jazzy『札幌自然館』

自然、登山、山野草&JAZZ

手稲山からの展望

2021年04月02日 | ▲登山

2021/4/2 手稲山頂上ケルンより

 今年初めての手稲山頂上台地、正確には頂上ではなくケルン頂上と呼ばれる地点。
最近は北尾根コースから見晴らし台付近で折り返していた。サッポロテイネスキー場は、ハイランドソーンとオリンピアソーンに分けられるが、4/2からはハイランドソーンのみの営業となった。なお、見晴らし台はオリンピアゾーンの終点付近となる。

 雪解けも進み、アプローチ道のアイスバーンも殆どなくなったことから、ハイランドゾーンまで車を進めてみた。

  

好天に恵まれ、駐車場から増毛山地、樺戸山地が鮮明に見渡せる。

 ゲレンデから登山者がスノーシューで降りてくる。よくよく見たらゲレンデの脇を登山者、スキー登山者が数名歩いてるではないか。これも陽気に誘われての行動か?

 スキーコース内は危険なためゲレンデの脇又はコース外を歩き、大雪山系が見えるところまでツボ足で歩いてみることにした。念のためアイゼンも携行していたが、気温も高く雪が緩みツボ足でとても歩きやすい。
 途中、スキー場のパトロールの方と2度お会いしたが、脇を歩いたため特に注意されることもなかった。

 気が付いてみれば8合目付近で、十勝連峰と大雪山系が見えてきた。この先は雪が締まっているため好きなところを歩き続け、ショートカットして1時間でケルン頂上に到着した。なお頂上付近は今でも積雪は、250㎝程度あるようだ。

 帰路は女子大回転コースの脇を利用して一気に終点まで20分で到着。但しこちらのコース、一部がアイスバーンとなっている箇所があることからアイゼンが必需品、又ここを避けて作業道路に迂回して降りた方が安全である。

 さすがに手稲山からの展望は素晴らしい!

 札幌近郊の札幌岳、空沼岳、余市岳、定山渓天狗山、無意根山、その先には羊蹄山、そして支笏湖方面の山々が一望できる。さらに小樽方面の山々、増毛山地、夕張岳、芦別岳、さらに大雪山系と十勝連峰へと続く。遮るものは何もない。

 残念なことに日高山脈は春霞ではっきりしなかった。
次回は、天候の良い日に、頂上標識のある手稲山頂上を目指すこととしよう。


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