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コンパクトドリッパーは美味しい

2016-06-08 22:54:49 | 美食

 正確にはアウトドア用のmont・bellコンパクトドリッパーで淹れたコーヒーは美味しいということです。
約40年前の学生時代にはアルバイトながら福岡市天神の某所のコーヒーカウンターでコーヒーを淹れていたほどコーヒー好きです。
ネルドリップとサイフォンをあつかっていました。

その後は個人的に手軽なペーパーフィルターを数十年も使っていましたが、納得いくような美味しいコーヒーが出来ていなかったような気がしていました。
定年退職後の暇を持て余して、いく通りかのコーヒーの抽出方法を試していたところ、mont・bellのコンパクトドリッパーに辿りつきました。
今まではコーヒーに本来存在する脂肪分と甘味成分がペーパーに吸収されていたようです。(感覚的なもので証明はできませんが。)
このコンパクトドリッパーを使うとネルドリップに近い出来になります。
そうなることを表現すると、朝飲んだコーヒーの甘さが昼食後夕方までも自身の口の中に支配されることに気づきました。
甘みがそれほど残るんです。
ぺーパードリップでは澄んだコーヒーが出来ますが、このドリッパーでは少し濁ります。
これが甘み成分の所以ではないでしょうか。
澄んだお茶と多少濁ったお茶では後者の方が味わい深いのに似ています。

さらに、抽出時のお湯の温度を87℃~88℃に温度計で管理し、らせん状にお湯を滴下(コーヒーの指南書等にある「の」の字や五百円玉を無視して)することにより泡をより多く形成し、
アクや雑味をそこに閉じ込め、セオリーですが端にはお湯をかけず、沢山の泡はそのまま残りますので最後の一滴まで放置してよさそうです。

このドリッパーはネルドリップと同じように水洗いする手間はかかりますが、水に漬けておく必要はなく繰り返し使えてエコです。


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