野幌森林公園 自然観察

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北広島産 ヘイケボタルの生態:室内飼育の結果より

2017-09-17 18:30:41 | 日記
1)五齢(終齢)の生体体重 
雌 個体数=n 17 :65~76mg 平均70mg
雄 個体数=n 19: 41~50mg 平均46mg
(2)羽化直後の生体体重
     雌 n=17:43~53mg 平均49mg
雄 n=19 :26 ~ 34mg 平均30mg

(3)産卵直後の生体重量:雌 n=17,29~35mg 平均32mg

(4)羽化して1週間後の雄の生体重量mg n=19,18~23mg 平均20mg

(5)上陸日からよう化日までの日数
      雌 n=17, 34~37日  平均 36,6日
      雄 n=19, 35~41日 平均 38日

(6)よう化日から羽化日までの日数
      雌 n=17 9~10日 平均 9.4日
      雄 n=19 8~9日  平均 8.6日

(7)産卵数 n=17,154~192個 平均個数 173個

(8)成虫の生存日数
     雌 n=17,17~19日    平均日数 18.5日
      雄 n=19、14~20日   平均日数 17日
(9)上陸から羽化日間の生体重量の減少量mg/日
     雌 n=17,0.45~0.46
雄 n=19, 0.32~0.34
(10)孵化後1週間における生体重量の平均減少量mg/日
     雌 n=17, 2.36~2.67
雄 n=19, 1.17~1.63
説明~解釈は長くなるので本日は数値のみ。

北国 この時期のヘイケボタル

2017-09-11 20:45:42 | 日記
 9月11日夕食後
夜の散歩に出かけた。
わが散歩道。
自分勝手につけた、ホタル水路。
その傍を通って見る事に。
水路に入る事もあるので長靴をはいて。
気温 15°C、肌寒し。
この気温では飛ぶ事は無い。草むらに静かに光を点滅。過去の経験より。
水路に近付く。
水路を境に、山林と草原。
水路は申し訳程度、荒れ放題。
懐中電灯をたよりに水路わきを目を凝らしながら歩く。
最初の1匹を見つけた、同様に2匹・・・4匹。
長靴には水、侵入。音がする。
4匹をポリ袋に入れ持ち帰る。
全てメスであった。
経験から、ホタルの出始めはオス。
この時期は雌が多い。
オスとメスが同時にいるのは、この地では8月上旬~中旬かも知れない。
生息時期がずれていては産卵できない。
自分が室内で行った調べではメスの寿命は、17~19日。オスは14~20日。
出はじめと終わりの個体は受精に関与しないのか?
最近、水田が放置されている水路は荒れ果て、ホタルはいない。
ホタルと水田は関係が深い。
ホタルの餌はカワニであるとの認識がある。
しかし、ヘイケボタルの幼虫はモノアラガイも非常に好んで食べる。
幼虫にとっては、手ごろの大きさで柔らかく食べやすい様に見える。
わが地方の、ヘイケボタルの減少の一因は、水路の放置、荒廃によるものだと考える。

珍しい 予行演習

2017-09-05 18:20:52 | 日記
 7月下旬の事
九州の姉の甥から訃報の電話があった。
つまり、かねて入院中の弟が死去したとの事。

自分は、北海道 在住。
なんとかして、九州に飛びたい。
飛行機の空席があるだろうか?
喪服一式と数日間の下着類をスーツケースに投入。
行動も不安定。

そうこうしている内にまた甥から電話。
驚くなかれ、弟は未だ死んでいなかったから九州に来る必要は無いとの事。

この間の、数時間 生きた心地がしなかった。とりあえず我に返った。

この誤りは、高齢の姉にあつた様だ。
病院から姉に、容体が悪いから、直ぐに来て欲しいとの連絡。
姉は、弟が危篤の状態と判断。
病院に駆けつけると、なんの反応も無かったので、勝手に死亡したと判断。
ここに大きな間違いがあった。

死亡の確認は医師がするのだろうが。

知らせの伝達はどこにいても世界中に
瞬時に伝わる。

九州の方では、霊柩車・通夜・告別式・・の手配もしたらしい。


それから、約一カ月後の、早朝に死亡したとの連絡 あり。

新千歳空港から福岡空港に飛んだ。

無事に、通夜・告別式も終わった。

弟は、独身であった。せめて結婚して子供がいたらと思う。
専門分野では、博士の学位を有していた。人並み以上に勉強をしていたのかと思う。

弟を偲ぶ目的で、身内が温泉兼ホテルに集まった。

誰かが言った。あの予行演習があったから本番は上手く行ったと。みんな笑ったが、暗黙の了解。

高齢の姉の過ちをとがめる事は無かった。

平凡な事だが、人は結婚して子供を残す事。
この営みが、生物~人の基本ではなかろうか?
そうでなければ、人類の繁栄は無かろう。その様な気がする。

現代の日本社会に於いては、独身者が増加の傾向にある。
弟の様な死を迎える例も多いであろう。
自分にとっては淋しい思いがする。











カミソリ:忘れ物

2017-09-04 14:20:26 | 日記
 先週、金曜日に近くの温泉に行った。
この温泉にはフィットネスの施設がある。

今日、フィツトネスを終えて、温泉を利用。 
脱衣所で、バッグにしまっているカミソリを探したが見当たらない。

先週、9月1日(金)に同温泉を利用したから、ここで紛失したに違いないと、見当。

係りの女性にその旨を伝えた。
女性は、区分けされた袋から目的のカミソリを探し出してくれた。

これですかと。そうです。カミソリは無事に自分のもとにかえった。

温泉には、タオルをはじめいろいろな忘れ物が多い様だ。
そのためか、忘れ物をしない様に張り紙がある。

忘れ物のラベルには、月日・場所が記載され管理されていた。
ある期間 保管後は、廃棄されるとの事
係りに、「安心して忘れ物が出来ますね」と言ってその場を離れた次第。

自分には、安心して利用できる施設が何よりだ。