実験的に水耕栽培をしていた時からずっと気になっていたのが、養液の水温管理でした。
去年秋に始めた頃、まだ暑かった事もあり、やはり水温が30度を超える日々が続きました。
その後段々涼しくなってきたので、今度は逆に水温をあげる事が必要になってきました。
最初は葉物野菜を作っていたので、成長のスピードが変わるくらいで今回のトマトのように実にダメージが出る事はありませんでした。
だけど、いつかはこの水温管理をきちんとする必要はあるだろうと考えていました。
それで、去年から考えていた事がありました。
それは井戸の水の利用です。
いまや水温を上げ下げするには、チラーやヒーターがあり、そういう設備を整えれば水温管理は思いのままです。
ただ、こういう物はいつも稼働させる必要がある為、非常に光熱費がかかります。
それに何よりももったいない・・。
そこで夏も冬も常に20度前後の温度を保っている井戸水をどうにかして使えないかと、常々思っていました。
もちろん農家ではすでに導入されている方は沢山います。
ただウチは一般家庭なので、どうするかずっと調べていました。
すると、ウェブ上で自分で井戸を掘ったという人達のサイトを沢山見つけました。
これを見たらもうジッとしていられません!
気が付いたらもう長靴を履いてスコップを持っていました(笑
根腐れ病を見つけた6月21日の次の日、22日のことでした。
場所は水耕栽培の養液タンクがあるすぐ横。
以前も1m50cmほど掘った事があるので分かっていましたが、家を建ててから入れた真砂土の下は造成した時、改良で使ったコンクリートが混ざった土で、スコップでは掘れません。
コンクリートとグリ石が混ざった層
スコップでは刃が立たないので、振動ドリルのキリをカット。
3分筋を溶接して。
ハツリます。
その層は10センチ程なので、その下は粘土層。
どこかのサイトで見た、塩ビ管の先に100均のスコップを付けてほぐしていくやり方でほぐしなら剣スコで掘っていきます。
もう結構掘れる深さでは無くなってきたので、この日は終了。
初日は1m余り
6月23日
多分、スコップでは掘れないので道具を製作。
朝一でコーナンに行って2.3mmの鉄の板を購入。
サンダーで丸く削り出しました。
真ん中に穴を空けて、カットし力技でヒネル。
ビニールハウスのパイプ(25.4mm)の先をカット
そこにイメージとしてはこんな感じ。
実際に溶接
さっそく試用
おお~、なかなか良いぞ
赤粘土から白粘土に変わり、その後土に。
ここ(約1.8m)で少し出水。
なんか早すぎる・・。
その後、砂も混ざってくる。
そして2.3mから砂利が混ざり、よくよく見ると
ん? 丸い石が混ざってる!
川やん!
確かにこの辺りは海に近く、それがどの位前だか分からないが、年配の人の話だとウチよりほんの1kmちょっとの所が海岸線であったとよく聞く。
地層を調べても、沖積層で後背地と載っていた。
後背地と言う表現は、非常に曖昧なのだけれど、その中には川の土手の反対側や海岸線より8km以内っていうのも含まれ、ここはまさに、海に注ぎ込む川があったような場所で、その上に堆積物である粘土が乗っている状態なのでしょうか。
まあいずれにしても、このまあるい石は上流から長い年月をかけて流れて来た石なのでしょう。
その後、また2.3mで水が大量に湧き始め、水深が地上から1.8mの所まで来た状態です。
ただ、砂利に阻まれ一進一退を繰り返し、2.6mでこの日は終了しました。
ところで水が出た時、ホントにそんなに簡単に出るものなのか疑問でしたが、よくよく考えてみるとまだまだこの辺は昔ながらの用水路のようなものがあちこちにあり、もともと川だと言う事もあって、すぐ下に地下水があってもおかしくない土地だったみたいです。
それよりも、ちょっと現実に戻ったのがその深さってこの辺に埋設してある下水管より大分浅い深さで、それを考えると何が混ざってるか分からない水やな・・・怖(^_^;)
もっと下の方の、層を狙わないとコレは使えんやろな~。
去年秋に始めた頃、まだ暑かった事もあり、やはり水温が30度を超える日々が続きました。
その後段々涼しくなってきたので、今度は逆に水温をあげる事が必要になってきました。
最初は葉物野菜を作っていたので、成長のスピードが変わるくらいで今回のトマトのように実にダメージが出る事はありませんでした。
だけど、いつかはこの水温管理をきちんとする必要はあるだろうと考えていました。
それで、去年から考えていた事がありました。
それは井戸の水の利用です。
いまや水温を上げ下げするには、チラーやヒーターがあり、そういう設備を整えれば水温管理は思いのままです。
ただ、こういう物はいつも稼働させる必要がある為、非常に光熱費がかかります。
それに何よりももったいない・・。
そこで夏も冬も常に20度前後の温度を保っている井戸水をどうにかして使えないかと、常々思っていました。
もちろん農家ではすでに導入されている方は沢山います。
ただウチは一般家庭なので、どうするかずっと調べていました。
すると、ウェブ上で自分で井戸を掘ったという人達のサイトを沢山見つけました。
これを見たらもうジッとしていられません!
気が付いたらもう長靴を履いてスコップを持っていました(笑
根腐れ病を見つけた6月21日の次の日、22日のことでした。
場所は水耕栽培の養液タンクがあるすぐ横。
以前も1m50cmほど掘った事があるので分かっていましたが、家を建ててから入れた真砂土の下は造成した時、改良で使ったコンクリートが混ざった土で、スコップでは掘れません。
コンクリートとグリ石が混ざった層
スコップでは刃が立たないので、振動ドリルのキリをカット。
3分筋を溶接して。
ハツリます。
その層は10センチ程なので、その下は粘土層。
どこかのサイトで見た、塩ビ管の先に100均のスコップを付けてほぐしていくやり方でほぐしなら剣スコで掘っていきます。
もう結構掘れる深さでは無くなってきたので、この日は終了。
初日は1m余り
6月23日
多分、スコップでは掘れないので道具を製作。
朝一でコーナンに行って2.3mmの鉄の板を購入。
サンダーで丸く削り出しました。
真ん中に穴を空けて、カットし力技でヒネル。
ビニールハウスのパイプ(25.4mm)の先をカット
そこにイメージとしてはこんな感じ。
実際に溶接
さっそく試用
おお~、なかなか良いぞ
赤粘土から白粘土に変わり、その後土に。
ここ(約1.8m)で少し出水。
なんか早すぎる・・。
その後、砂も混ざってくる。
そして2.3mから砂利が混ざり、よくよく見ると
ん? 丸い石が混ざってる!
川やん!
確かにこの辺りは海に近く、それがどの位前だか分からないが、年配の人の話だとウチよりほんの1kmちょっとの所が海岸線であったとよく聞く。
地層を調べても、沖積層で後背地と載っていた。
後背地と言う表現は、非常に曖昧なのだけれど、その中には川の土手の反対側や海岸線より8km以内っていうのも含まれ、ここはまさに、海に注ぎ込む川があったような場所で、その上に堆積物である粘土が乗っている状態なのでしょうか。
まあいずれにしても、このまあるい石は上流から長い年月をかけて流れて来た石なのでしょう。
その後、また2.3mで水が大量に湧き始め、水深が地上から1.8mの所まで来た状態です。
ただ、砂利に阻まれ一進一退を繰り返し、2.6mでこの日は終了しました。
ところで水が出た時、ホントにそんなに簡単に出るものなのか疑問でしたが、よくよく考えてみるとまだまだこの辺は昔ながらの用水路のようなものがあちこちにあり、もともと川だと言う事もあって、すぐ下に地下水があってもおかしくない土地だったみたいです。
それよりも、ちょっと現実に戻ったのがその深さってこの辺に埋設してある下水管より大分浅い深さで、それを考えると何が混ざってるか分からない水やな・・・怖(^_^;)
もっと下の方の、層を狙わないとコレは使えんやろな~。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます