターに支えられ、毎回
キャンセル待ちが出てしまうほどの人気。途切れること無く継続できているこ
とに感謝申し上げ、うれしく思います。

発車のベルを聞き、同時に歌い出す「高原列車は行く」で始まり、帰り五井
駅の一つ手前の上総村上駅で歌い出す「リンゴの歌」、歌い終わると同時に
列車
がホームに滑り込む妙技もすっかり定着しました。

五井駅に到着し、下車したら小湊線のプラットホームで解散式です。初参加
のお客さんはびっくり、ここでも唄います。

スタッフの仲間が作詞・作曲しすっかりお馴染みになったオリジナル曲、「小
湊線はふるさと本線」をJR のホームを向いて大合唱、まだなごりは尽きない、
最後に「ふるさと」「今日の日はさようなら」を唄います。仲間と後ろ髪をひか
れるような思いで再開を約束し散会する一幕もあり感動ものです。

トイレ時間も改善され、数の多い養老渓谷で停車時間を調整するなどの小湊
鉄道の計らいもあり順調です。

車中のバリエーションも歌はもちろん、熱演ハーモニカショー、江戸芸南京
玉すだれ、校長先生の楽しい♪教室、歌声レク体操など盛りだくさん。お腹を
抱えて大爆笑。お客さんからは「車窓からの景色を見ている間がないヨ」と苦
情を頂戴するほどの始末です。これが往復2 時間半唄いぱなしの歌声列車の
内ステージの様子です。

司会進行を一手につかさどる “笑レク”(笑うレクリエーションから命名)
こと清水さんが何時も云う、まさにこの言葉「最後まで気を確かにお持ちにな
って・・・・・」と激を飛ばしながら皆を飽きさせないレク技法・愉快な時が
流れます。

「歌の力」はすごい !

作詞家でもある、英六輔が言っていました。「歌は歌われてこそ歌であり、作
り手と歌い手の思いが重なると思わぬ効果が生まれる。」

又中高年層を中心に人気の歌番組「NHK 歌謡未来のコンサート」毎週火曜日
20:00~の司会を務める小田切千さん同様のことをおっしゃっています。

「名曲と言われるものには作詞家、作曲家の思い、パワーが詰まっています。
その曲を歌い手が魂を込めて歌うと、その思いが更にふくらみ、歌を通して、
作者、歌い手、聴衆の間にパワーのやり取りがある。だから歌には大きな力が
あると。」

毎回歌声列車に集う多くの仲間も、そしてスタッフもみんなパワーを頂いて
いることと思います。

「歌」は長生きの秘訣 !

歌声列車で唄う歌は、巷のカラオケのように、恋に破れて・悲しい、一人淋
しく・・・・・などをテーマにした曲や歌詞はほとんどない、「青い山脈」のご
とき、「若く明るい歌声と、」.大きな口をみんなで開けて声の限りを唄う歌ばか
りです。

大きな声で歌うことは、心臓や肺を動かし、気持ちも高揚して健康にもよい..
と云われています。そんな歌の力が長生きの一助を担っているのでしょう。
毎回欠かさず参加されている最高齢の時田さん(90 才)は、テレビのインタビ
ューの中で、「長生きの秘訣は ?」と聞かれると、「歌を唄うことです」と力強
く言い切っていたことはうなずける話です。

まさに、お一人おひとりが主役ですから、歌い上げたときの感動で自然と歓
喜が全身を揺さぶる。上手いも下手もない、皆が大きな声で唄えば気分がいい。
身振り手振りで楽しく唄う心のサプリメントです。

人生100 年の時代を迎え、年金、医療、介護の問題が横たわる中、歌声列車
は、元気なシニアを応援する新しい文化の創造の場ともいえましょう。

観光業者問合せ・街興しに一役か !

最近、県外の観光業者から「歌声列車を組み入れた観光コースの取り入れた
との問い合わせが多い。実現も間近いかも、実現すればそれは大きな街興し一
助にもなる。

長野県の白馬山麓の旅館組合でも山麓を走る鉄道で歌声列車を走らせたいの
で勉強に来たいとの問い合わせもあります。

ともあれ、歌声列車のスタッフは皆さんボランティアです。自分の持ってい
る技を生かしやりたい事と、自分ができることを率先して担当し汗をかく事、
更に社会が求めていることへの実現支援・達成努力をする事、この三つが重な
りあうところに地域再生の鍵があるように思います。

地方の時代・世界に発信 !

小湊線の沿線を見事に歌い上げた歌「君の住む街」「小湊線はふるさと本線」
の2 曲がオリジナル曲としてスタッフの力で誕生しました。

これらの歌を英訳、中国語訳で歌詞を付ける作業が現在進行中です。インタ
ーネットで世界の仲間に、我が市原の街を紹介・発信しようと代表の平さんが
奮闘中です。

東京・京都・富士山だけが日本を紹介する対象ではない、自分の住む街を世
界に発信する、まさに地方からの発信、今後ますます大都市志向から地方指向
への国民のニーズの高まりなどを考えると、その先駆けと言ってもいいのでは
ないでしょうか。

市原市の姉妹都市となっているアメリカのモービル市に「歌声列車IN 小湊鉄
道」の映像と共に英語で唄う「君の住む街」を送る計画をしている元市原ケー
ブルテレビの中村さんもそのお一人。

「歌に国境はない」、のどかな風景の中を走る小湊線、そこを走る歌声列車の
中で誕生したオリジナル曲を世界の人が唄うさまを想像するだけでもワクワク
してきます。

世界から観光で小湊線を訪ねてくださる日も遠くはありません。そんなこと
を夢に見ながら、歌声列車はこれからも走り続けることでしょう。

民放二社が取材・全国放映 !

昨年の9月には、テレビ東京の「レディース4」の取材を受け歌声列車が全国
に紹介されました。その後の反響も大きく他県からのお客さんが泊りがけで歌
声列車にご乗車下さいました。

又、今年の8 月には、TBS テレビ「みのもんたの 朝ズバッ! 」の取材を受
けました。「往年の若者たちが笑顔で集う”歌声列車”が大人気!」と銘ぶって
全国放映。これまた大反響で年内予約はすべて満席。問い合わせも殺到してい
ます。テレビの力は凄すぎる、キャンセル待ちが40 数席もでてしまうほどでし
た。

臨時号 急遽運行決定 !

今まで年に6 回、偶数月の第三日曜日に歌声列車を定期運行してきましたが、
年内10 月、12 月、の運行は満席です。

キャンセル待ち40 数名のお客さんを何とかしなければとの思いで、急遽9 月
16 日に臨時号を走らせることで、こちらに回って頂けるように電話で確認をさ
せて頂きました。幸いこちらに移って頂くことでこの臨時号も満席です。

しかし、まだキャンセル待ちのお客さんも10 数名おいでです。11 月の臨時号
も視野に入れてスタッフ一同体制を整える努力をしているところです。

来年度も偶数月の第三日曜日を、歌声列車定期運行と決定し予約の受付を開
始しました。お早目の予約の電話をお待ちしています。

小湊鉄道 0436-21-6771 までお願いします。

小湊線の四季を満喫 !

春は桜に菜の花、夏は菖蒲に紫陽花、秋はコスモスに紅葉、冬はイルミネー
ションに温泉と房総の小湊線は魅力いっぱいです。

車窓から見る四季の景色を楽しみながら走る歌声列車は何回乗っても常に新
鮮です。スタッフ一同心よりお待ち申し上げます。

                                文責 原地 宏幸

原地さんへ
こんばんは。
こちらこそお世話になっております。
また、この度は、このお便りとご感想をお寄せ下さいまして、有難うございます。
頂いたご感想を繰り返して拝読していると、過去のいろいろなシーンが、次々と目に浮かんできて、感無量です。
 
その結果、ご返事を差し上げるのが大変遅れてしまいました。お許し下さい。
そして私一人がご感想を頂くだけでは勿体無くて、多くの方に読んで頂きたく思い、ブログでも公開させて頂きました。
 
原地さんは僕のことをだいぶ褒めて下さっておられますね。
 
それは、とても有難いのですが、「いちうたグループ」の足跡は私にあるのでは決してありません。
確かに私が道を開いたことは確かですが、現在は一人の伴奏者に過ぎません。
それも脳梗塞や腰椎骨折などのために皆さまの介助がなければ何も出来ない身体になってしまいました。
 
それでも原地さん、笑レクさん、徳さん、安藤さん、美音岡 さん、そして大久保さんの皆さんが、優しい態度で接して下さり、とても嬉しい次第です。 
 
ウインドウズ7搭載のノートパソコンの入力は、僕に取っては、ミスタッチが多く、可笑しな文字が現れたりして苦笑の多発です。
 
でも与えられた環境に応じた生活をしなければなりませんので、我慢をします。
暑さはもうしばらくの辛抱ですが、お体にはお気を付けられて、ご活躍下さい。
 
9/16の「歌声列車IN小湊鉄道」臨時号でも宜しくご指導下さい。
やはり案の定、拙い文になってしまいました、ご判読をお願い致します。
それでは、お休みなさい。

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