昨日、9月25日(木)に笠置町議会9月定例会の3日目を開き、一般質問をしました。
町が運営するデイサービスセンターを民間に移譲する話がすすめられており、問題としてとりあげました。
「デイサービスセンター」は「いこいの館(温泉施設)」と一体になっています。電気なども分離されておらず、デイだけで使った電気使用量などもわかりません。そこでデイだけで使ったと考えられる分の電気代などを計算し、いこいの館の運営側(現在は「株式会社料理かしば」(民間)が運営)に共益費というかたちで支払っています。
問題は、「かしば」に支払う共益費と今回参入予定の民間業者からいただく共益費(家賃含む)とに差額が生じていることです。
「かしば」に支払う共益費は月約60万円、民間業者からいただく共益費(家賃含む)は月約40万円で、約20万円も差額があります。
当局は、民営化は行財政のスリム化が利点の1つだといっています。デイのここ3年での決算額では収支が年マイナス20万円~100万円となっており、民営化することとでこの部分がなくなるともいっています。
しかし、共益費の差額約20万円を支払い続ければ、年で約240万円となり、民営化で逆に負担が増え、行財政のスリム化という当局のいいぶんと矛盾することになります。